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第7章 魔王を倒す手掛かり

 次の朝、大地は早々と目覚めた。どうやら魔物は近づいて来なかったようだ。フィアラはもう起きている。

「もう行く?」

 大地はフィアラに訊いた。

「良いけど」

 短文で答え、フィアラがこちらを向いた。

 この山もまだ峠であって先が長そうに思えてきた。大地は歩き始めた。やるには見ることのできなかった光景であった。森の木々たちが生き生きとしているのを見て大地は笑みを浮かべた。フィアラも相変わらず頭から下りてくれない。まぁ、首の筋肉がつくなら良いか? 大地は頭を振った。

 その時、山の奥の方からとてつもない大きな雄叫びが響いてきた。猛獣の鳴き声だ。相当大きな魔物に違いないと大地に戦慄が走った。頭の上のフィアラも今の出さすがに驚き、頭から落っこちた。

「な、何なのよ。今の」

「分かんないけど、結構相手は大きそうだよ」

 そう言って、猛獣の恐怖を感じながらまた進み始める。少し進んだところで早くもその時がやってきた。大きな岩が目の前に突っ立っていた。大地はてっきり岩しかないと思っていた。通り過ぎようとした刹那、岩陰からすごい勢いで魔物が突進してきた。「危ない!」と大地は素早く避けた。

 大地は目を細めた。

「あんなところに魔物がいたなんて……。大地、あんたよくあんなのよけれたわね」

「フィアラこそよく判断してしがみついていたね」

 大地はハーッと息を漏らした。

「やっぱり……」

 猛獣の正体は「邪豚」だった。魔物の中でも特に攻撃的でいろんなものを破壊しまくる凶暴な奴だ。強さはスルメの20倍にも相当する。豚という名がついている割には、頭部には猛々しい角が生えており、どちらかというと牛に近い種かもしれない。まったく、名付けた人がどんな考えで名付けたのか聞いてみたいものだ。

 ふんふん鼻息を漏らす邪豚を大地はじっと睨み付け、攻撃体勢になった。邪豚も足で地を蹴り、戦闘の準備を始めている。

「ダイチ。あんなのに勝てるの?」

 フィアラはそっと耳元で話しかけてきた。

「スルメとは飽きれるほど戦ったことあるけど、邪豚はさすがにないからわからない」

「300よ」フィアラはもうすでもロードを使っていたようだ。

「行けそうだね」大地はニッと笑った。

 邪豚はお構いなしに大地に向かって突進してくる。大地はタイミングを合わせ、剣を振った。――キンッ。攻撃がはじかれた。自慢の角で払いのけたのだ。

「何だ、このスピード」大地は驚いた。

「ちっ、こうなったら……」

 大地は邪豚に向かって手を開いた。

「ラゴス!」

 激しい光が放たれたかと思うと、大地の手からは光の球体が飛び出す。もう一度向かってきた邪豚は雷撃を受け、その場に倒れた。死に際に体をびくびくと痙攣させる邪豚を見つつ、大地は剣を収め、フィアラが寄ってくるのを待った。

「ふう、もう慣れた」

「あんたやっぱり天才ね」

「うん。でも、こいつ食えるかな?」

「う~ん。良いんじゃない? あたしは食べないけど」

 大地は邪豚の肉を剥ぎ取った。紫がかった異色の肉だが、一応食料として持ち歩くことにした。腰の袋に小切りにした邪豚の肉を入れると、フィアラが頭上にいるのかを確認して、歩き始める。


 かなり時間が経った。レガリアはもうすぐというところで大地はある洞窟を発見した。ふと、殺気が走った。邪豚が近くにいる。大地の勘では洞窟の中にいると判断できた。

「フィアラ、入る?」

「何で? レガリアはこっちよ」

「そっか」

 今この中にいるはずの邪豚と戦ったところで何かが起きる訳でもないし、ここでくたばる訳にもいかなかった。大地はあっさりと流した。

「うん。レガリアが先だ」


 賢者の生まれ育つ町と言われるほどはあると大地は思った。確かに賢者の風貌に近い者がたくさん出歩いている。服装はローブのようなものだ。

「すごいな」大地は静かに言った。

「でさぁ、ダイチ。ここに何しに来たの?」

 今頃になって聞いてフィアラに大地は素直に答えた。

「魔王と戦うんだったら魔王についての知識も必要かと思って」

「そんなの力付けた方が良いんじゃないの?」

「いや、良いんだよ」

 行きかう人ごみを抜け、町の中心部に位置していると思われた図書館もそう簡単には見つからなかった。掲示板を見て、町の端に位置していることに気付く。そこにも人は沢山いてそんな混雑の中を通り抜けると、ようやく図書館を見つけ出した。ずいぶんご立派は図書館だ。表面はメッキかどうかは分からないが、金のような輝きを放っている。

