表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異星の少女~そらリターンズ~  作者: ゆきのいつき
11/24

第十話 海へ行こう!(中編)

今回長めです。

 ソラ姫たちの目的地である海水浴場へ行くには、待ち合わせたJRの駅より特急列車に乗り、次に第三セクター運営のなんともローカルな列車へ乗り換え、最終的には夏のシーズン中だけ出ている臨時バスに乗って目的地へ到着となる。内陸寄りのソラ姫たちの街からだと所要時間は2時間少々かかり、それだけでも小旅行といった様相を呈していて、旅への期待からかみんなしてその表情は楽しそうである。その中でもソラ姫の表情は一際輝いていた。


 ソラ姫、実は全席指定の特急列車に乗るのは男の子の時代を通しても初めてである。家族での旅行はお父さんの車ばかりだったし、遠足とかはバスだった。


 そんなことから内心非常にワクワクしていた。

 異星の姫である蒼空の立場としてはその気持ちを隠し、冷静を装っているつもりなのだがそれは全く成功していない。(まぁ正直、隔す必要も別にないわけだが……)


「ソラちゃん、なんかすっごくうれしそうだね? さっきから表情緩みっぱなしでさ、見ててとっても微笑ましいんだよね。ふふっ、なんていうかぁ……そう! 遠足のときの小学生って感じ? マジかわいいって」


 特急列車の指定席へ嬉々として乗り込み、落ち着いたところでそう声をかけたのはソラ姫の向かいに座っている若村だ。ちなみに特急列車の座席は全席指定。メンバー総勢六名の一行は二人がけの席を四つ確保しており、その席を向かい合わせにし通路を挟み三人ずつで座る形となっている。とはいえ実際は四人と二人という感じでなるべく固まるように座っていて、余った席に荷物を載せているといったところである。余った席の客が来たらどうするの?って突っ込みが聞こえてきそうだが、実際そこそこ空席の目立つ車両の様子からしてみればそう心配いらないのかもしれない。

 話しを戻すと、通路を挟み、はみ出した二人は青山と高橋であり、その表情はいかにも不服そうであり、ただ一人女子の席の中に食い込んだ山下を恨めしそうに見ていた。


「はぇ、そ、そう、ですか? 私そんなに表情に出ちゃってる? 恥ずかしい。でも、こんな感じにお友だちと遊びに出るだなんて、その、初めてで……うれしくって!」


 若村の言葉に照れた表情を見せながらも正直に今の気持ちを告げるソラ姫。その表情は更に明るくキラキラしていて、そんな様子を横から覗き込むようにして見ている男子たちの表情は緩みっぱなしだ。


「そっか。ソラちゃん、お姫さまだもんね。そうそう一人で遊びに出るだなんて出来ないだろうし……歳の近い子なんかも居なかったんだ? なんかお姫さまも大変だよね」


 若村がそう言えば、


「なるほど~、お姫さま大変なんだ。でもソラちゃん、そうは言ってもとっても大切にされてるよっ。あの侍女さんたちを見てればよくわかる。ほんと姫さま一筋~って感じで……見ててとっても微笑ましいもの」


 杉山もうなずきながらそう語る。


「あははっ、そ、そうかなぁ? でもほんと、みんなと知り会えて……こうして遊びにも誘ってもらえて……とってもうれしい! ありがとう」


 そのかわいらしい顔を笑顔でいっぱいにし、誘ってくれたみんなに改めてお礼をいうソラ姫。そんな顔を向けられた若村らはそのあまりのかわいらしさに、もういいかげん慣れたはずなのだがやはりドギマギしてしまう。


「ど、どういたしまして! ま、私はソラちゃんのこと大事なお友だちだと思ってるし、これからもきっとそうだからね! みんなもそうだよね?」


 若村がどや顔でそういい、周りにも振る。そして当然といった風にうなずく面々。

 ソラ姫はそれを見てなんとも幸せそうな表情を浮かべる。その表情は今までにも増してやさしげで、まさに天上の微笑みというにふさわしく、その表情を侍女たちやアリスが見ていれば自慢しまくったであろうことは想像に難くない。


「ま、それはともかく、やっぱソラちゃん、注目浴びまくりだったよね? いくら帽子かぶっててもその髪の色だし……その目もめっちゃ珍しいもんね。なによりなんていうかさぁ、オーラっていうの? 出てるよね? 出まくりだよね、これってやっぱお姫さまオーラ? それとも異星人オーラかなぁ?」


