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プロローグ






ある日地球の人口の約90%が《《死滅》》した。






約90%の人々が糸の切れた操り人形の様にぷっつんと事切れた。






何て言えばいいのだろうか?


火星人が攻めてきたと言えばいいのだろうか?

アルマゲドンが起こったと言えばいいのだろうか?

 


否、どれもが違うだろう。


だが人類では。


これからも訳の分からないものとして先ほど言ったようなものとして処理されるのだろう。

少なくとも一般では。


まあ、強いて今のところの《《仮》》の人類の統一見解をいうなれば《《何か》》が私たち人類に何か 気害 を加えたという事だけだった。



そう、《《危害》》。


その危害は形容しづらく。

そして危害と呼べるかどうかも未だ不明であった。


詰まる所《《危害》》よる被害もはたまた救済もあったという事、ただそれだけだった。



例えその危害によって身に覚えのない異能力と言われる能力が宿ったとしても。


例え生物《化け物》を倒すことによって経験値と呼ばれるものが自身に宿ったとしても。


人間は結局人間だ。


詰まりだ。


異能力が宿ったおかげで暮らしが良くなった人間も悪くなった人間もいるという事だ。





《《危害》》と言ってあるが、それが何かという事は2年たった今でも解明されていない。


いや解明されているかもしれないがそれが一般人に伝わっているかと言うと否であった。


しかし。



今では機能しているのか、しているのか、いないのか分からない政府に事情の説明を求めるやつが少なくとも周りには居なかったというのも伝わらなかった理由の一つであろう。

政府が機能していて事情を知っている前提だが。



しかし自分自身が一般人になってしまった理由がそれならば少々悔やまれる。



何しろこの世界は一般人には生きづらい、何かの肩書を持っていたり、コミュニティにはいっていた方が生存確率は倍以上に膨れ上がる。




少なくとも自分自身はこんな異常なファンタジーチックな世界で何の肩書もなく一人で《《能力》》を相手にしていくことは無理だと思う。


…本当に無理だと思う。




⊶⊶⊶⊷⊶⊶⊶⊷⊶⊶⊶⊷⊶⊶⊶⊷⊶⊶⊶⊷⊶⊶⊶⊷⊶⊶⊶⊷⊶⊶⊶⊷⊶⊶⊶⊷


訳の分からないところ、文章が纏まっていないところ、その様な点がありました場合感想にて教えてもらったら幸いです。


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