大地は中へ入った。

 中も結構な混雑現状だった。なぜこの町はこんなに人口密度が高いのか分からない。皆そんなに本が好きなのか。大地は思った。そんな中で大地は「魔王の情報」が載っていそうな本を探し始める。

「フィアラ。ここからは別々で探そう」

「良いわよ」

 2人は別れた。大地はまず、基本的な場所から探し始めることにした。

高い所が怪しいと思った大地は押すとシューッとスライドする梯子の一番高い所の本を探した。


 その頃フィアラは図書館1薄気味悪く誰一人近寄ることのないような場所にいた。

「魔王についての本なんて大体こんなとこにあるもんよ~」

 フィアラはそう言うと、その本棚から本を探し始めた。何万とある本の中からある探り出すのはそう簡単なことではない。しばらく探しているとフィアラの目にある本が止まった。【種族の記】という本だ。世界に存在するありとあらゆる種族が記載されている本のようだ。フィアラの心に一滴ぐらいの好奇心が生まれた。

「種族ねぇ。妖精も載ってるかしら?」

 フィアラがページをパラパラめくっていると、あるページが目に留まった。そして、目を疑った。

“聖邪族”

 フィアラの手が震えた。そのあとの言葉を読んでいく。

――聖なる邪神の種族。戦闘能力は世界に存在する種族の中でも特に高い。時に人間を襲う凶暴な性格を持つ者が多く、破壊と殺戮を楽しむとも言われる種族である。500年前に起きた魔王戦争の約半数は聖邪族が占めていたと言い伝えられる。姿かたちは普通の人間と同じように見えるが、爪が普通の人間より獣に近く、鋭くとがっている――。

 フィアラは昨日のことを頭に浮かべていた。大地の爪は確か――鋭くとがっていた。何かの間違いかもしれない。そんなものは信じない。大地は恐るべき聖邪族だったなどと。フィアラは周りを見渡す。誰もいないことを確認すると、そっと本を本棚に戻した。よく考えてみれば、今書いてあったことは魔王に関係していることもあった。いくら能天気なフィアラでも身近にそんな恐ろしい種族がいたなんて思いもしなかった驚きでそんなことを考える余裕はなかった。

「えっ? でも、ダイチがそんな悪い奴にも見えないけど……」フィアラはぼうぜんとしてつぶやいた。 そして、ハッと魔王の話題に頭を変え、さっき読んだことを記憶した。

「500年前に魔王戦争があった、と」

 フィアラは呟くと、本棚の陰からいきなり大地が現れた。フィアラはビクッとして、不意に本をバンッと閉じ、大地の方を振り向いた。

「何かあった?」大地が聞いてくる。

「え、えぇ、あったわよ。え~っと、500年前には魔王戦争があったんだって」さっき読んだことをそのまま言った。

大地は頷く。

「そうなんだ。よく見つけたね」

 フィアラは大地の表情をよく窺った。やはり、そんな種族には見えない。

「大地、あんた――」

 つい言いかけてしまった。ここで言ってしまったら、大地がどう思うだろうか。それを考えたら、口が勝手に閉じた。やっぱり自然と気づいていった方が……。

「何?」

「えっ? いや、なんでもないの。……それで、あんたは何か見つけたの?」

 大地はニコッと笑みを見せ、本を取り出した。

「見つけたよ。魔王を倒すための剣について載ってた」

「へぇ~、そんな剣があるんだ~。」

「うん。伝説の剣っていうらしいよ。その後に何かまだ続きがあるみたいだけど、なんか破られてるんだ」

「え、じゃあ、どうするの?」

「どうしよう……」

「なんと! 伝説の剣を作りたいと!」

 大地もフィアラも同時にドキッとして、声のした方を振り向いた。そこにいたのは老いぼれとは言いすぎだが、頭の先まで白髪に包まれた老人だった。

「は、はい。おじいさん、何か知っているんですか?」

「あぁ、知っておるとも。とにかく、()()()()、わしの家に来たまえ」

 一瞬、2人は黙り込んだ。老人は何故、二人が黙りこんでしまったのかが分からず、顎に生えた髭を手でなでながら、「はて?」と首をかしげた。2人の頭の中には同じことが思い浮かんでいただろう。あれ? 今、なんて言った? 2人とも? そんな馬鹿な。