 話しを変え、ここまで来るときの周囲の反応を思い出し、にやけ顔をしながら話す若村。


「だよなぁ、ソラちゃんかわいいもんなぁ! それに若村や杉山だってレベルたけーし。すれ違いざまとかみんな面白いように振り返ってまで見てたよな~。食い入るように見てくるやつとかちょっとウザかったけど、まぁそいつらの気持ちもわからなくもないな。

 にしてもなんつうか、一緒に居るオレは優越感にひたれてなかなか気持ちよかったぜ~! オレたちの彼女的に見えてたろうしさぁ。な、悠斗っ」


 通路を挟んだ向こう側から鼻を膨らませながらバカなことを言う高橋。

 振られた青山は、


「ば、ばかっ、おめぇ智也。そんなこと口に出して言うなっ! 違うぞ、若村。少なくともオレはそんなこと……」


 この後どんな惨劇が起こったかはあえて言わないで置こう。

 そんなこんなでなんとも騒がしくも楽しい、短めの列車の旅を楽しんでいる一行なのであった。



☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆



「はぁ~、やぁっと着いたぜぇ。さすがにずっと電車やバスに乗ってると疲れるよなぁ。それにやたらきびしい環境だったしなぁ」


 バスが目的地に到着し、ドアが開くなり飛び降りるようにして外に出た高橋が、その長身を思いっきり伸ばすようにしながらそんなことを言う。上背のある彼には、ずっと車内に閉じこもったきりというのはよほど窮屈だったらしい。


「無駄に背が高いからよ。とに何食べればそんなにでかくなれるのよ? その成長の分、頭の方に回した方が良かったんじゃない? まぁ車内でのことはお疲れさまだけどね」


 続いて出てきた若村がすかさず突っ込む。しかし言葉とは裏腹にその顔は笑顔で満たされていて、すでに海辺近くに来たそのテンションは海水浴モードへと早々にシフトされているようである。


「ひっでえなぁ、若村。重い荷物運んだり盾役やってるオレたちに、もっとやさしくしてくれてもいいんじゃね?」


 そう反論する高橋も口とは裏腹に笑顔でいっぱいである。交わされる会話は二人にとってある意味平常運転。結局、二人とも早く海に行きたくてうずうずしてるようである。


「はいはい、二人とも。こんなとこでまで来てバカなこと言ってないで、早く海に行きましょ? ソラちゃんももう楽しみで仕方ないって顔してるよ。それにありがとね高橋くん! お疲れさま」


 杉山にとってもいつもの突っ込みを済まし、色々な苦労をねぎらう言葉をかけ、ソラ姫の手を取りつつ先に出た二人の元へと近寄っていく。ソラ姫もそんな扱いこどもあつかいには慣れているのか、その手を握り返してにこやかな表情で付いていく。

 山下と青山は他の乗客である若い男の子集団を軽くけん制しながら、しんがりでバスから降りてきた。海水浴へと向うバスの中は当然少年少女たちわかものたちで溢れていたわけで、その中でも自らの連れである三人の少女たちは群を抜いてかわいく、青山や高橋、それに一応山下もその三人のナイトたるべく奮闘していたのである。


 ご苦労さま、男子たち。



☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆



「お待たせ~! マジごめん。ほんと更衣室の混み、ハンパなくってさ~」


 女子たちが出てくるのを真夏の暑い太陽が照りつける中、二人揃ってトランクス姿で待っていた男子たち。その肌にはすでに汗が噴出しいかにも暑そうである。そんな男子たちに、水着に着替えた女子たちが謝りながら、ようやくその姿を見せた。


「ほんと遅過ぎだっつーの。こっちは暑くて茹で上がりそうだぜ。ったく、ほんと女の着替えってなげーよなぁ」


 暑さでヒートアップし、ぐちり出す青山をなだめにかかる山下。


「まぁまぁ、そうは言っても仕方ないよ。この混雑だし。若村さんたちも不可抗力でしょ、きっと」


「おっ、さすが山下。出来る男の子は違うね。青山も見習えば?

 まっ、冗談はさておいてさ、実際すごかったんだからね、女子更衣室。もう人人人で、さすがに女の子どうしでもあれはないと思ったわ。かといって恥ずかしがってたらいつまでたっても着替えできないし。 男の子にはぜったい見せられない姿だって。ほんと海で遊ぶ前から疲れたよ……」


 若村がやれやれといった表情でそう言いながら、杉山やソラ姫に同意を求める。


「ほんとにねぇ……、それにソラちゃんも大変だったしね」


 若村の言葉に同じくうんざりしたような表情をしながらもそんなことを言う杉山。名前を出されたソラ姫は顔をしかめてこう言う。


「ぼ、私、もうあそこでお着替えしたくない。帰りはアリスでする」


 ソラ姫にしては珍しく、悲壮感すらただよう鬱々とした表情でそんなことを言う。男子たちは一体なにがあったんだという風に若村と杉山を見る。


「あははっ、まぁ、なんだね。さすがにばれちゃってさ。この見てくれで、しかも裸同然でしょ?

