第七話
あの戦闘から帰還した主人公。
コメディーだらけの学校パートです!
どうぞ!
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すいません・・・。
皆は死した感覚を知っているか?
皆は絶望を知っているか?
皆は死した、絶望した世界で唯一差し込む希望と言う名の光に手を伸ばせるか?
それは簡単だろう。
では、その光を掴めるか_________?
「なんだったんだ?あれは・・・。」
そう呟いて昨日?の光景を思い出s・・・やめておこう。
あんな光景を見て良い気分ではないのだ・・・。
それをわざわざ思い出すことはない。
最悪なコンディションの中体をベットから起こす・・・?
なんか部屋が臭い。
そう思い俺は右斜め下を見る。因みにそこは以前P〇Pを踏み壊したところだ。
・・・なんかすごい異臭を放つ液体がそこで広がっていた・・・。
そう、昨日食った晩飯とそれを溶かすための聖水の合体したもの。
--------ゲ〇である。
「うぎゃぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああ!!!!!!」
俺は今度こそ悲鳴を上げた・・・。
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「はぁ・・・。」
そう溜息を吐く。
何故か肩が痛いのだ。そう、昨日?落ちた時の打ったとこがである。
これがフィールドバックと言うものなのか・・・。
朝から散々だった・・・。
ゲ〇から始まり、激痛にびっくりしてベットからずり落ちてひじを打った・・・。
さらにそこはゲ〇がまだあって制服がもの凄く臭くなり、使えなくなった・・・。学校どうしよう!!
そんでもってジャージを着ての登校。
しかし、時間が8:34とデジタルに表示されていたので朝ごはんをパンにして食いながら走る。
なぜ、自転車を使わないかは前言っていたとおりパンクしたのだ・・・!
いつもの道を走る。確かここら辺に凶暴な犬がいたんだっけ?
そう思うと段々顔色が悪くなる・・・。何故ならいつも前を自転車で通ると追いかけて来るからだ。
そして、その時が来てしまった・・・。
ぅわう!!!!
俺は油の刺さっていない人形のように振り向く・・・。
・・・・・・・お犬様と目が合ってしまった・・・・。
「今日もいい天気でござんすね~・・・。」
ゥゥゥゥウウウウウゥゥゥゥ・・・・!!!
こ、恐い・・・!昨日見たラギオン(地竜)も怖いけど、こっちも断然恐い・・・!
・・・ん?お犬様はパンを見てらっしゃる?よし・・・!
「お、お犬様はこのパンに興味があるn「ガウゥゥゥ!!」ニッギャアアアアアアアアアア!!!!!」
て、ててて、手ごと食いやがったぁ!!こ、こいつ!人が下手に出て見れば・・・!
こうなったら、俺の本気を見してやる!!(犬相手に。)
「だああああ!!!逝くぞ!!お犬様ああああああ!!!!うおおおおおおおおおおあああああああああ!!!!!!!!」
ゥワウウウウウゥゥゥゥゥ・・・・!!!!!
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はっきり言おう。
勇気と無謀を履きちがえるな、ということを・・・。
俺の重要な栄養はお犬様によって宙を舞い、地面にデストロイ。
そのままお犬様の胃袋に収まっていくのだった。
俺はお犬様が俺の栄養に食いついている間に逃げるしかなかった。
しかも、声をあげて泣いてたっぽい。
当然、周りの人は『何こいつ・・・??』みたいな目で見ているだろう。
まあ、学校に着けたから良かった・・・・・・・・!!!!!!!!!はっ!!!!
「しまったあああああああああああああああああ!!!!!!!!!」
シ~~~~~~~~~~~~ン
校門は静まり返っていた・・・。
誰の足音も聞こえてこない。いや、人すらいない・・・。
そう、遅刻である。時計は9:21を指していた・・・。
「ノォォォオオオオオオオオンンンン!!!!!!」
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お犬様との戦闘は激しく、時間をもの凄く消費する。
すぎた時間は戻ってこない。失くした物は多く、得た物は何もない戦いだった・・・。
急いで階段を上る。
ガラッ
「ごめんなさ~い!遅れました~!!」
「「「「「「おお!!!無事に来れたのか!!!」」」」」」
はい?
何これ??みんなが驚いてる・・・??
・・・そうか!!俺が来たのをみんなは喜んでくれているんだ・・・!!
