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器用貧乏のプロ野球サバイバル記  作者: あるでぃす
『本作の設定・世界観』
21/27

① プロ野球界について




【1.プロ野球界について】


『日本職業野球機構(JPBO)

 Japan Professional Baseball Organization』


 日本における『プロ野球』を統括する組織。ジャパンリーグ・シティリーグと2つのリーグがあり、現在の所属チーム数は8年前にエクスパンションが行われた結果、両リーグに8チームずつの計16チームとなっている。

 なお、その関係でAクラスが4チームとなったが、各リーグでポストシーズンに進出できるのは上位3チームと変更はなし。

 近年はリーグ改革にも本格的に着手しており、第三者機関によるチャレンジ制度、ジャパンリーグでのDH制、タイブレーク制などを取り入れる積極的な姿勢を見せている。

 例年の投打バランスとしては、平均防御率が3.50~4.00、平均打率が.250~260台、平均OPSが.700前半程度となっている。




【2.昨季のジャパンリーグ順位表】


順位  チーム名     勝数 敗数 勝率 ゲーム差

1 東京山手スターズ  88勝 55敗 .615 ──

2 横浜シャインズ   78勝 65敗 .545 10.0

3 大阪パンサーズ   76勝 67敗 .531 12.0

4 下町ブレイブハーツ 71勝 72敗 .497 17.0

5 広島シャークス   70勝 73敗 .490 18.0

6 名古屋リザーズ   68勝 75敗 .476 20.0

7 新潟アルバトロス  65勝 78敗 .455 23.0

8 四国サンシトラス  56勝 87敗 .392 32.0


 昨季のジャパンリーグでは、球界の盟主ともいえる東京山手スターズが2年ぶりに優勝。従来の戦力に加えてルーキーや新助っ人などの新戦力の活躍などもあり、2位とは10ゲームの差をつけた。また、創設8年目となる下町ブレイブハーツが、ジャパンリーグ新規球団としては初のAクラス入りを達成。惜しくも勝率5割を割ってはしまったものの、最終戦の直接対決にまでもつれたAクラス争いをものにしてみせた。

 ポストシーズンでは、ファーストステージを勝ち抜いた3位の大阪パンサーズを東京山手スターズが3連勝でスイープ。その勢いのままに、日本シリーズ制覇を果たした。




【3.ジャパンリーグ 主要部門リーダーズ】


《打撃部門》


[打率]

1 一条 (横)     .336

2 高崎陽 (広)    .324

3 小宮 (ス)     .316


[本塁打]

1 ブランドン (ス)   42本

2 村石 (横)      36本

3 真行寺 (四)     34本


[打点]

1 ブランドン (ス) 108打点

2 大嶋 (ス)    100打点

3 村石 (横)     96打点


[盗塁]

1 諸星 (ブ)     42盗塁

2 小宮 (ス)     38盗塁

3 山吹 (広)     32盗塁


 昨季の首位打者は、2位に1分以上の大差を付けた横浜シャインズの一条。リーグ2位となる36発を放った村石と共に、シャインズの強力打線を支えた。

 しかし、それを超える数字を記録したのが東京山手スターズ。1番打者の小宮がリーグ3位の.316を記録して最多安打を獲得。また、昨季新規加入のブランドンが本塁打王・打点王の二冠王、衰えを見せないベテラン大嶋と100打点コンビを組んだ。

 なお、四国サンシトラスの真行寺は二年連続30発を達成。若き大砲を中心に、今季こそ最下位脱出を果たせるか。



《投手部門》


[防御率]

1 竜宮 (ス)     1.59

2 風見 (新)     2.40

3 隼瀬 (大)     2.52


[勝利数]

1 竜宮 (ス)      18勝

2 隼瀬 (大)      15勝

3 服部 (横)      13勝


[奪三振]

1 隼瀬 (大)     220個

2 竜宮 (ス)     198個

3 浅羽 (名)     154個


[セーブ]

1 キングスリー (ス)  44S

2 桜庭 (大)      32S

2 二階堂 (ブ)     32S


 投手部門では、東京山手スターズの竜宮が昨季も無双状態。防御率では両リーグ合わせて唯一の1点台を叩き出し、キャリアハイタイとなる18勝を挙げた。しかし、奪三振数では大阪パンサーズのエース隼瀬が脅威の220奪三振を記録。来季の米リーグ挑戦が噂される両者のハイレベルな争いが繰り広げられた。

 また、セーブ部門では、スターズのキングスリーが44Sを記録。防御率1.25、WHIP0.84の圧倒的成績で、ジャパンリーグ王者の最終回を支配した。







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