龍との邂逅
聖王国アルサスの混乱を横目に、黒き太陽の王国はその侵略の腕を大きく伸ばしていた。その契機となったのは、バロン級のゴブリンギ・ガー・ラークス。
彼はその進行速度を取り戻すと、東征の進軍速度を飛躍的に上げることに成功したのだ。その軍編成により砦群に苦戦を強いられていた虎獣と槍の軍だったが、帷幕に加えた者達の協力を得ると、今までの苦戦が嘘だったかのように攻略の速度を上げる。
奇しくも彼らアランサインの発想の転機となったのは、快進撃を続けるギ・グー・ベルベナだった。斧と剣の軍を率いるギ・グーの進軍速度は、その戦術の高い柔軟性と合わせてアランサインを凌ぐ程だった。
既に小国を3つ落とし、陥落させた砦の数は15を数える。
何故それ程の活躍が可能だったかといえば、ゴブリンの軍勢最大勢力である自軍の中に、それぞれ役割を持たせていたからだった。
例えば、ギ・グーの配下で筆頭格であるグー・ナガの軍勢は投石と抜剣隊。グー・ビグの軍勢は長槍隊。グー・タフの軍勢は戦奴隷との混成軍というように、小さなアルロデナの軍勢がそのままフェルドゥークの中に出現しているようだった。
その中には当然攻城兵器を扱う工兵部隊も存在し、フェルドゥーク単独でどのような局面でも打開出来るだけの力を備えつつあったのだ。
本来不器用である筈のゴブリンが攻城兵器を扱うことが出来るのは、慣れと場数の問題もあったが、戦奴隷の存在が最も大きかった。嘗て南方とゲルミオンで猛威を振るったフェルドゥークの暴風。戦奴隷とはその進軍する途上にあった反攻者達の末路であるが、ギ・グーは少ないながらも彼らに対して温情を示していた。
「戦奴隷に落ちて3度戦を生き延びれたなら、攻城兵器を扱う工兵になっても良い」
ゴブリン至上主義を掲げるギ・グーではあったが、頑迷さとは無縁だった。
大陸を遍く支配するであろうゴブリンをしても、得意不得意はある。その思考の柔軟さがあればこそ、ゴブリンの王もギ・グーに将軍という地位を任せているのだろう。
大国相手の戦は兎も角として、小国相手の戦いでは既にフェルドゥークの進撃を止められるだけの脅威は存在しなかった。戦えば勝利を捥ぎ取るギ・グーのフェルドゥークは経験を重ねる度に洗練されていき、それに比例して多くの戦奴隷を生き残らせる結果に繋がっていった。
最前線で命を懸ける事こそがゴブリンの誇り。だが、無駄な犠牲は最小限に留める。
類稀な統率力を誇るギ・グーのフェルドゥークは、アルロデナ王国に無くてはならない強大な存在へと化けようとしていた。
その快進撃を横目で見ながら、ギ・ガーは思案を重ねなければならなかった。
アランサインにフェルドゥークのような柔軟性を持たせるのは不可能である。全ての兵力を“騎兵”として運用するアランサインでは、一兵卒にいたるまで馬を操っている。
だが、ギ・ガー・ラークスもゴブリンの王と共に常勝と呼べる程勝利を積み重ねてきた将軍である。身近に王という存在があればこそ、彼は思考の柔軟性を失わずに済む。更に、彼は嫉妬という感情とも無縁であった。
「流石はギ・グー殿だな。俺にはとても真似できん」
「そうでしょうな。軍の編成からして違います。ですが、そう落ち込むこともないでしょう。結局の所、最後に勝てば良いのですから」
ギ・グーの快進撃の報を聞いて苦く笑ったギ・ガーを慰めるように、ザウローシュは言う。
「……勝てれば、ね」
長身のファルは意味ありげに呟いて、細い指を顎に当てて考えに耽った。
ギ・ガーの幃幕の内には、多くの人間達が集っている。
誇り高き血族のザウローシュや、戦乙女の短剣のファルなどの血盟単位で参加する者達から、旧シュシュヌの槍騎兵や弓騎兵、更にはパラドゥア氏族のゴブリン達、亜人からは人馬族や牙の一族などである。
軍の特性を活かした編成にする以上、そしてまたその軍で勝利を重ねる以上、必然的に派閥というものが出来上がる。特に東征を任されているギ・グーとギ・ガーの間で、それは顕著だった。
多くの理由が挙げられるが、その理由の一つには王の不在の間の東征の牽引者を決める意味合いも含まれていたからだ。王に次ぐ実力者と言えば、ギ・グーかギ・ガーか。王の体調不良が囁かれる中、自然と周囲の期待は2匹に集まってきていた。
