第二話
なかなかプロローグを抜け出せないww
・・・ごめんなさい・・・。
はあ~い!ぜぇ・・・ぜぇ・・・こんにちは!ごほ、ごほ・・・
ぜ、全力疾走はさすがに疲れる・・・。
今いる場所は西ヶ峰町のとあるスーパーの前。
タイムセールはっと・・・は!始まってる!?
完全に出遅れた!!見るとおばちゃんたちがいっぱい・・・!
「どけぇ!!どかねぇとぶっ殺すわよぉ!!!」
「死ね死ね死ね死ねぇえええ!!!」
「必ず手に入れるわぁぁぁぁあああ!!!!」
・・・どうしよう・・・。
なんか恐ろしい戦場に出くわしたんだが?
・・・ぇえええい!!やってやるよこん畜生!!
「今日の晩御飯!手に入れてやるぜぇぇぇぇぇええええええ!!!!!!!!!!!」
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結果からまず、言わせてもらう。
惨敗だ・・・。
だってぇ、おばさん達という名の絶対防壁があるんだもん!
負けるにきまっとるはぁぁぁあああ!!!!
だがしかし、俺はやってきた。そう!!手に入れたのだ!
スーパーの袋には、カップラーメンが六つほど・・・。
「・・・・・・・・よっしゃぁあああ!!!」
「・・・ぷっくくくく・・・」
「・・・ふふふっ・・・」
・・・声に出ちゃったっぽい・・・。
は、恥ずい!今必死に笑いをこらえている人たちがちらほらいる!!
なんてことだ!もうここにはいられない!またフォーエヴァーマラソンの開始だ!
そうして走る。橋に付いたらへんで荷物を確認する。よかった、まだある。
それがまずかった。前方から来た人にぶつかってしまったのだ!
そしてカップラーメンが中を浮き、重力に引かれ落ちてゆく。
その先には大きな大きな川が・・・!!!!!
「俺の晩飯ィィィいいいい~~~~~!!!!!!」
こけそうなのを必死で耐え、手を伸ばすが空を切る。
その勢いで自分自身も落ちてゆく。
その先には大きな大きな川が・・・!!!!!ってまた!?
「ギャァァッァアッァアアアアアアアアア!!!!????」
ドッッッぱあああぁぁぁぁぁああああああんんん!!!☆
・・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・・
・・
・
「うぅ~~・・・ヘァッキシェェ!あ~さぶ!」
でも何とかラーメンは確保できたぜ・・・。
もの凄く濡れてるけど・・・。
まあいっか。っとと、
「やっと着いた・・・。」
長かった・・・。(;_;)あれ?心の汗が・・・。
そうして部屋に入ろうとしたとき、
「お~い!ふっこうのあ~んちゃん!」
「だれだぁ!!ぶっ殺されてぇのか!?」
「ごめんなさ~い!」
いきなり失礼な人が現れたのだ・・・!隣に住む男の人。
まあ、世間話をしてくれる心やさしい人なんだが・・・。
「今日は何ですか?」
「今日はね~なんでも願いがかなうサイトって言うのが流行っているらしいんだけど・・・
ま、僕は行けなかったけどね。」
「・・・今、なんと・・・!?」
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なんでも願いが叶うサイトというやらはアドレスを教えてもらったのでいつでもいけるのだが・・。
家のパソコンは五回に一回しかつかないのだ・・・。
壊れとるww
っとと、すまない。
今つないだから画面に石を投げつけないでくれ。
「ええっと?この先には選ばれた者しか行けない。
行けたものは指示に従ってゲームに参加し、勝利すればなんでも願いを叶えよう?
ははっやっぱり何かの釣りだよ。・・・・Enterっと。」
押しちゃったwww☆あはwww☆
そうして咲十は地獄のゲームに参加したのだ・・・。