プロローグ
俺は、ふと目覚めると不思議な場所にいた。
「ここは?....」
そこは、見渡す限りに果てしなく続いている大草原だった。
俺こと高坂龍一(通称リュウ)は、現実世界の高校2年17歳の若さで死んでしまった。
リュウは、至って普通の何処にでもいる高校生で特に得意な事もなかったが、俺的には、
とても充実した生き方をしていた。
だが、幼馴染神無月 香澄の妹が今にもナイフを持った男に襲われそうになっていたのでそれを庇い
死んでしまったのだ。
「我ながらあっけない死に方だっだ。香澄のやつ心配してなくだろうな〜
にしてもここは、何処見ても大草原でのんにもないな」
とりあえずリュウは、じっとしてても仕方なかったので周りを探索してみる事にした。
10分程歩いただろうか。
何にも無かった情景にふと何かが見えてきた。
最初は、遠くてよくわからなっかったが、近づいてみると、そこには、
少し豪華な白いテーブルと椅子に座る一人に女性が紅茶を飲んでいた。
その女性は、俺の存在に気づいたのか振り向いた。
「あら?ここに私以外の存在が、来るなんて久しぶりですね。」
振り向いた女性は、この世の物とは、思えない絶世の美女だった。
見た目は、白銀の髪をスレンダーに伸ばしおっとりとした感じの美女だ。
「あ、、、、あの、、、あなたは?」
いきなりの美女登場に現実世界で彼女の「か」の字も接点が無かった俺なので、
てんっぱって声が上擦ってしまった。
「立ち話も何ですから、座って話しましょう。」
そう言うと、目の前にもう一つ椅子とテーブルの上にティーセットが出現した。
聞きたい事も色々あったのでとりあえず座り紅茶を頂いた。こころなしか紅茶を飲んだら、気持ちが物凄く落ち着いた。
「さて、まずは、何から話しましょうか?あなたお名前は?」
「俺、、私は、高坂龍一という名前で、みんなからリュウって呼ばれてます。」
「リュウさんですね。リュウさんは、何か聞きたい事とかありませんか?」
「取り敢えず、今此処がどういう所なのか知りたいです。」
「そうですね。今、私とあなたが存在しているこの世界は、あるものは、有る
無いものは、無いといった空間です。」
「???すみません、全く理解出来ませんでした。」
言っている事さっぱりわからなかった。ある有る、無い無い、あいにくこちとら高校生の頭脳で
どこぞの高校生探偵とは、出来も作りも根本から違うのだ!
「これは、私とした事が、説明が足りませんでした。簡単にあったらいいなと思うものは、そこに有り、
これは、邪魔だなと思ったら無かった事にも出来る場所という認識でいいと思います」
言ってる事さっきとまんま一緒の気もしたが粗方理解は、出来た。
「じゃ 最初にテーブルの上に出てきたティーセットは、あって欲しいと思ったから有るという事ですね?」
「そういう事です」
この場所については、そこはかとなく理解した俺は、次の質問に移した。
「じゃ、なぜ俺、、私は、この場所にいるんですか?」
「いつも通りの喋り方で良いですよ、無理して畏まらなくても」
無理して喋ってるのばれた すみません
内心で絶世の美女に土下座しました。
「そうですね、その答えに関しては、答えづらいですが、あなたは、あちらの世界で死んで
しまいました。死んだという事は、ご存知ですが?」
「はい。この場所で目覚めてからなんとなくそうなんじゃないかとは思ってました。」
「意外と落ち着いてますね」
内心めちゃくちゃ死んだと言われてパニックになりそうだったが紅茶の効果も相まってか自分でも
びっくりするくらい落ち着いている。
「死んだ後は、普通、新たな生命に生まれ変わるのです。ですが、ごく稀に輪廻の輪から外れて
はぐれ状態になる存在がいるんです。その状態が今のあなたです」
「そうですか」
輪廻の輪から外れた?、はぐれ?またしても理解が追いつかない。
「全くわからない言葉が出て来て理解が追いつかないって顔してますね」
内心を即効で読まれてしまった。読心術でも使えるのだろうか?
「読心術は、軽く使えますよ。私 神様ですから」
やっぱ読まれてたぁ てか神さまだったのか俺めちゃくちゃ失礼な言動だったな
そしてまた内心土下座するのだった。
「そんな謝らなくてもいいですよ」
ほんとすみません美女神様 これからは、あなたの為に生きたいと思います。
俺は、一体何を言っているんだ 目の前にいるのが神様兼女神様というのがわかって自分が死んだ事実より
驚き流石に紅茶の効果でもテンパりは、抑えられなかったようだ。ていうか俺もう死んでるし
「その前向きな気持ち良いと思いますよ。でしたら丁度出来てから700年程度の世界で新しい人生を送ってみませんか?ここにいてもはぐれとなったあなたは、消えるだけです。えぇそうしましょう。」
新しい世界で第2の人生かそれも悪くないかもしれないな
俺の中で答えが出たの察してか、女神様は、手をパンパンと叩くと2mくらいある白い扉が現れた。
俺は、その扉を開くと中は、黒い空間に一本の通り道があるだけだった。奥は、距離があるのか、
何も見えない。
「その先に行けばあなたは、生まれ変わり第2の人生が始まります。」
「その...色々とありがとうございました。」
「これから色々あると思いますが頑張って生きてくださいね」
女神様に生きてといわれたのだ、これからは、死んでも死に切れない。
「最後に質問何ですが、、、」
「その質問に関しては、お答えする事が出来ません」
かなり強めに拒否されてしまった。言い終わる前に読心術で俺の心を読んだのだろう。
ちなみに、聞こうとしたことは、女神様が睨んでいるので考える事すら恐れ多い。
「いづれあなたがその世界で生きていけば、私の事についても詳しくわかるでしょう。
今ここでの詮索は、なしですよ」
と微笑みながら答えてくれたメチャクチャ可愛い!やはり可愛いは、正義だ!何処の世界も
この真理は、変わらないだろう。
「あなたの人生に幸福の巡り合わせがある事を祈っています。」
最後にそう言われ俺は、これから出会うであるう人たちのことを考えながら期待と不安に身を踊らせながら
扉を潜るのだった。