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僕が異世界転生するまでの30日間  作者: 小柳和也
一部 異世界転生するまでの僕 。

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異世界転生 一日目

 女神の言っていた通り、超絶チートが付与されているようだ。

 二階建ての一軒家ぐらいなら丸飲みしてしまいそうな、大トカゲの死体を見上げながら、僕は自らに与えられた超然性に驚愕していた。トカゲとのことだが、かちかちの鱗のような皮膚に覆われている全身からして、竜とかドラゴンとか呼称したほうがいいかもしれない。


 転生した直後、目の前にそんな三十メートル級の大トカゲがいた。

 しかも瞳に怒りをたぎらせ、剣のような犬歯を光らせ、唾液をたらしていた。


 女神の嫌がらせかと思ったが、どうやら僕自身がどれだけ規格外であるのか証明させるためだけの実験材料だったようだ。


 襲ってきた大トカゲに対して思わず、手のひらを向けてガードしたが、それだけで「自動防御攻撃発動」と、どこからともなく声が響いたかと思うと、手のひらからエネルギー球が飛んでいった。

 それは大トカゲの胴体に直撃し、飛散し、全身に這っていった。

 大トカゲは全身を痙攣させたのち、口から泡吹いて倒れてしまった。

 検分するまでもなく、死亡していた。


 まさしくチート級のスキルだ。

 自動発動らしいが、そんなお手軽スキルでこんな大型モンスターを撃退してしまうなんて、末恐ろしい。あの女神様は僕にこの世界の魔王にでもなれ、といっているのだろうか。いやなれといっているかもしれない。それが幸せにつながる道だ、と思ってそうだ。


 このスキルはオフにできないのだろうか。これでは街中で偶然肩をぶつけてきた強面の冒険者Aまで即死させてします。


「スキル説明。スキル対象は魔物限定」

 また声がした。どうやら町中では使用不可のようだ。安心安全設計ということか。この声はなに?

「スキルガイダンスボイス。対象者の骨髄振動により伝達。対象者以外には聞こえません。通称ガイちゃん。音声は対象者の趣向に合わせています」


 僕にだけしか聞こえないようだ。通称はまあいいとして、音声も確かにどことなく大人気女性VYouTubeさん風に聞こえなくもない。いいね!!


 至れり尽くせりということのようだ。少なくともいきなり野宿状態のストレスマッハな異世界生活がスタートすることはないようだ。

 洞窟からでると、目の前に小さな村の灯火がみえる。あそこへ行け、と示唆的だ。

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