異世界神サンお手紙書いた〜色モロ要添削〜
手紙?なので短いです。
『拝啓。
本日はお日柄も宜しく……で良いのだろうか?
此方は日も機嫌も全く宜しく無いがな!!
実は我が身の恥を晒す事となるのは片腹痛いが背に腹は代えられぬので暴露するとしよう。
『魔王』が反旗を翻した。
そう、例の『魔王』がだ。
詳細は省くが、生意気にも奴は我に歯向かいおったのだ!!
貴様も知っての通り、この世界の『光』と『闇』のバランスは『聖女』・『勇者』VS『魔王』に担わせて居る。より強き“魂”と見出され我より選ばれた身で在りながら『魔王』は不届きにも逆らいおったのだ!!
そのせいで安定していた我が世界の『光』と『闇』のバランスは崩れ始めてしまいおった……。
ラノベ……とか言ぅたかのぅ?
『魔王』はそれを利用して均衡を乱し始めやがった。
まず『聖女』が『悪役令嬢』とされて悪評が広まり、『聖女』と結ばれる筈の『勇者』がその悪評を信じて『婚約破棄』をする。そして『聖女』は所業に耐え切れずにその“魂”が消滅し、『勇者』もまた『魔王』配下の『ヒロイン擬き』に惑わされて“魂”が濁り格が消滅。むしろ『魔王』の手下と成り下がりおったわ……。
そこでだ!!
貴様の所の“魂”を寄越せ!!
このまま我の世界が滅べば、多少なりとも繋がりの在る貴様の世界だとて無事には済むまい?
第一、原因は貴様ンとこの妙な流行り知識が発端だしぃ?
な〜に、簡単な事だ。
我の世界とは比べ物にならない貴様程度の世界にも、強靭で高潔な“魂”の一つや二つは在るだろう?それを我の世界へと寄越せば済むだけの話なのだからなぁ。
まだ時間の余地は在るが可及的速やかに寄越せよ?
では身体に気を付けてこの先も平穏無事過ごすが良い』
手紙を受け取った相手。
「……突っ込みドコロ満載な失礼手紙だよねコレ……」
後日、返事と共にが『優しいお手紙の書き方』なる本が同封された……とかナンとか?