「おじいさん、もしかして、ここにいるの見えます?」

 目を丸くしながら、大地はフィアラを指差して訊ねた。

「おぉ、見えるとも。かなりの可愛い()じゃないか」

 かなりエロそうなじいさんだと大地は思った。フィアラはあまりの驚きと恥ずかしさで顔を赤くし、軽く老人に頭を下げ、挨拶代わりとして、流した。しばらくして、慣れてくると、老人に連れられ、言われるがままに歩き進んで町の逆の外れにある家にたどり着いた。

 その家の表面はボロボロに傷んでおり、少し指で押しただけでも跡形もなく崩れ去ってしまいそうな現状だった。そんな不安を心の隅に置いておき、大地は老人に手招きされ、中へと入っていく。

中は本があちこちに散乱していた。大地は周りを見回していると、老人は近くにあった木製の椅子に腰かけた。

「それで、あなたは――」

 大地が言おうとすると、老人が先に言った。

「わしは次郎。見たとおり、ただの老人じゃな」

 老人は自慢げに自分のひげをなで、ニコッと笑った。

「それで、どうして剣のことを?」

「わしはのぅ、こう見えても昔はすごい賢者じゃったんじゃ。そんな剣のことぐらい知っておって当然のことと言えるじゃろう」

「おじいさん、そんなにすごい賢者だったんですか?」

「あぁ、そうじゃよ。ここらでは天才だの言われるほどじゃったが、しかし……」

「しかし、何ですか?」

「やはり、若いもんには勝てんかった。わしが天才と言われたのもほんの一瞬のことじゃった。世代交代というものか、近所に1人の娘さんが生まれたんじゃ。その子が本当に天才であった。普通、呪文というものは1度覚えるのに相当な時間を要するはず。しかし、あの子は違った。ほんの1、2回呪文を唱えただけで初歩的な呪文は使えことができた」

 今の話を聞いた大地は思わず、次郎に言った。

「あの……僕、いきなりできたんですけど」

「そうなのよ。ダイチったら、いきなり呪文使っちゃうんだもん」

「はぇ?」次郎は首をかしげた。

「ラゴスっていう呪文なんですけど」

「やってみぃ」

「はい。ラゴス!」

 呪文を唱えた瞬間、大地の手のひらから小さな光の球体が浮かび上がった。そして、あの時見せたように球体は電撃を放ち、消え去った。次郎は唖然としてその光景を見ていた。

「ほ、本当に初めてなのか?」

「はい」大地は頷くと、次郎はにこやかに笑みを浮かべ立ち上がった。

「素晴らしいぞ。君、親の名前は何だね?」

「え、そ、それが知らないんです。生まれた時からいなくて」

 大地が下を向くと、次郎は強引に大地の顔を持ち上げ、顔をじっと眺め始めた。大地の次郎と目が合って、相手の顔をよく観察することができた。常に触っていたかのよなつややかなひげを大地は見詰めた。しばらくして、次郎はまたニコッと笑みを浮かべると同時に驚きの度を大きくした。また椅子のドンと腰かけた。

「ま、まさか……。よく見たらそっくりじゃないか」

「だ、誰にですか?」

「蜜柑ちゃんに」

「女の子ですか!?」

「いや、その天才の娘というのが蜜柑という名なのじゃよ」

 一瞬、このぼろついた部屋全体が空虚に入ってしまったかのように、沈黙に包まれた。大地もフィアラもそして、次郎も唖然とした表情を浮かべ、その場で固まっていた。

ようやく、口が開けるようになった。が、先に口を開いたのはフィアラだった。

「ってことは……ダイチは天才賢者の息子なの!?」

「そうかもしれん」次郎は半信半疑に言った。

「お母さんがそんなにすごい人だったかもしれないなんて……。それで、次郎さん。その人の写真ありますか?」

「あぁ、もちろんあるぞ。蜜柑ちゃんはもう大人気じゃったからな。写真はバンバン撮りまくったわい」

 やっぱり、ただの変態爺にしか見えてこないのは気のせいだろうか。それはともあれ、大地は例の写真を見せてもらうことにした。老人が持ってきたのはとある小さな本だった。

「それに挿んでおいたんじゃ」

 老人が本を開けようとすると、隙間からぽろっとしおりのように写真が一枚抜け落ちた。大地はそれを目で追いかけた。

「おぉ、これじゃ」

 大地は写真を拾い上げ、見た。母かもしれない人物の写真とのご対面だ。それを見た時点でもう母だと確信していた。かなりとまではいかないが、雰囲気的に言えば、確実に自分の母だと思えた。結構若い頃の写真らしく、大地も思わず魅かれてしまいそうな可愛さだった。それの本人に会えたらな。大地は強い願望を抱いた。

