伝説の人生を求めて
ある日、配管工の佐藤は、伝説の人生を求めて旅に出ることを決意した。彼は「伝説の水道管」を探して歩きまわり、ついにある村の古い神社にたどり着いた。そこには「水道管を修理すれば、願いが叶う」と書かれた看板があった。
佐藤は意気揚々と修理を始めたが、途中で水道管が爆発!!
水しぶきが彼を覆い、周囲は大騒ぎ。
村人たちはとても驚いた。
しかし水浸しで必死に水道管にへばり付き何とかしようとする佐藤の無様な姿を見て村人達は鼻で笑い転げた。
結局、佐藤は伝説の水道管を修理するどころか、村の「水しぶき王」として名を馳せることに。
彼は「伝説の人生」を求めていたはずが、笑いの伝説を作ってしまったのだった。
佐藤はへこんだ。
しこたまへこんだ。
へこみにへこんだ。
そして最後に前を向きこう言った。
「人生、修理よりも笑いが大切だ!」
彼が何かを乗り越えたようで何よりです。
恐らくあの神社の看板は、神社が話題作りの為に立てただけだったとかなんとか。