ゴブリン最大勢力を誇るギ・グーか、それとも人間ですらも心服させるギ・ガーか? 王が最前線で戦っている間は決して表面化しなかったその問題が、俄かに注目を浴び始めていたのだ。
特にギ・ガーの幃幕に集う人間達の間では、その空気は色濃く漂っていた。
だが、決して彼らは徒に不穏の種を撒こうとしていた訳ではない。多彩な顔触れが集まる中でも、その雰囲気は悪くなかった。精々が、ギ・グーのフェルドゥークよりも多くの城を落としたいという競争意識を煽る程度のことである。
ギ・ガーはゴブリンの王に忠誠を誓う第一の騎士であると誰もが認めていたし、彼の取る方針は“寛容”を旨としている。魔物の軍勢と行動を共にする人間達からしても、ギ・グーよりもギ・ガーを支援したくなるのは当然のことだった。
「あの壁さえなきゃなー、俺達の速度には追いつけねえ筈なんだがなー」
牙の族長ミドの言葉に誰もが苦笑した。それが出来れば苦労はしない。
「……壁さえなければ、か」
つまり、結果を同じにすればいいのだ。
砦群の間には城壁を連ねた城塞が存在しており、それを乗り越えることが出来ない以上、アランサインの力を発揮する機会は全く無いと言って良い。
「山岳国家の利点、といった所ですな」
ザウローシュの言葉に、殆どの者が頷く。ギ・ガーが攻略に取り掛かっている小国バルチガは、北稜山脈の裾野広がる一帯を領する国であった。
「流石に、ランセーグの大盾と称される鉄壁ですね」
嘗てシュシュヌ教国と並んで、この地を支配していたランセーグ。その支配が揺らがぬ頃から聳え立つ要衝である。
「日干にする訳にもいきませんか……。東のマシェルとの交易が盛んですからな」
思考を重ねるギ・ガーに知恵の女神が天啓と共に蒙を啓かせたのは、その一言だった。
「東からの備えは薄いということか」
ギ・ガーの放った言葉に、ほぼ全員が目を見開く。バルチガは国自体が城壁の中に入っているような国だ。それを攻略するのは並大抵のことではない。攻城兵器を持ち合わせないアランサインでは尚更である。
ならば、策を用いるしか無い。
「……気付かれずに東へ移動する必要がある。ヴァルキュリアとレオンハートに頼もう」
「第一目標は、正面城門の解放ですな?」
腕を組むギ・ガーにザウローシュが確かめると、無言の内に頷いた。
「盗賊の真似事とは、嬉しい事を言ってくれる」
ファルの皮肉にギ・ガーは口の端を歪めた。
「本物の盗賊になるよりはマシだろう」
「言われるまでもない。褒美の内容を考えておいてもらおう」
不敵に笑うファルは、ザウローシュと共に踵を返す。
「国を盗む盗賊ですか。悪くはないですな」
ザウローシュの軽口に、ファルは口元を歪めて笑みを見せた。
「悪名と言えど、鳴り響けば届くかもしれないからな……。遠き御国のあの方に」
そう言って、ファルは空を見上げた。
バルチガの比較的警戒の薄い東側から商人を装って城壁の中に侵入したヴァルキュリアとレオンハートは、一気に城壁を無効化。
10日後、アランサインは城壁の中の国、“ランセーグの大盾”と呼ばれたバルチガを会戦に引き摺り出すことに成功する。
たった1刻程の会戦の後、バルチガ軍は壊滅。ギ・ガー・ラークスはアランサインの騎馬兵のみをもって、ランセーグの大盾を攻略したのだった。
◆◆◇
西方未踏領域の塩湖を超え、更に2日程道無き道を進むと、黒煙を上げ続ける山が近付いてくる。灰色の溶岩石が地面に転がり、所々に口を開ける大地の切れ込みは草に隠れて見え辛い。進み難いことこの上なかった。
一行の先頭を行くギ・ゴー配下の剣士と雪鬼の若き戦士は競うように草を薙ぎ払うが、それでも行軍速度は遅々として上がらない。
天に広がる雷雲はいつ雨が降り出しても不思議ではないように思われ、早めに今日の寝床を確保せねばならないと、北上する者達の足を速める。
「……王よ」
「分かっている」
先頭を進むのを若い剣士達に任せていた剣王ギ・ゴー・アマツキは、王の乗る騎獣の脇に付くと鋭い視線を周囲に向けていた。
何者かの気配がギ・ゴーの神経を逆撫でするのだ。危機感を伝える己の勘を信じるならば、決してこの先へと進んではならぬと言っているように思えた。
だが、その予感をギ・ゴーは笑って噛み殺す。
未だ見ぬ強者と戦う事こそが彼の望みである。偉大なる王の剣となって戦えるのなら、ゴブリンとしての矜恃も保たれる。この一石二鳥の旅路にギ・ゴーが参加を表明したのは当然と言えた。
