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Final Gift  作者: トキハル
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用語設定 参考書『戦闘理論 入門』

【CAUTION!】

・最新話までに登場した、用語とその意味を確認できます。

・本編の更新に合わせて、こちらの情報も更新されていきます。

・このページにはネタバレが含まれています。本編を先に読むことを強く推奨します。

【用語集】

能力(アビリティ)

 「才能」及び「技能」の総称。可視化されている。


才能(ギフト)

 個人が先天的、もしくは既存の才能が転化された場合に、空いた才能枠を埋めるように発現した能力。格別のSランクに加え、AからGまでの8段階で評価される。


技能(スキル)

 個人の努力によって、後天的に身についた能力。格別のSランクに加え、AからGまでの8段階で評価される。


転化(てんか)

 才能が、技能へと変化すること。才能と同ランクの技能を身につけることよって起こる。転化の途中経過は可視化されていないため、後どの程度努力すれば転化するのか分かりにくい。


○才能転化理論

 その種類、ランクに関わらず、才能の転化を成すために考えられた、ある種の公式的な要素を持つ転化方法論の総称。一つの手法によって、全ての才能の転化を可能とする理論は未だに確立されれいない。


組み分け(グルーピング)

 湊愛美によって確立された、才能を転化させるための理論の一つ。これにより、世界で初めて「才能の限界」を転化させることに成功した。才能の影響を受ける無数の要素を、それぞれ大きなまとまりに分類することによって、目標を明確化し、個人の負担を軽減させることで、従来よりも短い期間で高ランク才能の転化を可能にする。「才能の性質を理解する」こと、「一度行った分類を崩さない」こと、「自身の脳を騙しきる」ことの3点が重要であるといわれている。広大な範囲をカバーする「武具天稟」や「博識」などの才能と相性がいい一方で、「敵影捕捉」などの経験がものをいう才能とは相性が悪い。


才能の限界(リミットギフト)

 Sランクの才能で、理論的には転化が可能なもののこと。転化の難易度が高く、限りなく不可能に近いため、こう呼ばれている。


最後の才能(ファイナルギフト)

 転化が不可能かつ、技能として発現することのない才能。言い換えれば、努力によって後天的に身につく余地のない能力。必ずしもSランクとは限らない。現在、日本では2名のSランク「最後の才能」所持者が確認されている。その発現自体が、才能の打ち止めに等しいことから、こう呼ばれている。


魔獣(まじゅう)

 何らかの要因で、動植物が進化ないし突然変異したと思われる敵性生物。


魔物(まもの)

 魔獣と同じく敵性生物だが、基になったと考えられる動植物が存在しない、もしくは確認されていないもの。


○魔獣発生理論

 魔獣および魔物の発生理由を明らかにしようとする研究者によって発表された理論。しかし、いずれの理論も実証されておらず、あくまでも可能性の範疇をでない。


・生物進化論(進化論)

 生物に進化したとする説。あまりにも単純かつ、長い年月をかけて成される進化では、突発的に発生した魔獣の出現を説明できないことから、魔獣発生理論としては最も未熟とされている。また、魔獣の存在は説明できても、魔物の存在が説明できないことからも、その学説としての地位は低い。


・突然変異論(変異論)

 何らの理由で、既存の生物が魔獣に当然変異したとする理論。中でも、地球温暖化、酸性雨、砂漠化、オゾン層の破壊など、地球環境問題が関係しているとする説が支配的。しかし、生物進化論と同じく、魔物の存在を説明するには至っていない。また、地球温暖化などによる環境変化に生物が対応したと考えた場合、生物進化論とたいして変わらないと批判されることもある。


・放射能汚染関係論(放射能論)

 突然変異論の流れを酌む理論で、放射能汚染が魔獣の発生に関係しているとする理論。魔獣の発生が、大規模な原子力発電所事故の発生と、時間軸、空間軸ともに一致していることから、魔獣発生理論の中では通説的な地位にある。生物進化論や、単純な突然変異論とは異なり、無生物に放射能が影響し、遺伝子に影響を与えたと考えれば、魔物の存在も説明ができうるが、実証はされていない。

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