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95日目

 1km以上の頭を冷やしながら抗がん剤の投与を受けている超長髪の美女の病室にねずみ君がお見舞いに来ていた。

 超長髪の美女は少し入院疲れしていた。


「はぁ…。」

「どうした。」


 超長髪の美女はため息を付いた。ねずみ君は心配そうに尋ねた。

 しかし、超長髪の美女は何も反応が無かった。

 ねずみ君が超長髪の美女に声を掛けた。


「見て!」

「?」


 ねずみ君はひそかに習得していた大技を超長髪の美女を励ますために披露した。


「I字バランス!!」

「スゴーイ!!!」

髪を全て失うまで後5日!

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