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第二百二十五話

半年以上間をあけての更新ですので、まずは人物紹介をさせてもらいます。

☆アルマ


 アルハレムが仲間にした六人目の魔女であると同時にアルハレム専用の武器。

 アルハレムがクエストブックに記された十回目の試練を達成した時、現世に降臨した女神イアスが彼に与える特別報酬(冒険者はクエストブックの試練を十回達成する度に女神イアスより神力石以外の特別な報酬を与えられる)としてアルマを創造した。

 元々アルハレムは特別報酬に強力な武器を求めていたのだが、女神イアスとアルマ本人によれば「魔物使いの冒険者であるアルハレムにとっての武器とは使役する魔物である」とのことらしい。


 種族はインテリジェンスウェポン(魔女)。

 女、零歳。

 外見は基本的にロッド(硬鞭)なのだが、状況に応じて剣、槍、斧、弓、手甲、投擲具といった様々な形状の武具に形を変えることができ、更にはアルハレムそっくりの姿や魔女の姿になる事もできる。

 魔女の姿は十七、八歳くらいの全身に鱗のような刺青がある褐色の女性。ただしこの姿の時は衣服の類を着るのを嫌がり、常に裸でいる。

 髪と目の色は銀と金。


 名前のアルマは「武器」という意味。

 自分の呼び方は「私」で、アルハレムの呼び方は「マスター」。




☆レム


 アルハレムが仲間にした七人目の魔女。

 女神イアスが創造したダンジョンの一つ「天空の乙女像」のダンジョンマスター。

 ダンジョンを突破して現れたアルハレムと戦って敗れた後、彼に仲間になるように誘われ、そのままアルハレムに従う魔女の一人となった。

 レムの血はあらゆる傷と病を癒し、ヒューマン以外の種族なら死者も蘇らせる霊薬「エリクサー」なのであるが、その血がエリクサーとしての効能を得るには彼女の魂を宿す必要がある。つまりレムからエリクサーを得るということは、彼女を命を奪うということである。

 そしてレムからエリクサーを得ると、ダンジョンマスターを失ったダンジョン「天空の乙女像」は機能を失って空から墜落することになり、そうなるとよほどの幸運に恵まれていないかぎり生還は不可能。その事を考えるとレムを倒さずに仲間にしたアルハレムの判断はむしろ英断といえる。

 ダンジョン「天空の乙女像」は空を飛ぶ船という外見をしているため、レムはダンジョンのことを「豪華客船エターナル・ゴッデス号」と呼んでいるのだが、周囲の人間からは「さまよえる幽霊船」と呼ばれており、本人はその事に強い不満を感じている。


 種族はゴーレム(魔女)。

 女、年齢不明。

 外見は黒の水着の上に船の船長が着るようなコートを羽織っていて、首と両腕に何本もの鎖が繋がっている首輪と腕輪をつけている。

 髪と目の色は金と蒼。


 自分の呼び方は「私」で、アルハレムの呼び方は「ご主人様」。




☆シレーナ


 アルハレムが仲間にした八人目の魔女。

 元々は一人で気ままな旅をしていたのだが旅先でウィンと出会って一緒に旅をするようになり、その後偶然レムのダンジョン「天空の乙女像」を見つけてそこで居候することになる。

 長い間ダンジョン「天空の乙女像」に挑戦する者が現れないことに悲しむレムに同情し、たまたま目をつけたアルハレムをウィンと共にダンジョンに招き入れる(拉致したとも言う)。そして魔女のアルマと協力してダンジョンに挑むアルハレムに興味を懐き、ダンジョン攻略後に彼の仲間となる。


 種族はセイレーン(魔女)。

 女、三歳。

 外見は踊り子が着るような衣装を着ているのだが、両腕が翼のシレーナがどの様に衣装を着るのかは不明。

 髪と目の色は水色と金。


 自分の呼び方は「アタシ」で、アルハレムの呼び方は「アルハレム」。




☆ウィン


 アルハレムが仲間にした九人目の魔女(正確には魔女ではなくドラゴンメイド)。

 元々はとある山奥でのんびりと暮らしていたがシレーナと出会った事をきっかけに彼女と一緒に旅をするようになり、偶然レムのダンジョン「天空の乙女像」を見つけてそこで居候することになる。

 ドラゴンの一族は全て宝石や貴金属、珍しい宝に目がなく、アルハレムがクエストブックを持つ冒険者であると知ったウィンは神力石目当てで彼の仲間になる。

 ドラゴンメイドは極稀にドラゴンから産まれる突然変異で、「人間の女性に似た姿」と「輝力が使える」という魔女と同じ特徴を持つ。ウィンはワイバーンから産まれたドラゴンメイドで、ワイバーンはドラゴンの一族から見れば下位なのだが、輝力を使ったウィンは力だけで言えば上位のドラゴンに匹敵する。


 種族はワイバーン(ドラゴンメイド)。

 女、年齢不明。

 外見はシレーナが着ている衣装によく似ている……というより彼女の衣装をいいなと思ったウィンがそのまま真似た踊り子のような衣装。

 髪と目の色は深紅と金。


 自分の呼び方は「アタイ」で、アルハレムの呼び方は「アルハレム」。

アルハレムやリリア達の人物紹介は第百話に掲載しています。

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