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食べる、眠る

作者: 星野☆明美

ぱち。

目が覚める。

髪をわしわしかきながら、台所で冷蔵庫を開ける。

ドラゴンの生肉と赤ワイン。

肉はコンロの火で炙って、あぶらが滴るものをお皿にのっけて、付け合わせにマンドラゴラサラダに今日はドレッシングをかけて、固いパンと一緒にがっつく。

しばらく前の戦いのとき、前歯を2本おしゃかにされたが、ゆっくり咀嚼出来るくらい、まだ他の歯が残っている。

美味しいなぁ。

空腹は最上のソースなり。

満腹になると、睡魔が襲ってくる。

大丈夫かな。ここんところ、食うか眠るかしかしていない。

眠ると夢を見る。

若い時の恋敵と、2人とも振られて酒場で飲み明かした夜がリピートしたり、不思議な現象を解き明かす旅に出ていたり、千差万別だ。

ベッドが呼んでいる。

行かなくちゃ。

今は休息の時。

また厄介な時間が来るまで、そっとしといてくれよ。

ふかふかの布団。

おやすみ世界。

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