表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/9

2.転生を自覚

目を開けると見えてくるのは、人の姿のようなもの。


はっきり見ることができない。




耳をすますと聞こえてきたのは、人の声のようなもの。


はっきり聞き取ることができない。


どうやら知らない言語のようだ。



目を凝らし耳を澄ましていると、

『視力 が強化されました。』


『ヤイチ言語 を習得しました。』




抑揚のない声がすると、さっきまで見れなかったもの、


聞き取れなかったものを、次第に理解できるようになった。




キレイな顔立ちで黒髪の20歳ぐらいの女が、目の前に立っていた。


「よしよ〜し、ユーリちゃ〜ん イイ子だね〜」




どうやら子どもをあやしているようだ。




「ベッドでネンネしましょうね〜」


そう言いながら、女はひょいと俺を持ち上げた。




うわぁぁ!




あれ?なんで持ち上げられているの?






女にされるがままでいた俺は、次に気づいた時には小さなベッドで横になっていた。




俺、赤ちゃんになってね?




赤ちゃんになっていると自覚した時、


不思議な声の主との会話を思い出した。


そして同時に、前世での自分の人生を思い出した。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