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僕達は前を向いて生きていく。  作者: あさねこ
【1章】 異世界での成長録
53/216

CP-06 【ティルとヤスオの関係】 

ティル視点でのお茶濁しです。まさか帰宅時間が22時40分になるとは…

短いですがどうかご容赦下さい。


返信する時間が無くて申し訳ありません、全て読ませてもらっています。

感想やブクマ、評価など何時も有難う御座います。

 いつもの様に日課になった【念話】をヤスオに掛けたんだけどまさかの内容にリアルで「ふぁっ!?」って叫んじゃったお。はいはいそこアリーさんや、ボクは病気にはなってませんから落ち着きなさい。


 むむむ…昨日は疲れて【念話】出来なかったのが痛かったおね。ホープタウンにモンスターの集団が向かってきたから冒険者を募って対応したとか、寝耳に水って話じゃないっての。あれからまだ2ヶ月そこらしか立ってないのにもうそんな大規模バトルやらかしたとか、お姉ちゃんはちょいと心配だお。


【う、うむむ…町からの仕事で受けたんだし緊急だからなぁ…でも、そうかー、頑張ったんだねヤスオ】


【あはは…自分は動けなくなったモンスターを攻撃してただけなんで】


 本当はボク達に相談しようとしてくれたらしいけど、既に冒険者達は揃ってたし報酬を考えるとボク達を動かすのは大変だろうからね、仕方ないと言えば仕方ないか…でもその気になれば無償で助けに行くんだから、出来れば言って欲しかったお。お金より冒険者達の信頼度より、新しく出来た仲間の方が大事に決まってるっしょ、ボクは聖人とかそういうのじゃないしね、可愛い弟分が大変な目に合ってたら助けてあげたくなるのです。


 とはいえまさかのレベル18の阻害メインメイジが仲間に居たおかげで問題無く制圧出来たとか、レベル18ってボク達より普通に強いじゃないか、報酬はどうなってるんだお? でもま…彼のお陰でヤスオも怪我しなかったって言うし、今度あったらお礼を言わせてもらおうかね。


 とは言え…そのオッターって奴にボクの株奪われたかお…? 同じメイジであっちの方が高レベルで実際に一緒に戦ったのを見たって興奮して言ってるからねぇ…ちょいと悔しいおね。

 

 だがしかーし! ヤスオはボクと同じ火力タイプ、ボクの方が上手く教えられるね♪ 相手は攻撃魔法が使えないタイプらしいし、強くてもヤスオに攻撃魔法を教えるのは難しいだろうか、ここはボクの独壇場だお!! 


【でもよくやった! 自分の出来ることをちゃんとやり遂げたのは評価できるおっ! その調子で無理なく自分を鍛えあげるんだ! そのオッターって人を見習って自分の得意なものを頑張って上げるんだよ! なぁに困った事があればボクが教えてしんぜよう!】


【有難う御座います! とと、そろそろ時間ですね。長々と話してすいません】


【なんのなんの。こうやって念話で会話するのは楽しいからねぇ~、偶にはそっちからかけてきてくれても良いんだお?】


 ヤスオは遠慮がちな性格だから、よほどの緊急の時以外は念話とかをしてこないんだよねぇ…よほどの緊急、実はまだホープタウンに居た時に狩りの手伝いをしてたらヤスオがブラウンベアーに見つかっちゃってね…切羽詰まりながら連絡してきたんだお。いやぁボク達も焦った焦った。今更熊程度に負けるほど弱くはないけど、ヤスオは別だからね。高速で向かっていってこんがり焼きました。


 あの時のボクを見ていたキラキラした目が忘れられないお~。


【それじゃ、お休みなさい!】


【うん、お休み~。ちゃんと暖かくして寝ること! 戦いの後は疲れが溜まりやすいんだからね!?】


 過保護と言うなかれ、ボク達とは違うモンスターの居ない世界で生きて来たあの子はどうにもそのへんのペース配分がやや曖昧なんだお。いくら強くなっても体調が悪い時とかだったら本来の力の半分も出せない時があるからね。この辺は口を酸っぱくして教えなければ。




…………







―翌日



 昨日の内容は朝食時に伝えておいたお、なんだかんだで二人共ヤスオが心配みたいだからね、この辺どうにもボクに似たのか結構過保護なんだよねぇ。

 

「そうか……あいつも自分なりに頑張ってるんだな。俺達もうかうかしてられない、早めにこのダンジョンの深層まで行かないとな」


「だね、でも強くなりすぎるのもヤスオが追いつくの大変だから、さじ加減も大切だよ。私やティルだって早く一緒に冒険したいしね」


 一緒に戦って更に絆を深めていく…そしてお姉ちゃんと呼んでもらうのだ。やはりこれは外せないおね、この自他共に認めるスーパーお姉ちゃんにとっては。


「スーパーでもアーパーでも何でもいいけど、少し不気味な話だったな。フィールドでそれだけの数のモンスターとか殆ど聞いた事がねぇよ。ってか、ダンジョンだって滅多にお目にかかった事がない」


「10~30体のハウンドが村を襲っただけで壊滅する可能性もあるんだし、村や町に住んでいる人は気が気じゃないよね…」


 ボク達レベルの冒険者がいれば、パライズモスやハウンドがどれだけ居ようと蹂躙できるけど、フィールドでそれだけの数が襲ってきたら力の無い住民達はきっと恐ろしい筈だお。


「ヤスオもよくやったよな。例え安全が確保できたって言っても万が一がある。無事ですんでよかったぜ」


「この調子で頑張れば近い内にヤスオも追いついてくるおっ。ボク等も頑張らないとね♪」


「だねっ! 今日もシーフとアーチャー臨時募集してダンジョン制覇だねっ!」


 ヤスオ? ボク達も毎日頑張ってるお。そっちも無理しない程度にやる事! 無理して身体を壊したらボクが説教に行くからね?


―18話に続く



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