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『劣等生心得』『ただの正直者』
・「劣等生だって、立派に生きているんだ!」
・「正直者過ぎる人」
今回は、そんな二つのお話です。
『劣等生心得』
一つ、人類皆平等!
何等生でも対等だ!
二つ、平均下げる義務!
生徒を安心させるのだ!
三つ、宿題しない義務!
先生のヘイト管理だぜ!
四つ、時たまズル休み!
仮病で楽しく遊ぶのだ!
おまけ、我らはすごいんだ!
別の才能探すのだ!
そっと心に留めよう!
劣等生の心得だ!
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『ただの正直者』
そんなにさ。
簡単に変わるわけないじゃん。
立場は、すぐには変わらないものだから。
だから、
口先で謝っても、
内心では反対の気持ち。
それならいっそ、
謝らない方が誠実じゃない?
嘘の謝罪より、
真実の気持ちの方が、
本当は正しいはずなのに…………。
謝られるのが嬉しいのは、
相手の気持ちが変わったからじゃない事なんて、
流石に分かってるでしょ?
本当は、
言葉だけでも相手を屈服させたのが、
嬉しいだけなんだ。
もう、止めようよ。
言葉が、
泣いてるよ。
何と言われても、
わたしは、
「正直者」でしかいられないから。
「正直者」でしかない、
わたしの言葉。
……受け取って?
お読みくださりありがとうございました。明日は、『迷い』『離散』です。お楽しみに!




