表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異郷より。  作者: TKミハル
幻想楼閣
229/369

始めに。

 ごく短めです。

〈通達〉


“皆さんもすでにご存じかとは思いますが、このヴォロディアになんと久方ぶりに来訪者が確認できました!

 途中脱落が多い中、まさに空前絶後、未曽有、稀有な方々に違いありません。


 つきましては、ここまで辿り着いた彼らを讃え、歓迎の意を表するため、城を挙げて盛り上げていく所存です。各自の担当役、台詞など、詳細は別紙に用意いたしましたので、皆さま振るってご参加ください!!

                            ナスターシャ”


 この手紙は、数人に配られたのち、さすがに不適切だろうと、宰相の息子エルセヴィルによって急ぎ回収された。

〈彼らの会話〉

「……おまえは、何を考えてる」

 心底呆れたエルズの言葉に、

「えー、だって、超レア!だよこれ。お客様なんてこの先いつになるか……。もっとパーッと盛り上がるべきだよ!」

「…………」

 まあ……シルウェリス辺りは大喜びするかもしれないが……とエルズは額を押さえため息を吐いた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