「ありがt「早く席に着きなさい!!!!この不幸少年!!」ってええええ!!!!????」
いきなり俺を叱るこいつは出雲 立っていうやつ。
愛理さんとは親友やってんだって。
「早く座らないと・・・」
「何なんですかねぇ、その手に持った鞭は・・・???」
「・・・ふふふふふふ・・・」
「恐!?ま、待って!!座るから!!座るかr・・・って!!何で座ってんだ!祐二!!!」
こいつは桐崎 祐二
俺の数少ない親友。
「おう!はよっす!」
「あ、はよっじゃな~い!!何で座ってんだよ!!俺が鞭で叩かれるじゃん!!」
「え?いんじゃね?お前見た目がそれだから、ほら」
「え?」
そういうことで周りを見る。
「・・・はぁ・・・はぁ・・・」
「か、カメラカメラ!!」
「は、鼻血が・・・ガクッガクガクガクガクッ」
「大丈夫か!!!??え、衛生兵!!!!」
・・・分かった。俺、バカなクラスの住人だったんだ・・・。
周りは馬鹿ばかり。女子は恐いし・・・。
もうヤダ。
「はぁ・・・うちのクラスは馬鹿ばかりですね・・・。ねえ、先生・・・。」
「なんで先生に振ってんの!!??」
言いにくいじゃないか!!
正真正銘のバカしかいないなんていえね~よ!!教師なんだから!!
「そうですね」
何で言ってんの!!??しかもあっさり!?!?
「そうだ敦賀君、罰として廊下に立ってなさい。」
・・・先生?それは考えが古くないですか??
いや、もっとお仕置きを・・・!っていう訳じゃないんですけど・・・。
古すぎませんか??!!??
思う人、挙手。
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そうして休み時間。俺にとっては唯一休みと言うもんがどれほど必要なのか実感できる時間である。
「はぁぁぁ~~~~・・・・♪♪♪♪♪♪」
すると、
「ぶるるるるるるるるるっっっっふぁぁぁああああ!!!!!」
ぶしゃああああああああああああ!!!!!!
キラキラキラ
「か、加山ぁぁ~~~~!!!!!!!!」
「ええええええええええええええええええ!?!?!?!?!?!?」
勢いよく加山と言う名のクラスメイトK君が鮮血な鼻血を噴射した!
顔色が悪いのに対して、顔がいい顔だ!
多分、
「(俺、ばあちゃんに合いに逝ってくるよ・・・)」
的な考えをお持ちだろう!!
助けてあげねば「お~~い」ん?
「なんだ~?」
「何で今日遅れたんだ??」
「朝起きんのが遅くてな・・・(フッ)」
遠い眼をしてみた。
「そうか。んで、なぜにジャージなんだ??」
・・・他の奴はみんな遠い目になるが、こいつだけは普通に接してきてくれる・・・。
「ああそれは「私も聞かせて!?」は?まあいいけど・・・?」
なんか立が最近俺の話によく入る。
確か、愛理さんにメアド教えて貰ってからだ・・・。
・・・???なぜなんだ?ま、まあいい。
「いや~今日起きたらゲ〇吐いててさ~「下品!!最低!!!!」ぐばああああああああ!!!!!ってえな!!何すんだよ!!」
「お、女の子前にしてそんなこと話せるの!?普通話さないわよ!!」
「いいじゃんそんなこと・・・ごめんなさい。全部咲十が悪いんです・・・。」
「あああぁ??なんでやねん!!もっとはっきり喋りんさい!!って!!俺が悪いってどう言うことやネン」
「・・・はぁ。で、その話、本当なの?」
「ああ。」
「・・・。」
「ど、どうしたんだよ・・・??」
「な、何なんだ・・・??」
急に立が黙り始めた。
・・・何故か悲しみを浮かべた顔で・・・。
『(アイ・コンタクト!!!!)』ジャキ~ン!
「(どうしよう・・・!祐二・・・!!この重い空気をどうつぶす!?)」
「(お前の右手のd「(ねえよ!!あったらすげえよ!!て言うか遠まわしに不幸少年って言ってんだろ!?)」っち)」
「(・・・仕方ない!俺が逝く!空気殺し《くうきブレイカー》の力を!使う!!)」
「(や、やめろおおおおおお!!!!!!逝くなああああああ!!!!)」
ブツンッ
「俺の右手が悲しみ、叫ぶ!!不幸を掴めと轟きさk「ご、ごめんね!ちょっと用事が出来たみたい。じゃあね!」っへ?あ、ああ・・・・・。」
『…………………………………………………………………』
結局、俺は頭を垂れるしかなかった・・・。
チャイムの音がより一層傷を深めた・・・。
なんかごめんなさい・・・。
で、電波が・・・。