熾烈なる逆撃
9月28日ブイのスキルを修正
兵は死に絶えるか四散したか。
王族を守る近衛は、その数を200にまで減らして西域を駆けていた。三ツ森の会戦で敗北したゲルミオン王国軍は、背後から迫るゴブリンの影に怯えながら、ただ西方八砦を目指して進んでいた。
会戦から半日。離脱に際して盾となるような形でジゼ率いる南方軍が王太子の脱出に貢献したが、それとて濁流に人の力で抗うのに似た所業である。勢いに乗るゴブリンの軍勢は、ジゼ率いる南方軍を飲み込んで近衛を追撃してきたのだ。
最前線で戦っていた聖騎士ヴァルドーとは連絡を取る暇もなく、王太子イシュタールは敗走を選ばねばならなかった。
「前方に川が見えます。少し休憩されては?」
疲れきった表情の士官の言葉に、王太子が頷く。
「任せる」
心底安堵したような表情で頷く士官に、イシュタールは心の中だけで詫びた。誰も彼も疲れきっていた。休憩したいのは敗戦で疲弊した兵士達なのだろう。気を遣った彼は川縁に着くと、逃げてきた三ツ森を見た。
今でも未だ悪い夢を見ているような気分だった。だが、矢傷を受けた左腕の痛みが現実逃避を許さない。
王国の誇る聖騎士を2人も擁しながら、ゴブリンの奇襲を受けて敗北。王太子たる自身すら命からがら逃げざるを得なかった。これからゲルミオン王国は滅亡の瀬戸際を彷徨わねばならなくなるだろう。
それを思えば、祖父に申し訳の立たない気持ちで一杯だった。
負けた。完膚なきまでに。
今は受け入れ難くとも、王都に着けばより現実味を増して襲い掛かってくるのだろうか。だとしても、生きて帰らねばならない。例え叱責されようと、批判されようと、イシュタールは王太子である。その重責を知るからこそ、彼はどんなことがあろうとも生きて帰らねばならなかった。
「リザードマンだッ!」
休憩していた兵士の悲鳴で、王太子は素早く視線を川縁に巡らせる。
「迎撃の態勢を取れ! 慌てるな! 盾を使って敵の攻撃を防ぐのだッ!」
王太子の指示に、近衛達が従う。
「生きて帰るのだッ! 生きてゲルミオン王国に!」
王太子の檄に応え、統制を取り戻した近衛は整然とリザードマンを撃退していった。そうして漸く先に突破したゴブリン達の陣営地の前にまで到達した王太子一行だったが、掲げられた旗を目にして思わず呻き声を漏らす。
ゲルミオン王国の旗は取り去られ、自由への飛翔の紋章旗が掲げられている。牛人やゴブリンなどが気炎を上げている様子を見れば、とても突破出来るとは思えなかった。
「ここまでか……」
誰かが呟いた言葉に、座り込む者が続出する。
イシュタールはそんな彼らに声を掛けて回り、立ち上がるよう激励するが、希望の見えない逃走の中で彼らの士気が上がる筈もなかった。
「北方に迂回して進むぞ!」
王太子は強く言い放つ。死ぬ訳にはいかないと、ただそれだけを心に誓って。
◆◆◆
大勢が決してから本格的な敗走に移るまで、そう時間は掛からなかった。西域深くまで入り込んだゲルミオン王国軍は、貴族軍と魔法兵団の壊滅と共に敗北が決定付けられていた。
聖騎士ジゼはラーシュカに抑えられ、ヴァルドーはギ・グー・ベルベナ率いる斧と剣の軍の猛威を凌ぐのに精一杯だった。
王太子率いる近衛を敗走させた弓と矢の軍及び辺境守備隊は、その勢いのまま南方軍に襲い掛かる。ギ・ヂー・ユーブ率いる軍とガイドガ氏族を何とか防ぎ止めていた南方軍だったが、三方包囲からの攻勢に逃げることも叶わず、崩壊を喫した。
次の標的となったのは魔法兵団の残党である。
それは正に蹂躙だった。圧倒的な攻勢速度を維持したゴブリンの軍勢は留まるところを知らなかった。ゲルミオン王国軍は、手に届く範囲から順に彼らの爪牙の餌食となったのである。
