第十話
更新遅れてすいません!!!
もう、他のキャラ視点で書くのは極まれくらいにしようかな・・・。
立&愛理編、完結~・・・。
朝、うちは大きな悲鳴を上げた。
SIDE 立
目が覚めた。普通に太陽の日差しが鬱陶しい・・・。
でもって眠い・・・。でも、休日だからってのんびりしちゃだめって前愛理が言ってたしな・・・。
そう思って目を開ける。
「知らない天井dって臭い!」
あまりの臭いだったから起きたのだが、
「!!!!愛理っ!!!」
悲痛な声をあげてしまった。
なぜかって?愛理が吐いていて、体のところどころに傷があり血が出ているからだ。
顔色も悪そうにしていてナニかに怯えているような感じで体を小刻みに震わせているからだ。
「愛理!!どうしたの!?何があったの!?」
「・・・ぁ・・・った・・・。」
「何?なんて??」
「恐かった・・・・」
すると愛理はうちに頭を寄せてきて泣き始めた。
「恐い、ユメ、コワイよぉ・・・」
「・・・・・もう大丈夫。うちが居るよ。だから、安心して?ね?」
「・・・・ありがとう・・・・。」
愛理はどんな酷い夢を見たのだろう・・・。
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愛理の部屋の事は近くのメイドさんに頼んでおいた。
もの凄く大騒ぎになったけど・・・。
でもそれよりも、
「・・・愛理・・・。
その・・・ごめんなんだけど、何があったか教えてくれる?
つらいのは分かったけれど、それじゃあ全体が分かんないから。」
「・・・・・・・・うん。」
愛理が話したことは夢の中の話だった。
でも、感覚や痛みがはっきりしていてリアルだった、じゃなくて現実だったっぽい。
そして、モンスターと人との戦争だたらしく返り血を浴びてしまった。
生温かくどす黒い血で目の前には人だったものが落ちていて。
それで吐いちゃった。
そのすきに大きなライオンを大きくしたようなモンスターに殺された・・・。
・・・これはおかしい・・・。そんな戦争真っ最中の現実は無い・・・。
私ははっと思いだし、鞄からトランプを取り出す。
今は愛理の心が潰されそうなのだから、愛理を優先させよう!
「もうやめやめ!明るい空気にしよう!
ってことだから、トランプしよう!」
「・・・・・・はぁ。ふふっ
いいけれど二人で出来るの?」
「・・・・・・・・・・・・・あ」
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それで、終わったと思ったけれどやっぱり終わってはいなかった・・・。
あれから愛理は顔色が悪く、運動神経が上がっていた。
でもなんとか過ごせていた。学校にも来てたし。
そうしてある日のことだ。
ガラッ
「ごめんなさ~い!遅れました~!!」
「「「「「「おお!!!無事に来れたのか!!!」」」」」」
敦賀君がいつもより早く遅刻してきた。
ん?なんかみんなが帰還を喜んでいると誤解している?なら――――――
「ありがt「早く席に着きなさい!!!!この不幸少年!!」ってええええ!!!!????」
怒ってみた♪んでもって鞭を持ってみた♪
でも、これが結構楽しくて!
「早く座らないと・・・」
「何なんですかねぇ、その手に持った鞭は・・・???」
「・・・ふふふふふふ・・・」
「恐!?ま、待って!!座るから!!座るかr・・・って!!何で座ってんだ!祐二!!!」
・・・涙目になる敦賀君。か、可愛・・・妬ましい・・・イラッ
あ、桐崎君もいたんだ。でも今は・・・ww
「おう!はよっす!」
「あ、はよっじゃな~い!!何で座ってんだよ!!俺が鞭で叩かれるじゃん!!」
「え?いんじゃね?お前見た目がそれだから、ほら」
「え?」
桐崎君が敦賀君にそう言ったので私も見て見る。
「・・・はぁ・・・はぁ・・・」
「か、カメラカメラ!!」
「は、鼻血が・・・ガクッガクガクガクガクッ」
「大丈夫か!!!??え、衛生兵!!!!」
・・・ああ、このクラスは暴走の極みだねwwww
んで、馬鹿ばかりwww
「はぁ・・・うちのクラスは馬鹿ばかりですね・・・。ねえ、先生・・・。」
「なんで先生に振ってんの!!??」
敦賀君がなんか言ってたけれど、先生に振ってみたw
さすがに先生だから躊躇はするだr
「そうですね」
・・・これはちょっと予想外w意外と面白い先生だな!
「そうだ敦賀君、罰として廊下に立ってなさい。」
・・・ここは抜きにして。
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休み時間っていうか昼食の用意をする時間になった。
少し伸びをすると周りがうるさくなってきた。
「なんだ~?」
「何で今日遅れたんだ??」
「朝起きんのが遅くてな・・・(フッ)」
なんて聞こえたから私は行ってみるかっとつぶやき、二人のところへ行く。
「そうか。んで、なぜにジャージなんだ??」
あ、それはうちも気になるw
面白いことにきまっているからだww
「ああそれは「私も聞かせて!?」は?まあいいけど・・・?」
「いや~今日起きたらゲ〇吐いててさ~「下品!!最低!!!!」ぐばああああああああ!!!!!ってえな!!何すんだよ!!」
何で平気で言えんの!?こいつ!!
「お、女の子前にしてそんなこと話せるの!?普通話さないわよ!!」
「いいじゃんそんなこと・・・ごめんなさい。全部咲十が悪いんです・・・。」
キッと睨んで鞭を持ったら目をそらして謝る桐崎君ww
ああ面白い・・・?さっきの話・・・
!!!愛理のパターンと同じ!!
「あああぁ??なんでやねん!!もっとはっきり喋りんさい!!って!!俺が悪いってどう言うことやネン」
・・・敦賀君・・・あんた・・・!
「・・・はぁ。で、その話、本当なの?」
「ああ。」
「・・・。」
「ど、どうしたんだよ・・・??」
「な、何なんだ・・・??」
・・・敦賀君、周りに心配をかけないためにあえて明るく話したのか・・・。悪いことしたな・・・。
「俺の右手が悲しみ、叫ぶ!!不幸を掴めと轟きさk「ご、ごめんね!ちょっと用事が出来たみたい。じゃあね!」っへ?あ、ああ・・・・・。」
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うちはそのことを愛理に話さなかった。
恐いから。また愛理が壊れて泣くのは嫌だから。
でも、なんとか支えてあげたい。二人の戦争と恋を――――――――――――