6日目
1km以上の超長髪の美女の家には3人の男の知人が集まっていた。
「今週も就職活動もせず、ずっと家にいたのか。」
知人の羽丹襾夘圖郎が呟いた。彼は恋人がおり、きちんと仕事している。通称わに君である。100日後にアメリカ旅行で彼女に良い所を見せようとしてロシアンルーレットをして一発目で頭を撃ち抜いてしまい死亡する。
「ちゃんと就職した方がいいぞ。」
知人の根津壬朴郎もそう忠告した。彼も恋人がおり、虚弱体質だが、きちんと仕事している。通称ねずみ君である。101日後にコロナウィルスに感染し急死する。
「そうだぞ。働くのは大変なんだぞ。でも仕事が好き!」
知人の懋虞螺而檎郎もそう説得した。彼はゲイであり、彼も男性の恋人が居る。そして、ブラック企業で働いている。通称もぐら君である。102日後に過労死する。
「良いのよ!働かなくて!もこの1000m以上の長い髪を売ればお金は手に入るし!」
超長髪の美女は自分の抜けた毛を見つけて拾い上げた。
「この抜けた髪の毛を売るだけで、1本100万ドルになるのよ~!」
「マジか!?」
ねずみ君が驚いた。わに君ともぐら君も感心している。
「すげー!」
「100万ドルの髪の毛よ~ん!」
髪を全て失うまで後94日!