そして、それは精強を以って鳴る東部軍も例外ではない。
如何に聖騎士ヴァルドーが必死に指揮を執ろうとも、付いてしまった勢いは容易に止められるものではなかった。
「……撤退する! 殿を1番隊と私が務める。全軍、北方へ転進!」
自ら殿を務めるヴァルドーだったが、その目論見は近衛を一息に敗走させた辺境守備隊によって破綻してしまう。近衛軍と南方軍を瞬く間に崩壊させたギ・ヂー・ユーブのレギオルが、猛然と踵を返して東部軍の進路を塞いだ為だ。
如何に聖騎士と言えども、四方から迫り来るゴブリンの群れに対しては一つの正面を守るのが精一杯であった。或いはヴァルドーだけなら逃げる隙もあったかもしれない。
だが、彼は東部で鍛え上げた自らの部下を見捨てることが出来なかった。結果、東部軍は蟻の這い出る隙間もない程にギ・グー・ベルベナ配下のゴブリン達に包囲されてしまった。
手の届かない遠距離からガンラ氏族と人馬の一族による矢の斉射。念入りに射撃をしてからの一斉攻撃を、東部軍は驚異的な粘り強さで三度も跳ね返した。
しかし、ギ・グー・ベルベナは攻撃の手を緩めなかった。
自身の率いる配下諸共ヴァルドーを抑え込み、四方から高位のゴブリンを選抜して包囲殲滅戦を展開する。四度目の攻勢で、遂に東部軍はゴブリン軍の前に膝を屈することとなる。
最後まで戦い抜いたヴァルドーは全身に十八もの槍傷を負い、激闘の末にギ・グーの手で討ち取られた。
一方の聖騎士ジゼはラーシュカとの一騎打ちに手間を取られ、自身の率いる南方軍の崩壊を見ていることしか出来なかった。
「おのれ……! 勝負は預けるのである!」
彼は東部軍がほぼ全滅したのを契機に単身で身を翻してゴブリンの群れを突破。王太子に合流するべく姿を眩ませる。
この会戦の結果、ゲルミオン王国の誇る東部軍と南方軍、更には王家の直属たる魔法兵団と近衛兵団は散々に打ち破られ、聖騎士ヴァルドーを含む精鋭の騎士や兵士の尽くが戦死。ゲルミオン王国の象徴たる軍事力は、ここに粉砕されたのである。
◆◇◆
──ゲルミオン王国軍の主力を撃破。人馬と牙の一族を以って王太子率いる近衛を追撃中。
その報告が届いたのは、ゴブリンの王とプエルが西都を発って4日目の夕刻であった。率いるのは王直属の騎馬兵300騎と新兵のゴブリン1000。歩兵に合わせた行軍速度は人間から見れば相応に速いものであったが、通常のそれよりは、やや遅い。
「予定通り……と言ったところか?」
王の問いかけにプエルは頷く。
「何事も完璧に、とはいかないようですが……。出来れば王太子も仕留めてしまえれば楽でした」
「新兵達の訓練も兼ねているのだろう? 気にすることはない」
「御意」
プエルの策ではゲルミオン王国軍を打ち破った後、残党をどう追い込むかまで指示が出してあった。西方八砦と対陣する陣営地の再占領も彼女の指示である。特に川沿いには長尾の族長タニタに命じて、リザードマン達を配置させてある。
背後からは牙と人馬が追撃してくる現状を鑑みれば、川沿いに北上するしか道は無い。プエルは残党の逃走経路を予想し、この付近に現れると読んで待ち構えていたのだ。
もう間もなく夜がやってくる。火の神の胴体は、夜の神の腕に隠されようとしていた。
まるで血の色に染まったような西域の北部辺境地域。その地平線に敵影を発見したゴブリンの王は、僅かに目を細めた。
「……ギ・ベー・スレイ。新兵を率いて、敵を包囲せよ」
王の大剣が向けられた方向に視線を転じるギ・ベーは馬上で礼を返すと、新兵達に命令を下して前進を開始した。
「……未だ、迷っていらっしゃいますか?」
「要らぬ詮索だ。下す決断に変わりはない」
「失礼しました」