その参加した理由が近くに居ることを感じ取って、ギ・ゴーはゴブリンの王に注意を促す。
だが、その程度のことはゴブリンの王にも既に感じ取れている。身の内で囁く黒き炎の蛇が、ゴブリンの王に危機を伝えている。
生物として存在する隔絶した差。
人間相手では殆ど感じることのなかったそれを、王は久しぶりに感じていた。
まるで生まれ落ちて初めて目にした巨大蜘蛛とオークの戦いを見た時のように。まるで緋斑大熊に立ち向かった時のように。或いは、冥府の女神の眷属たる双頭の水蛇や土喰らう大蛇と見えた時のように、である。
それを遠目に見た瞬間、ゴブリンの王はいっそ残酷なまでに痛感させられた。
小山程もある巨躯を誇る赤い龍が、溶岩石の大地の上を動いていた。よく見ればまるで戦の後のように全身から血を流し、緩慢に動く様は、まるで同等の存在と戦ったかのようだった。
「……ッ!」
“推”の馬上にいるゴブリンの王だからこそ捉えたその巨体。周囲を覆う背の高い草に邪魔され、他の者達は未だ気付いていない。
「……止まれ!」
しばし呆気に取られていたゴブリンの王だったが、即座に進軍を止めると周囲を警戒させ、最も戦力があると思われる高位のゴブリン達だけを選び進む。
足を進める内に、次第に彼らにも王の向う先に何が居るのか解り、緊張に身を強ばらせた。
「……王よ。敢えて聞くが、戦うつもりか?」
精霊を従えるギ・ザー・ザークエンドが王の背中に問いかける。隣から、余計な事を言うなと視線を鋭くするギ・ゴーを睨み返しながら。
「向こうの出方次第だな」
“推”は他のゴブリンと共に後方に残して来ている。腰には二振りの大剣。黒炎揺らめく大剣と黒緋斑の大剣を佩いたゴブリンの王は、その声音も確かに足を進める。女神の影すらも切り払った神代の武器たる巨人の守護剣は、既に抜き放って肩に担いでいた。
すぐさま戦闘に移れるだけの用意を整えながら、尚も態度を決めかねているのは、龍という未知の生物に対する興味だったのかもしれない。
伝説の彼方にしか存在しないと思われていた強大な存在が、今目の前に居る。
恐怖を感じてもいい筈のゴブリンの王は、しかし感情が麻痺したかのようにそれを感じなかった。進む度に遠目に痛感した恐怖は薄れ、胸には高揚感が溢れてくる。
「その時が来れば王が判断する。俺達は黙って従うだけでいい」
明らかに交戦を望みながらも、ギ・ゴーは敢えて口に出した。自分に対する戒めと、横に並ぶギ・ザーに対する牽制を含めた言葉だった。
「……分かっている」
ギ・ザーは面白くなさそうに鼻を鳴らすと握り締めていた杖を持ち替え、手に滲んだ汗を拭った。
手に下げた曲刀を直ぐにでも抜き放ってしまいたい。そう考えながら口の端に獰猛な笑みを見せるギ・ゴーの姿に、ギ・ザーは愚痴を漏らす。
「これだから戦闘狂は……」
そう言うギ・ザーも腹を括ると精霊に語りかけ、万全の準備を整える。どんな生き物との戦いだろうと、先制の一撃が有効で無い訳がない。戦が始まったならば、即座に特大の一撃を叩き込むことを密かに決心し、ギ・ザーは王の後に続く。
小声でそんな会話を続ける王の後ろの二匹だったが、彼らの後ろからこっそりと付いてくる小さな影には気付かなかった。彼らが眼前の巨大過ぎる龍に目を奪われていた為でもあるし、それまで大人しくしていた彼女が、彼らの意識から外れていた所為でもあった。
「何やら冒険の匂いがしますね。これはガストラが成長する好機かもしれません」
レシアの腕に抱えられたガストラは首を傾げて彼女を見上げるが、レシアは聖母のような笑みでガストラに微笑むと一転、悪戯を企む少女のように目敏く視線を走らせると、コソコソと彼らの後を尾けていった。
溶岩石と背の高い草地を抜けた先には、雑草すらも生えぬ不毛の大地。足の裏に感じるのは仄かに温かい地面からの熱。そこに身体を横たえた龍の巨躯を眼前に捉えてもまだ、ゴブリンの王は進む足を止めなかった。
赤い龍鱗が呼吸に合わせて上下する。本来ならば鮮やかに光り輝くであろう龍鱗は自身の血と土泥で汚れ、刻まれた深い傷跡からは未だに血が流れ出している。他の生き物ならば既に致死量に達しているだろう血の量を見ても、目の前の龍が超常の存在なのだということが見て取れる。
目を瞑る龍には長い髭と天を衝かんと伸びたニ本の角が生えており、雄々しくも年月を感じさせる。
龍である。
