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僕が異世界転生するまでの30日間  作者: 小柳和也
二部 世界が終わりそうなので、昔の友達だけでも助けてみた 。

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日本滞在 3日目②

 こんな悲しい想いをするために、僕は日本に帰ってきたのだろうか。

 田村さんや三上さんに会うことが少し怖くなってきた。


 十五年という歳月は短くない。確かに長い歳月だ。

 十五年前とまるで変わらぬように生きている人がいる一方、当時からは一ミリも想像できないぐらいの人間に変わっていることもある。


 三上さんや田村さんがそうなっていることが怖かった。

 どこで仕事しているのか、どの辺りで生活しているのかはすぐに把握できたが、すぐに会いにはいかなかった。


 新型ウイルスの蔓延により、外出制限はなかったが、外出自粛要請がなされており、三上さんは仕事以外の外出をしていなかった。


 田村さんはもろもろ外出しないといけない事情があり、比較的出入りはしているようだった。

 なにかしらの援助をしたかったが、よけいなお節介かもしれない。


 でもやるしかないのだ。

 このまま先延ばしにしていても、僕もどこにもいけやしないから。

 知らなかったのなら知らないままでいられた。でも知ってしまった以上、何もしないでこのまま異世界に帰る度胸を、僕は持っていなかった。

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