王とプエルは僅かに言葉を交わし、先行させたギ・ベーを追う。戦うのは不利と見て取ったのだろう。敵は逃げようと背を向けるが、疲れ果てた足は全く動かない。直ぐに追い付いたゴブリン達が、彼らを包囲した。
◆◆◇
王太子率いる近衛にとって、その軍勢は闇夜から沸いて出た悪鬼に相違なかった。凶悪な魔獣を乗りこなすゴブリン達の後ろから、一際巨大な魔物が姿を現す。
天に反逆するような角は雄々しく、彼らを見つめる瞳は血のような赤。口から生えた牙は人間の体など容易に噛み千切ってしまえそうな鋭さである。騎乗する魔獣と相まって、それはまるでゴブリン達の憎悪が形を成したような禍々しい姿だった。
包囲を敷くゴブリンと凶悪な魔獣も、巨躯の魔物に比べれば未だ可愛げがある。その場に存在するだけで周囲を圧する重厚な武威。冥府の女神が創り上げた神代の怪物が目前に居るのだと錯覚してしまいそうだった。
「人間よ」
呼び掛ける声は低く、腹の底に響いた。
「我が求めるは、王太子イシュタールの御首のみ。名乗り出るのなら、他の者は西域へと帰してやろう」
「王ッ!」
圧倒的な化け物の傍ら、美しい妖精族の娘が強い視線と言葉で呼び掛ける。化け物の王は、その言葉を視線だけで封じた。
「返答や如何に?」
王の言葉に、近衛の誰もが視線を交わす。
「私が王太子だ!」
名乗り出た一人の近衛に続いて、二人三人と王太子を名乗る者が続々と前に出る。
「成程、良く分かった。……殺せ! 皆殺しにせよ!」
王は人間の忠誠を尊いものだと感じながら、非情な命令を下すしかなかった。ここで見逃せば今までの策略の全てが無駄になると、事前にプエルに言い含められていた為だ。此処で王太子を確実に殺さねばならない。
完全包囲された中、疲労困憊の近衛は良く奮戦した。傷付いた体で盾を構え、槍を受けても倒れずに踏ん張る。だが、それにも限界がある。王はその様子を眉一つ動かさずに凝視していた。
積み重ねられた屍の中から王太子を探し出し、近衛のゴブリンに遺体を陣営地にまで運ぶように指示を出した王は、西都へと戻る。
「王。御心中はお察ししますが……」
「無用な心配だ。俺は、これまでも屍を積み重ねてきた。これからもそうなるだろうと確認しただけのこと」
王はまるで自分自身に言い聞かせるようにプエルと言葉を交わすと、再び口を閉じる。どれだけ善政を敷こうとも、己の道は千の怨嗟と万の憎悪を背負う道であるのだと、ゴブリンの王は改めて心に刻んだ。
◆◆◆
ゲルミオン王国の謁見の間。
常には行事で賑わうその場が、今は咳一つない程に静まり返っていた。玉座の尊厳王は、謁見の間の扉から真っ直ぐ玉座に向かって敷かれた赤い絨毯の上にある棺に視線を固定して動かさない。いや、動かすことが出来なかった。
その両脇に居並ぶ貴族や武官や文官なども、その棺を見つめることしか出来ず、誰もが言葉を発しなかった。
どれだけ時間が経っただろうか。
ゆっくりと老王が立ち上がり、そして均衡が取れていないように蹌踉めいてしまう。すぐさま王を支えようとする近習の手を乱暴に払って、覚束ない足取りで棺に向かう。
吐き出す息は、たった10歩程で荒くなってしまっていた。
「……っ! イシュ、タール……」
悲鳴を押し殺したのは、老いたる王の最後の矜持だったのか。震える声で孫の名を呼び、彼は棺の前で両膝を突いた。
「イシュタール・ド・ゲルミオン。我が王国を、継ぐ者よ……。何を、何をしているのだ? さあ、眠りから覚めて、いつものように、儂の、名を……」
そこまで言って、アシュタール王は言葉を詰まらせた。視界は滲み、彼は自身が泣いているのだと初めて気が付いたのだ。
「何故、お前が、死なねば、ならぬのだ……」
一つずつ区切るようにして呟かれた言葉は最早王の言葉ではなく、老いたる祖父が若き孫を亡くして悲嘆に暮れる痛々しいものであった。虚ろな視線は左右に揺れ、傷を負いながらも生きて帰ってきた聖騎士を見つける。
