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全小説家へ!! 行間の使い方、考え方、コツ

作者: 葱炒め

はいどうも小説中毒者です。

自分語りもダサいので早速ですが究極の行間を伝授します!!。

意外と知らない活用法などを教えていくのでぜひ見てください。

主にネット小説用ですが他の場面でも使えると思います。

一度に紹介すると分かりづらくなるので3つ。

これをするだけでぐっとよくなるよ、という行間の使い方を分けてお教えします。




1つ目は


強調したいときに使え  です


これだけでは「え?」となってしまうそこの君!!。

さっそく例を見てみよう!!。


パターン1

・今日から異世界学校に行くのだ!!。

どんな人に会い、どんな人と仲良くできるのか。とても楽しみだ。


さあ、この角を曲がればあの学校へ…。


「「きゃっ」」


角でぶつかった俺と女子は、なぜか俺だけ吹っ飛ばされた。

よく見ると彼女には牛のような強固な角が生えていた。


パターン2

今日から異世界学校に行くのだ!!。

どんな人に会い、どんな人と仲良くできるのか。とても楽しみだ。

さあ、この角を曲がればあの学校へ…。

「「きゃっ」」

角でぶつかった俺と女子は、なぜか俺だけ吹っ飛ばされた。

よく見ると彼女には牛のような強固な角が生えていた。



文章は5分で書いたので許してください。

お分かりだと思いますが、パターン2は行間が無く、流れるような文章になっており、

パターン1はいかにもライトノベルの小説という感じがしますよね。


そう!これこそが大切なところなのです。

普通の一般小説とは違い、「なろう」と呼ばれるネット小説は心理描写よりセリフの方が多く、

アニメのように、流れるような場面展開が多いです。

それゆえに行間が無いと、大切なセリフシーンを流し見して

読者が今の情景が分かりづらくなったり、読者の心を掴めなかったりします。


自分たちが書いた大切な小説を読者にちゃんと読ませるために、

行間は大事なときに使ってあげましょう。



2つ目は


行間を使いすぎるな  です



1つ目では行間を使えといったのに、2つ目では使うなと!?

そうキレている読者様。落 ち 着 い て 下 さ い 。

さっそく例を見ましょう。


今日から異世界学校に行くのだ!!。


どんな人に会い、どんな人と仲良くできるのか。とても楽しみだ。


さあ、この角を曲がればあの学校へ…。


「「きゃっ」」


角でぶつかった俺と女子は、なぜか俺だけ吹っ飛ばされた。


よく見ると彼女には牛のような強固な角が生えていた。



読むの面倒くさくありませんでしたか?

なろう小説ではこれがポピュラーではありますが、

忘れてはいけないことがあります。


行間が増えるごとに読者へ手間をかけていることに。


このことを忘れている方が多いと思います。

一般の本では、1ページに700から900字あります。

行間が多いとどうでしょうか。700字読むのに何回もスクロールしなきゃいけなくなりますよね。

読者がこれを面倒と捉えるかは、小説の面白さによりますが、大体の読者は

「こんな面白いかどうかも分からない自作ネット小説に時間をかけられるか」

と思われて、本を閉じてしまうかもしれません。


だからこそ、読みやすいように行間を考えなければなりません。



3つ目は


場面展開したいときに使え  です


私の小説を読めばわかると思いますが、

「伝えたい事柄が変わったら行間を入れる」

ということをしています。


↑の行間のように、一つの行の塊を作って、

そこから違う説明、場面転換をしたいときに行間を入れましょう。



最後に、行間はネット小説にとって読んでもらえるかどうかの大切な工夫です。

行間が無いと文章が伝わりづらいし、行間が多いと、スクロールが面倒。

なので、一度読者目線で読んでみて、行間が欲しいな、と思うところに行間を入れる方法が

とてもいいと思います。


皆さんも行間を上手く活用して楽しい小説ライフを送ろう!


質問等があればなんでもお答えします。


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