 特に周りにいたおばさん連中(実際はせいぜい二十歳すぎのお姉さんである)がすっごく興味津々でさぁ、恥ずかしがるソラちゃんを無理矢理……」


 また思い出してきたのか、口をとんがらせて怒りの表情を浮かべながら話す若村。杉山もそれにうんうん相槌をうつ。どうやら、異星人、エカルラートの姫であることがばれてしまったようで、囲まれてしまったというのが真相のようだ。二人してソラ姫を守ろうとしたものの、おばさんたちを前にして奮戦むなしく、ソラ姫を奪われてしまったらしい。

 そんな中で着替えをせざるを得なかったソラ姫のHPはゼロに限りなく近くなってしまった。

 そりゃそうである。いくら侍女さんたちといつも湯浴みをしているとはいえ、まだまだ女としては半人前にも程遠いソラ姫。しかも今回は水着。そのハードルは相当に高く、ソラ姫の小さくてかわいらしい頭は羞恥心でパンク寸前だった。周りを囲むお姉さんたちも下着姿で話しかけて来るならまだましで、出るトコがでまくった大人なその身体を、惜しげもなくさらし話しかけて来る女性も多数いた。しかも自分も結局それに似たようなカッコである。

 男子なら誰もがうらやむその環境も、ソラ姫にとっては最早いじめにも近い状況なのであった。


 かくかくしかじか、そんな説明を男子たちにした若村と杉山。意気消沈しているソラ姫。

 さすがの青山も、待たされた怒りを納めるしかない。そしてその思考は待たされた怒りから別のものへとシフトしだす。


 もちろん、女子たちのその姿みずぎにである。

 青山はそんな女子たちの水着を値踏みするかのように、遠慮という言葉は知らないとばかりに視線を送る。


 若村はその性格に反し案外大人しめの水着で、黄色のタンキニにショートパンツ、頭にはちょこんとかわいいサングラスを乗せている。ショートパンツから覗くその足はすらりと長く、健康的な脚線美を見せていた。胸は残念だがなかなかのスタイルだと素直に思う青山だ。

 次に杉山だ。一見するとピンク色したかわいらしいワンピースかと思いきや、ふと背中を見れば、大きく開いていて後ろ姿はまんまビキニ姿。腰にはパレオが巻かれていてそれが逆にちらちら見えるお尻を変に想像させ、中学三年にしては色っぽかったりする。スタイルはといえば、着やせするのかその胸は程よく成長していて、きゅっとくびれた腰といい青山的には杉山のポイントはうなぎ登りだ。


 で、最後にソラ姫なのであるが……はっきりえば対象外。

 残念な子である。

 あと三年後くらいに……と言って送り返してあげたいくらいである。

 まぁそんな青山の好みはともかく、ソラ姫も結局ワンピースに落ち着いたようで彼女の……そのスレンダーな体型にもかわいく馴染んでいる。青山の感想はともかく、普通以上にとってもかわいらしい水着少女である。

 まっ白な生地に黒い水玉模様の入ったワンピースの裾にはフリルのついたこれも黒っぽいスカートが付き、まだまだ?薄い胸元にはアクセントでかわいらしいリボンがちょこんと付いている。まっ白な肌にうす紫色をした髪を持つソラ姫にはとても良く似合っている。


 青山のそんな視線に気付く女子三人。山下は水着女子に照れているのか、その視線が定まらず、キョロキョロしてていつもより落ち着きがない。(若村的には頼りなさそうに見えるので減点だ)


「あーおーやーまー? どぉこ見てるのかなぁ? ふふ~ん、こんな魅力的な女の子が目の前に居たら、男の子ならそうなるのは、まぁ、仕方ない。許して進ぜよう」


 青山の視線に対し、気に留めたふうでもなくあっさり流した若村。杉山も見られ慣れているのか気にした様子もない。が、ただ一人、ソラ姫だけが慣れない水着姿にその雪のように白い頬を赤らめ、うつむき加減で立っていた。その手はさきほどの更衣室での出来事のせいか、杉山にしっかり握ってもらっている。

