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スターさんのお悩みです!

「困ったな。どうしたものか……」


ムースとの激戦から三日後。


スターはスターコンツェルンビルの会長室で腕組をしながら唸っていた。


先の闘いで李は再起不能、不動は重傷を負って長期入院を余儀なくされ、ジャドウはどこかに失踪してしまった。


つまり現時点で本部にいるのは美琴だけなのである。


彼女は戦闘力も超人キャンディーの能力も強力無比である。


しかしたった一人で護衛の任務を負わせるのはスターには可哀想に思えた。


そこで過去のスター流の卒業生のリストを眺め、優秀な人材を招集しようと思ったのだが、中々そのメンバーが決まらない。


彼は椅子から立ち上がると、落ち着きなく部屋を動き回りながら、独り言を口にする。


「まさかジャドウ君までいなくなるとは予想外だった。彼がいれば美琴ちゃんと二人でこのビルを死守できると思ったんだが、急にいなくなってはな」


彼はここでピタリと足を止め、リストを閉じた。


「こうなれば仕方がない。非常手段だ! 彼だけは招集したくなかったけれど、仕方がない」


スターは椅子に座り直しある場所に電話をかける。


そして今度はビル内にいる美琴をスピーカーで呼びだした。


「美琴ちゃん、大切な用事を頼みたいから至急、会長室に来てくれたまえ」


一分後。美琴がドアを開けて会長室に入ってきた。スターは手を広げて彼女をハグした後に笑顔で告げる。


「よく来たね、美琴ちゃん!早速だけど君に頼みがある!」


「……何でしょう?」


小首を傾げる美琴にスターは彼女の両肩を掴んで。


「君にカイザー=ブレッド君をこのビルに連れてくる任務を与える!

しっかり連れてきてくれたまえ!」


「……へ?」


美琴はきょとんとした声を出した。


事態が飲み込めていないのだ。


スターが先ほどの言葉をもう一度言った後、徐々に美琴の顔から血の気が引いていき、目が大きく見開かれていく。そして顔の前で手を振り。


「無理です無理です! わたしには荷が重過ぎます!」


「君ならできると思うんだけどね。そんなに自信がないのなら、よろしい、強力な助っ人を紹介してあげよう。入ってきてくれたまえ!」


スターが扉に向かって声をかけると、扉が開いて一人の人物が部屋へと入ってきた。


スターが助っ人と称するその人物とは――

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