2度目のゴブリン
「ダンジョン探索だ！っと、その前に持ち物確認しまーす！」
《持ち物》
水筒
チョコ
鉄の短剣
「鉄の短剣！？あれこれ？カードだよ？」
もしかして？
呟いてみちゃう？
「リリース！！」
ポンッ！
「うわぁ！鉄の短剣になった！すごいすごい！」
私はその短剣を見て落胆した。
「まぁそうだよねー、ゴブリンソードってことでしょ、汚いし、刃こぼれすごいし、はぁ、まぁないよりかはましだよね」
気を取り直してダンジョンを探索した。
10分くらい歩いているとゴブリンと遭遇した。
「ゴブリンさんまた会ったね！『鑑定』！！」
私はすかさず鑑定を行った
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ゴブリン
●ステータス
Lv.3
【HP】10/10
【MP】0/0
【攻撃力】7
【防御力】4
【敏捷力】6
【魔力】3
●スキル
なし
●称号
なし
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「なるほどー！個体差はあるとしてゴブリンの強さはこれくらいなのね！」
私はこれなら勝てると思い接近戦を挑んだ。
見事に敗走した。
「はぁぁ、いくら怪物とはいえ二足歩行だときついね、精神的に、さっきはこっちとしても焦ってたけど今回はこっちが悪者だもんねー」
といいつつ、倒さなければいけない現実から私は決心をした。
「よし！いこう！『敏捷強化』！！」
ゴブリンが私目掛けて短刀を突きつけてくる
私のほうが速いため、左に避けて一閃
「はぁぁぁ！やぁ！」
ゴブリンの首から血が噴き出た。
ギロッとゴブリンの目がコチラを見た
私は目を逸らさずゴブリンの目を見つめた
ギッと小さな叫びをしてゴブリンが倒れた
どうやら私が勝ったようだ
ゴブリンLv.3を倒しました
経験値を取得しました
間島美月のレベルが上がりました
「やったーー！2度目の勝利だー！！！」
歓喜とともにこれからはモンスターの命と向き合うことを決めた
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