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36日目

 1km以上の超長髪の美女は、わに君の自宅に居た。


「何を見ているんだ?」

「きゃっ!他人のスマホを覗きこまないでよ!」


 超長髪の美女は慌てて画面を隠した。しかし、時すでに遅し。わに君は見てしまっていた。


「例のアイドルコンテストの応募画面じゃんか。応募しようかどうか迷っているのか?」

「実はそうなの…。」


 超長髪の美女はわに君にスマホを見せた。


「もう応募用の写真や履歴書まで作成していたのか!」

「そう。もう応募ボタンを押すだけなのだけれど・・・。やっぱり今回は見送って来年まで待とうかしら・・・?」

「今送っちゃえよ!どうせ出る気はあるんだろ?」

「でも来年で良いわ…。」

「隙あり!」

「あっ!?」


 わに君は応募ボタンを送信してしまった。


「何てことするのよ!」

「そうやって逃げてばっかりいたら来年も結局出ずじまいになるんじゃないか?」

「…。」

「やって後悔するのとやらないで後悔するのだったらどっちがいい?」

「それはやって後悔した方が建設的だとは思うけれど…。」

「ほらな!その素晴らしい髪の毛を皆に見せつけてやれよ!」

髪を全て失うまで後64日!

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