葉巻型胴体の再利用
葉巻型潜水ロボは廃止されても作った部品は無駄にはしないのがエコである。
葉巻型胴体の潜水ロボは球体型へ変更されてから、生産計画で作りすぎた葉巻型胴体を何とか活用できないかと技術者たちが集まった。
その結果、水中で無くても陸上でも活用できるのではないかと、自動車メーカーが車に改造したのである。
ソナーを廃止したスペースはバッテリーや荷物室に変更して、スクリューや舵は外してタイヤを取り付けたのである。モーターやギアボックスもそのまま使えるようになり、低コストの一人乗り自動車が完成した。
イラストでは分かりかねるが、マイナーチェンジとして胴体に軟質素材の太陽電池を取り付けて、蓄電池を小さくし、車内空間を確保することが出来た。
その空間を利用して、単座型だけでなく複座型(二人乗り)に改造する事も出来るようになり、部品は無駄にならなくて済んだのである。