 青山はもちろん、若村のそんな軽い突っ込みにもどこ吹く風でまったくこたえていない。


「で、高橋は? 姿見えないようだけど」

「ああ、智也なら先に場所取りに行ってるぜ。なんせこの人出だろ、貸しパラソルの確保だって怪しいくらいだしな。どうよ、気が効くだろ? オレたちってさ」


 若村の問いに、どや顔で答える青山。


「ったく、すぐ調子にのる~! ならここでしゃべってても仕方ないわね。さっさと高橋の確保してくれてるって場所まで行こう。もちろん場所はわかってるんだよね?」


「うっ」


 固まる青山。どうやらそこまで打ち合わせはしてなかったようで、隣の山下も肩をすくめる。


「もう、どうするのよ? ここのビーチ半端なく広いよ。ほんと抜けてるんだからっ」

「け、携帯で呼べば大丈夫……」


 若村の追及にタジタジの青山、打開策を言うも?


「あ、携帯! 悠斗、だめだよ。智也のやつトランクス姿にクーラーボックスだけ持って……携帯落とすといやだからって僕に預けていったんだ」


 山下がそう言いながら、肩から下げてるトートバックを指し示す。中は山下自慢のデジタルグッズ満載で、その中にしっかり智也のスマフォもしまいこまれていた。


「ばっかじゃないの? もう探すしかないじゃない。はぁ、この暑さの中、人ごみ掻き分けて高橋探すの~? もう勘弁してよ~」


「め、面目ない……」

「ごめん……みんな。僕がもっとしっかり確認しておけば……」


 ぷんすか怒る若村に、意気消沈する男子二人。

 そんな三人に何か言おうとあたふたする杉山。


「それなら大丈夫! 私、高橋くんの居場所わかるもん」


 なんともよどんだ空気の中、先ほどまで恥ずかしげに佇んでいたソラ姫が、わが意を得たりとばかりにそのかわいらし顔に似合わないどや顔をみんなに見せつけ、自信たっぷりに言い放ったのだった。



☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆



 広いビーチに色とりどりのパラソルの花が咲き乱れている中、汗をかきながら歩いてきた男子二人と女子三人のグループ。もちろんソラ姫たちである。ちなみにソラ姫はただ一人汗一つかかず、涼しい顔だ。生身で宇宙にすら存在できるその身体は、地球上のどんな環境でもそよ風程度でしかなく、影響を及ぼす事などありえない。


「おーい、智也~!」


 一人ぽつんと待っていた高橋に、青山が大きな声で呼びかけ、それを聞いた高橋は体育すわりをしていたその長身を身軽に伸ばしすっくと立ち上がる。


「おせーよ、おめーら! どんだけ待たすんだっつーの」


 一人で寂しく場所取りをしていた高橋が当然のごとくグチをたれる。まあ当然だろう。

 そんな高橋をなだめる青山と山下。

 それを呆れ顔で見つめる若村と杉山。ソラ姫は無事みなを案内でき、自分も役に立ったことで満足そうにそのかわいい顔を笑顔で埋める。


「それにしてもソラちゃん、やっぱすごいね。

 最近あんまり羽とか出さないし、ずっと一緒にいるからそんなに意識しなくなってたけど……ほんと異星人なんだよねぇ。

 頭の中で考えただけで、色んな物のあるとこや人の位置とか……わかるなんてマジすごい!」


 そう。今回高橋を探すのに使ったのはソラ姫の怪しげに赤く輝く右目の能力。

 ずいぶん久しぶりに使う気がする……その空間把握に力を発揮する右目でもって、砂浜で待ちぼうけを食らってる高橋を探査したのであった。


「えへっ、どういたしまして。

 私もお役に立ててすっごくうれしい。えへん。他にも色々出来ちゃうから困ったことあったらなんでも言ってね?」


 調子に乗ってそんなことまで言いだすソラ姫。そんな姿が小さい子供がお母さんに褒められ調子に乗る姿を連想させ、若村たちはほんわかとした気分になり、そのソラ姫を見る表情はどこか生暖かいものとなる。

 高橋はそんなみんなの会話についていけてない。


 まぁ何はともあれ、ようやくビーチサイドへとたどり着いた面々。

 色々あったが、目の前に大きく広がる海を見て、テンション上がりまくりである。


「よーし、とりあえず海にはいっちゃお! ソラちゃん、みんな、行くよ~」


 若村のその言葉に誰も反論をするわけもなく、ソラ姫たち一行は取るものも取りあえず、一目散に海えと駆け出していくのだった。



 p.s.

 されど貴重品には、なにげにごくごく小規模の防御フィールドをかけることを忘れないソラ姫なのだった。



やっと海が見えたところで次回へと続きます。


なんだか話しが膨らんで結局三編ものに……。

ああ、次回で終われるのでしょうか?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