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0.始まりの始まり

新作です。感想評価待ってます。

 「ん?」


取り敢えず、それしか言えなかった。そりゃそうだろう。休日の朝。何もする事がなく、布団でだらだらしている高校生。一人暮らしにも慣れて来て、明日の月曜日をどうにか遠ざけられないか考えながら寝返りをうつと、目の前に超絶美人な女の人がこっちを見てたんだから。


「おはようございます」


「おはようございます」


さて、どういう状況だろう。常日頃願っていた、非日常よ起きろという願いが受理されたのだろうか。この感じだと、死んで異世界転生は無いだろうから、異世界で問題が起きたから、何の変鉄もない消えても構わない人間にチカラを与えて送り込む系だろうか、もしくは新手の庶民向けドッキリ。現代ファンタジーは認めない。


「酷く落ち着いて居ますね?」


美人さんが困惑した顔でそう言った。美人だとどんな顔でも華がありますね。いやー、現代の若者は来んな感じですよ。どうせ心読めるんだろうし、喋らなくていいですよね?


「ええ、まぁ読めますけど······あの、恥ずかしくなってきたんで出て良いですか?」


「駄目です」


恐らく、ここで動揺させてペースを掴み、相手が狼狽えている間になあなあで要件を呑ませるつもりだったんだろう。別にそういう方面に優れている訳でもない、男が狼狽えている所が可愛いからこんな事しました系のにわかお姉さんには、現代の無気力系男子の相手は厳しいだろう。わざわざ抜けていいかなどと聞いてくる辺り、相手は動揺しているんだろう。女神か天使の可能性は高いが、少し面白い。


「······なんでそんなに鋭いんですか。まぁ、そうですね。私は人が言うところの女神です」


未だ布団から出ずにこちらを見てくる女神様。顔が赤いですよ。こっちの反応が薄いからって対抗しなくてもいいのに。


「うぅ、こんな人間初めてです。どうやって生きたらこんなのに······あの、布団から出たいので離してください」


布団から出ようとする女神様の服を掴む。それで、何の用ですか?


「いや、だから服······もういいです。こういう人なんですね。分かりました。もう簡潔に言います、異世界が危険な感じなので助けて下さい」


よし、予想通り。危険度合いにもよるけど、他の世界からの侵攻で滅びそう、この世界との接触で次元が的な奴、世界戦争を止めて、既に文明は崩壊し、再生を手伝ってほしい、魂の人口流出が止まらない、その他。

どれですか?


「やけに具体的ですね······。文明崩壊です。他の世界からの侵攻で敗北した後です。悪神の軍勢によって世界がk」


ああ、分かりました。どんな能力をくれますか?


「······」


語りに入りそうだったので止めさせて貰ったが、お気に召さなかったようだ。拗ねてる顔も可愛いですよ。


「·····\\\\」


女神様。十数年しか生きてない生物に何手玉に取られてるんですか。


「······私はまだ生まれて二十年です。それと、能力は大抵の事は通ります」


ほうほう、まぁ、どうせ悪神の軍勢はまだ残ってるんだし、最低限の戦闘力は必要だよな。あっちの世界に元々いる人には干渉できないんですよね?出来たら負けてないし。向こうの世界はファンタジーでいいんですか?Lvupは?


「いわゆる、剣と魔法の世界ですね、Lvもあります」


よし、じゃあ洒落にならない脚力とそれに耐えられる体、スキルを覚えやすい体質に、錬金術スキルで。


「······それだけでいいんですね。やっぱり普通じゃないです」


あ、錬金術のイメージは俺の頭にある奴で。


「はぁ、分かりました、それでは、お元気で······あの、服離してください、あのこれちょっと召喚に巻き込まれますから!私は付属しませんから!あの!?」


部屋に光が満ちる。そろそろ時間のようだ。さぁ、いくか!


「聞いてない!?いや、待って私を解放しt」


光が収まったとき、そこに人の姿はなかった。






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