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桜の木だけが知っている

作者:くまけん
 燕山高校放送部の森田良助は、大勢の前で話すのが苦手。お昼休みの放送で上手く喋れないのが悩みだった。
 放送部の後輩である蒼見シャーロットは、不思議な雰囲気の文学少女。たった二人の弱小放送部は、新学期の勧誘活動に向けて新しい企画を始める。すなわち、生徒からのお便りを募集してお昼に読もうというアイディアだった。

 そして男子生徒から届いた一通の手紙。『先週の日曜、ネットで知り合った女子と桜の木の下で待ち合わせしていたら、相手が来なかった』という内容だった。ありふれた悲しい失恋話かと思ったその時。森田は放送部SNSに届いたDMを見て驚く。
 それは『先週の日曜、ネットで知り合った男子と桜の木の下で待ち合わせしていたら、相手が来なかった』という内容だった。あまりに一致した内容。偶然とは思えない。もしかして、手紙をくれた男子とDMに登場した男子は同一人物なのでは? 手紙とDMは、待ち合わせた二人の視点で同じ出来事を書いたものではないか?

 するとここで矛盾が生じる。何故、ネットで知り合った二人は同じ時間同じ場所で待っていたはずなのに出会えなかったのだろうか……?

 日常の中に湧き出てきた、一つの謎。女子高生探偵の蒼見が事件(?)解決に挑む!

  ************************************

                 全7話の連載(完結済み)
                  作者Twitter: @k_Shimanegamer
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