「……なぜ、なぜじゃ、何故じゃジゼぇぇ! 貴様、聖騎士ともあろうものが付いていながら、なぜ!?」
傷付いたジゼの頬を殴る老王に、ジゼは黙って頭を垂れた。
「……申し訳もございません。拙者の力至らず、到着した際には、既に王太子の亡骸は打ち捨てられておりました……」
悪鬼の如く目を見開いていたアシュタールは、力なく膝を折ると顔を覆って獣のような泣き声を上げて蹲ってしまう。
「陛下……」
「こ、この痴れ者を、殺せ! 我が孫を、見殺にした、この者を!」
蹲ったアシュタールが顔を上げれば、そこには憎悪だけがあった。そうでもしなければ老いたる彼は自身を支えられず、その憎悪ですらも近くの者に当たり散らさねば保ち得なかったのだ。
黙って頭を垂れ続けるジゼを処刑せよと喚くアシュタールの様子に、武官の一人が苦言を呈する。
「陛下っ! 流石に、それは……!」
「儂に逆らうのか! この国の王たる、この儂に!」
若い官僚達が驚愕に目を見開く。彼らは、アシュタールがこれ程感情を露わにして怒り狂うのを初めて見たのだ。たじろぐ若者達を庇うように軍務卿が進み出て、近衛に命じて王を下がらせる。
「陛下はお疲れだ! 暫し休憩とする! 近衛!」
近衛に両脇を支えられながらも、アシュタールは呪詛の声を挙げるのをやめなかった。
「……ジゼ殿。其方の傷を見れば、どれだけの激戦を潜り抜けて帰還したのかは良く分かる。だが……だがな! 儂も人の親だ。暫くは牢にて休養を取ってもらおう! ……どうか、許されよ」
「……ご配慮、かたじけなし」
傷の手当てを終えたジゼは、自ら牢に入ることとなった。
遠征に参加した者の内、戻ってこれたのはジゼを含めて100人にも満たなかった。
◇◆◆
ファンズエルとフェルドゥークによるゲルミオン王国軍の殲滅戦から5日後。
ゴブリン軍の軍師プエル・シンフォルアは、各地から寄せられる情報を元に彼我の戦力を分析していた。ゲルミオン王国に張り巡らせた情報網から逐次上がってくる情報によって、彼の国の混乱ぶりも伺える。
戦力の要である7人の聖騎士の内、鉄腕の騎士ゴーウェン、雷迅の騎士ジェネ、双剣の騎士ヴァルドーは死亡。隻眼の騎士ジゼは負傷の上、拘禁されたとの報告を受けている。嵐の騎士ガランドはシュシュヌ教国に出向中であるし、破壊の騎士ツェルコフに至っては、生死すら不明である。
国内で健在なのは、緋色の乙女リィリィと両断の騎士シーヴァラ。
「ガランドの帰還とツェルコフの解放、ジゼの復帰を見込んでも……」
ジゼ率いる南方軍は既に壊滅状態なので、残るはシーヴァラの抱える凡そ800である。魔剣の使い手たるリィリィの兵力は300程度と最も少ない。ツェルコフは反逆罪によって投獄されている為、自前の戦力など皆無である。魔法兵団も今回の戦で半ばを喪失したので、500もいれば多い方だろう。
同じ理由で近衛も500程だと推測される。冒険者などを臨時で雇えば多少の増加はあるだろうが、ゲルミオン王国はそこまで裕福な国家ではない。それも計算に織り込み済みである。
問題となるのは、やはりガランド。
「シュシュヌ教国からの援軍も有り得る……」
既にシュシュヌ教国での内乱は収束を迎え、軍権は新たな戦姫が握っているという。
ブランシェ・リリノイエ。
大陸中央に位置するシュシュヌ教国の若き統率者は、どう動くだろう。無論、ヴィネ率いる赫月や彼女自身の手駒である自由への飛翔の情報網を使って情報は逐次集めている。内乱を鎮圧する手際の良さと、その後の苛烈な制裁。
そこから浮かび上がるのは、鋭過ぎる刃を連想させる軍略の冴えである。果たして、シュシュヌは介入してくるのか否か?
