設定 人物
話が進むごとに追加される可能性がある設定集。
リアル・ド・リマー
主人公。星系国家リマー王国の第二王女。同時に王国軍近衛師団第13独立中隊フランローゼ隊長を務める特務少佐。地球年齢換算で18才くらい。
艶やかな黒髪を長く伸ばした美女であるが、中身は薩摩兵子や葉隠武士の近似種。リマー王国軍で最も美しき兵器。
王族としての能力は平均的だが、兵士としての能力、時にDAライダーとしての才能が図抜けており、幼き頃にその才能を見いだされて英才教育を受けた。初陣は地球年齢換算で12才。表向き深窓の令嬢として育てられているように見せかけて、裏では海賊や密輸組織などと戦いを繰り広げ、実力で近衛少佐の席を勝ち取った。
国の事情によってクレン王国王子ヤーティェと婚約を結び、1年ほどクレン王国に滞在していた。その間は最低限の活動しかしていなかったが、もしかしたらぼろが出るのを防ぐためであったかも知れない。
外見のイメージは、ソシャゲFGOのマルタ女史。多分同じくらい強い。
名前はどっかで読んだ小説【リアル・ドリーマー】から。内容全然覚えてないけど、語呂が良かったので。
ヤーティェ・クレン
星系国家クレン王国王太子。婚約破棄ぶちかますようなあほの子……と思いきや、その実態はなかなかの切れ者。ただしその能力を己の保身というか逐電のためにしか使わないド外道。地球年齢換算で20才くらい。
リアルを利用して戦争を起こし、そのどさくさに紛れてとんずらこくつもりであったが、リアルが予想外のアレでナニであったために予定の変更を余儀なくされる。自分と目的を同じくするラグロー以下の一党と共に、虎視眈々と機会を窺う。
外観のイメージは、これまたFGOからイアソン。ただし中身はガチ有能かつ腹黒外道だ。
名前は「やってくれん」のもじり。人のためには何もやってくれんので。
ルルディ・デェリティリオ
【フィオーレ・ヴェレーノ】子爵令嬢を名乗り、ヤーティェと取り巻きに近づいた、ヒロイン気質の少女……を装った、【マリーツィア共和国】の工作員。
クレン王国での仕事中は天真爛漫でかわいらしい人物を演じていたが、その本性は国に対しての忠誠心など全くないやさぐれヤンキー気質。しかしながら工作員としての技術は確かなようだ。
現在新たな任務を得て、フィオーレの偽装身分そのままに各所を渡り歩いている。その裏で、己が自由を得るため何やら画策しているようだが果たして。
なおリアルより年下に見えるが、その実地球年齢換算で20歳を超えている。色々ちっこくてうすっぺたいが身体改造とか受けているわけでなく、素でこれである。「ふぁっきん」
外観のイメージはまどか・マギカより鹿目まどか。
名前についてはルルディ・デェリティリオ、フィオーレ・ヴェレーノ、共に言語は違えど同じ意味。さてどんな意味でしょう。
シャラ・ラップ
リアルの侍従筆頭にしてリマー王国軍近衛師団第13独立中隊副隊長。特務大尉。
みんな大好きメイドさん。そしてリアル以上の戦闘能力を持ち、その上あらゆる技能を修めた完璧超人。表情はほとんど動かず常に冷静沈着だが、時折そのままボケる。
外観は20代前半に見えるが、年齢は不詳。
イメージは某瀟洒なメイドさんが眼鏡をかけた感じ。
名前はシャラップのもじり。
ミズホ・ウェストエンド
リマー王国軍近衛師団第13独立中隊母艦【ダーメファルカン】艦長。特務大尉。
軍人の家系で育ったが、家と折り合いが悪く出奔。紆余曲折を経てリアルにスカウトされ、部下となった。大体リアルに振り回されているが、本人も結構好戦的な思考回路をいているようだ。自覚に乏しいけど。
普段は特徴的なしゃべり方をするのんびりはんなりとした人物。しかし戦闘時には人格が変わったかのように凜々しくなる。
名前については極西……ではなく『西』の『隅』。外観のモデルはもちろん某ガールズでパンツァーなところの隊長殿。
シーティェ・クレン
クレン王国国王。傲慢で癇癪持ち、考えが浅く短慮。もう人の上に立っちゃいけない人物だが血統だけで国王やってる。
国の財政が傾いてきたところで、じゃあよそから奪えばいいじゃないと接近してきたリマー王国に戦争ふっかける気満々だったが、実はリマー王国の方も叩き潰す気満々であったことには全く気づいていなかった。なし崩し的に開戦へと向かうことになるが、根拠もなく勝てる気満々な無能。
外観はまあ、無能な王様で適当にイメージしてくれれば。名前は「してくれん」のもじり。ホントに何もしてくれんというか、余計なことしかしない。
ラグロー・バーラー
クレン王国で代々宰相を務めるバーラー家の嫡男。大体王子と同い年くらい。
まだ後継者であり正式に職務に就いているわけではないが、父の補佐として辣腕を振るっている。……と見せかけて王子と結託し、逐電する気満々な策士。
自身が用意した策を斜め上の方向でぶっちぎってくれたリアルに対し思うところがないではないが、関わったらあかん系の人間だと重々承知しているので絶対に手を出すまいと誓っている。
モデルはFGOの自爆させる軍師。名前は割とそのまんま腹黒のもじり。
カーネ・カーマッセ
クレン王国軍中佐。よくあるボンボンの貴族軍人だが、リアルたちの思惑をある程度推測できる位には有能。人格はクソ。
専用機を駆りリアルに挑もうとするが、一撃で叩きのめされた。相手が悪かったとしか言い様がない。そのことを恨みに思い復讐を誓っているがはてさて。
外観のモデルはガンダムW外伝G-UNITのクラーツ・シェルビィ。名前の由来だが、カーネはイタリア語で犬。後は分かるな?
カブル・ロックバイト
リマー王国軍として登録されてない特殊な遊撃艦隊、黒曜遊撃艦隊を率いる准将。
豪放磊落な人物で、リアルのやらかしを笑って受け流せる豪胆な男。
外観のモデルはドズル・ザビ。名前は岩石、岩などから。
トゥール・ド・リマー
リマー王国現国王。見た目は普通に王様っぽいが、中身はおもろいおっさん。しかしおもろいだけでなく相当な切れ者でもある。
黙ってれば威厳があるのに余計なことを言ったりやったりするから家臣にツッコミを入れられ、蔑ろにされる。まあその一連の流れが彼らなりのコミュニケーションだったりそうでなかったり。
外観モデルはGガンより初代キングオブハート。名前は真の、ってところから。何が真の夢なのかは分からないけど。
レイング・コンプ
トゥール王の乳兄弟にして側近。立場的には冬月ポジだが、その実態はツッコミ。そして国王に対しては割とS。
超有能で国王の本体とか外付け脳味噌とか言われているが、実際の判断や国の運営に関しては口は出せども手は出さない。一応立場はわきまえている。
モデルは漫画ヘルシングのウォルター・C・ドルネーズ。名前は「苦情を言う」などの意味を持つ英語のもじり。