「目なんかは特にそっくりじゃないのか?」

「はい、絶対、母だと思います」

「良かったじゃないの。あんた、親の顔1人見れて」

 フィアラにそう言われ、大地はもう1つの訊きたいことを訪ねた。

「あの、この人、誰と結婚したか分かりますか?」

「う~む。それは分からん。数年前に蜜柑ちゃんはこの町を出ていってしまってのう。それ以降は一切情報は聞いておらんし」

「そうですか……」

 ダイチがうつむこうとすると、フィアラが起こした。

「大丈夫よ。母親だけでも分かったんだから。父親はまた違う場所で分かればいいじゃないの」

 フィアラの励ましに勇気をもらった。

「それにしても、蜜柑ちゃんはいつみても可愛いのぅ。そこの妖精さんぐらいじゃ」

 これは完全に逝ってしまっているようだ。フィアラは恥ずかしさと同時に半分キレているように見えた。もうこの爺は……。大地は心の中でそう呟いた。

「写真は撮らないでよね」

「分かっとる。え、あ、それで話が全然違ってしまったが、お前さんたち、伝説の剣が作りたいんじゃろ?」

 大地とフィアラは同時に頷いた。

「あい、分かった。ささっと言うからよく聞いておれ。伝説の剣というのは、いろいろと用意するものがある。どれも並の者じゃ採れん代物ばかりのはずじゃ。まぁ、お前さんならやれるかもしれん。材料というのはまず、「古剣」、これがベースじゃ。そして、「覇王石」、「融合液」、「オブドラ」の3つじゃ。さらに、最も重要なものがある。それが、「融合壺」じゃ」

「そ、それはどこに?」

 老人は何も言わず、ひゅっといすの後ろから剣を取り出した。

「まず、1つ」

「え?」

「頑張って探した時期があってのぅ」

「じゃあ、古剣はあったとして、他の物は?」

「そうじゃな……すまぬが、覇王石しか場所が分からんのじゃよ」

「それだけでもいいです。どこにあるんですか?」

 またもや髭を手で触っていた次郎はその右手をある方角に指した。その方角に何があるのか、今は分からなかったが、次の瞬間、驚愕することになった。

「町を出て、こっちの方の方角にある山を少し登ると、とある洞窟がある。そこに覇王石はあるはずじゃ」

「そっち……」

 大地は頭の中である回想を浮かべていた。脳裏に焼き付きかけていたあの邪悪な洞窟。それはどの方角にあったのか、思い出してみた。ふと、その洞窟が正しいと悟った。そうだ、あの時、入ろうとした洞窟だ。大地は心の中では叫んでいた。

「その洞窟、たぶん、この町に来る時に見ました」

「えっ? あの洞窟?」

 フィアラの問いかけに大地はうなずき、返事した。

「え、でも、そんなに近いのに何で――」

 大地は急に話を止めた。もうわかっていたのだ。どうして、この老人は取りにいかないのか。取りにいけないのだ。あの洞窟にはおそらく強い魔物が住み着いている。邪豚なんかよりも圧倒的に強い存在が……。そう考えている大地の頭の中を覗き込んだのか、と思えるような表情で次郎は大地を見ていた。

「そうじゃ。この歳になってしまって、衰えたせいでもうあの魔物はどうしても倒すことはできん。又は若くても倒すことはできんかったかもしれんがな。それぐらいの相手じゃ」

 次郎はホッと溜息を吐き、下を向いた。

「お前さんにあいつが倒せるのであれば、わしは託したい。どうじゃ?」

もう、決心はついている。というよりも最初からついていた。奴を倒さなければ覇王石も手に入らないし、それがなければ、英雄の剣も作れない。どちらにしろやらなければならないのだ。

「はい!」

 大地は大きく返事した。

「うむ、では、行って来い!」

 次郎に背中を押されたような気分になり、大地は次郎の家を出た。椅子から立ち上がった次郎が後ろからついてくる。家の前にとどまり、大地はあいさつした。

「いろいろとありがとうございました。母のことも。剣のことも」

「いいんじゃよ。若い者はどんどん前に進みなさい」

「はい。あ、そういえば、他の3つは?」

「……すまぬが、他の物はわしには分からんのじゃ」

「いいですよ。あとは自分で探し出しますから」

「うむ」

「じゃあ、行ってきます」

 その言葉を最後に大地は次郎に別れを告げ、町を出た。

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