その吐き出す息遣いだけで他の生物を圧し、幾万の生き物の頂点に立つ堂々たる体躯を持つ。横たわった龍の顔の前に来て、ゴブリンの王の足はやっと止まった。
ゴブリンの王は、その威容をじっと眺めた。
神々と対峙したかのような圧迫感は感じられなかったが、ただ純粋にその威容に目を見張ったのだ。
「……」
無言のままに肩に担いでいた大剣を地面に突き立てるのと、眼前の龍が瞼を開くのは殆ど同時だった。爬虫類の如き眼光が、ゴブリンの王の血のような赤い眼光とぶつかる。
「……何用だ。子鬼如きが我の領域に立ち入り、生きて帰れると思うてか」
大喝に近い声量が響く。その声は万物の上に立つ超常の存在としての威厳を損なうものではなかった。背筋の毛を欹てる圧倒的な声量にギ・ザーとギ・ゴーがすぐさま臨戦の構えを取るが、ゴブリンの王は腕を組むと、堂々と声を張り上げた。
「我はゴブリンの王! 南の地からの旅人なり! 傷付き倒れる者を殺して誇るほど、我が矜持は安くはない!」
堂々と名乗りを上げる小さき存在に、龍は面食らう。
逆に、ゴブリンの王は大喝に近い龍の声量から怪我の具合を推し量っていた。神々とすら対峙したことのあるゴブリンの王にとって、その龍の声には僅かに覇気が足りないように感じた為だ。
強者との対峙というよりは同等の者と対峙しているような、そんな心構えを持ってゴブリンの王は巨大な龍と向き合っていた。
強大な龍という存在と、自分達の偉大なる王が向き合っている。恐ろしい程の緊張感に、ギ・ゴーとギ・ザーは動きを縛られる。果たして王は対話を試みようとしているのか、それとも挑発をしているのか? 彼らにもその区別が付かなかった。
「貴様……子鬼如きが我を倒せると?」
「やってみれば分かることだ」
僅かなとも永遠とも思える時間の後に、天秤が傾いたのは戦いの方向であった。
「……面白い! 我がどれ程の傷を負おうとも、子鬼如きに不覚を取るものではないぞ!」
「ならば、一戦もやむ無し!」
牙を剥く龍と、ゴブリンの王が地面に突き立てた大剣を掴み取ろうとしたまさにその時、彼らの間に割って入る者が居た。
「やめなさい!」
長く青い髪を靡かせたレシアの声に、全員が一斉に顔を振り向ける。
「何故来た、レシア!」
「癒やしの女神の信徒だと!?」
杖を手にしたレシアは、全員の注目を集めながら龍へ接近する。
一瞬たじろぐ赤龍だったが、牙を剥いて威嚇する。
「寄るな、信徒!」
吐く息は既に灼熱に近い。龍の魔眼には人の目には見えないものが見えている。彼女の後ろに居る強大な癒しの女神の影だ。以前無理矢理に顕現させられたものは周囲への悪影響しか及ぼさなかったが、その影は既にゴブリンの王が切り払っている。
今、彼女の後ろにあるのは世界を支配するゼノビアの愛である。
力ある存在だからこそ、その目に映る絶対的なゼノビアの力に龍は恐怖していた。神々から生み出された彼らは戦うことに恐れを抱かない。或いは自身の死にすら恐怖を抱かない赤龍であるが、神々の愛情を受ける者を害するのは、本能的な恐怖が先に立つ。
人間の神々が定めた世界を壊すことに恐怖を感じる。況してや、世界を壊そうとしている眷属神に仕える龍自身がである。
それが以前の大戦で勝利した者達の創り出した理だった。
「貴方の傷を癒やします。傷付き倒れる者を見捨てたとあっては、信徒ではありません!」
「我はそれを望まぬ! 貴様らの施しなど、受けてたまるか!」
龍が退がろうとするが、彼の身に深く穿たれた傷がそれを許さない。
「レシア!」
止めようとするゴブリンの王に、彼女は振り向いて微笑む。それはゼノビアを宿した時のような非人間的な笑顔ではなく、怯えた子供を見守る母親のような、優しい微笑みだった。
「大丈夫……大丈夫ですよ、王様。貴方は戦う必要なんてない。かの龍とは言葉が通じます。そして誇り高きも同じ。そんな貴方達に、争う理由なんてある訳がないのですから」
翳した手に光が灯る。
彼女の周囲に漂う空気も、その密度を変えてマナを提供しているようだった。雷雲の隙間から陽光が彼女に差し込む。まるで世界が彼女を祝福しているかのように、光が集まっていく。
世界の争いと傷を癒やす為、聖女は祈る。その願いは女神の加護となって彼女を包み、光輝となって世界を照らす。
「全ての者に癒やしを!」
癒しの光が、赤龍の身体を包んでいった。