「しても、しなくとも……ゲルミオン王国の滅びは止まりませんが」
戻ってくる前提で策を立てねばならない。彼女は策を考え直す。
「入るぞ」
ノックも無いまま扉を開けるギ・ザー・ザークエンドに若干の苛立ちを覚えながら、プエルは無表情を装って振り向く。
「何か?」
「ゲルミオン王国から手紙だ。貴族と軍の対立が表面化してきているらしい」
その報告に、彼女は目を細めて頷いた。
「では、ギ・ザー殿。今後の策としては」
「ああ、分かっている。堂々と戦いたい王には悪いが、損耗を抑えつつ勝利を目指さねばな」
「宜しいでしょう。少し時間を掛けて、彼の国に謀略を仕掛けます」
今回の戦では、攻めに回った聖騎士の奮戦で相当な被害が出ている。突出した存在が力を発揮できない状況を作らねばならなかった。
「ギ・グー殿とギ・ヂー殿に後退を命じます。彼らは当面の脅威があれば結束するでしょうから」
「そんなものか」
「ええ。それに、攻めるにしても時間が必要になります。暗黒の森から来る新たな戦力を配置し、訓練する必要もあります。ギ・ゴー殿にしても移動に時間が掛かるでしょう」
「刻限は?」
「八ヶ月の時間を割きます。その頃には暗黒の森から生まれた新たな兵士の訓練も終わるでしょう」
「仕掛けるのは夏か。それまでは火種を煽るのに終始するとして、敵が勢力を盛り返すことがないようにせねばな」
「その通り。雪解けを待って、北方に火を点けます」
頷いて退出するギ・ザーを見送ると、彼女は地図に視線を落とす。
問題はゲルミオン王国ではない。その背後に聳え立つシュシュヌ教国だった。冒険者ギルドの本拠地にして、大商人達の住まう都。そこにも諜報の耳目を張り巡らせなければならない。
万全の態勢で望まねばならない。万が一にも仕留め損なうことが無いように。
軍師の目は、ゲルミオン王国の滅亡を確かに捉えていた。
◆◆◆◆◇◇◇◇
レベルが上昇。
主人公
23→51
ギ・ガー・ラークス
72→92
ギ・ギー・オルド
15→20
ギ・グー・ベルベナ
95→24
《階級が上昇》デューク→ロード
ギ・ザー・ザークエンド
15→25
ギ・ジー・アルシル
18→42
ギ・ズー・ルオ
20→65
ギ・ヂー・ユーブ
75→91
ギ・ドー・ブルガ
72→82
ギ・ビー
55→59
ギ・ブー・ラクタ
5→10
ギ・ベー・スレイ
18→32
ラーシュカ
26→35
ラ・ギルミ・フィシガ
76→96
ハールー
78→84
クザン
51→52
プエル・シンフォルア
11→19
シンシア
67→72
ブイ
95→19
《階級が上昇》キング→グレートキング
シュメア
5→27
【個体名】ギ・グー・ベルベナ
【種族】ゴブリン
【レベル】24
【階級】ロード・ゴブリン四将軍
【保有スキル】《威圧の咆哮》《剣技B+》《王の右腕》《群狼》《投擲》《万能の遣い手》《遠くを見る目》《南の王者》《種族の統率者》《蹂躙する者》《聖騎士殺し》
【加護】なし
【属性】なし
《種族の統率者》──率いるゴブリンに対してのみ魅了効果(中)
《蹂躙する者》──敵の群れよりも味方の群れの数が多い場合、群れの攻撃力上昇(中)
《聖騎士殺し》──聖騎士・騎士の称号を持つ者に対して攻撃力上昇(中)、威圧効果(小)
【種族】オーク
【個体名】ブイ
【レベル】19
【階級】グレートキング・諸部族の王
【保有スキル】《暴食》《自然の癒し》《強者の素質》《魔術素養》《統率B+》《賢王の魂》《蛮勇の王》《束縛されし魂》《愛されし者》《種族の調停者》《鬼獣豚の統率者》
【加護】知恵の神
【属性】なし
【状態】ゴブリン・インペリアルに従属、ドラリアの祝福
【状態異常】常時弱気・実力半減
《賢王の魂》──知能向上(中) 精神汚染・干渉に対して耐性(中) 自身と配下の理性を強く保ち、《オークの狂化》の発動と解除を任意で行うことが可能。
《蛮勇の王》──ドラリアの禁断の果実を口にすることで状態異常無効化・《槍技B+》付与。筋力上昇(大)、戦意高揚(大)、防御力・体力・機敏性上昇(中)、魔素の総量が上昇(中)
《愛されし者》──他種族からの嫌悪感緩和(小)
《種族の調停者》──オークに対して魅了効果(中)、他種族に対して魅了効果(小)
《鬼獣豚の統率者》──オーク種族に対して強制命令権を獲得。オークリーダーやオークキングが出現しても反逆されることがない。
◆◆◆◆◆◇◇◇◇