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ゴブリンの王国  作者: 春野隠者
群雄時代
285/371

戦端

 ゲルミオン王国への侵攻を2ヶ月後に控えたある日、西都で軍の再編成を行っていたゴブリンの王の元にプエルから報告が上がる。

「王、エルバータ殿より報告書が届きました」

 それは、以前任せた南方統一による余剰生産量の調査結果だった。

「余剰生産を兵に直せば2万の余裕がある、か」

 唸るような王の言葉に、プエルは無言で頷く。

 ファティナを抑えたクシャイン教徒達の支援もあって飢饉でも起きない限り、その兵数を養うことが可能であるとの試算である。エルレーン王国有数の文官の試算であるだけに情報の確度も信頼出来る。

「ふむ……さて、どう運用するべきか。プエル、お前は何か考えがあるか?」

「一つは純粋にゴブリンの軍勢の増強。一つは外来の冒険者などを雇う。最後の一つは商工業振興への資金の確保などでしょうか」

 降って沸いたような財産である。

 ゴブリンの軍勢は人間の軍勢と比べても金の掛からない軍隊であるだけに、食料さえ確保できれば維持は比較的容易であった。だがそれでも2万ものゴブリンの兵を養うとなれば、その装備に掛ける費用も馬鹿にならない。

 或いは、手に入れた富を活用して冒険者を最前線で使ってみるという手もある。

 実力の高い冒険者を雇うとなれば値段は相応に張る筈だが、ゴブリンの軍勢を温存したまま敵の勢力を減らす事が可能であるなら安い買い物だ。尤も、運用には細心の注意を払わねばならないだろうが。

 ゴブリンの王でもプエルの示した2つ目までは考えつくが、最後の3つ目は予想外の提案だった。

「商工業の振興とは?」

「御存知の通り、我が国には大規模な商会が存在しません。これは戦乱を嫌った大手の商会がシュシュヌ教国などへ移転した為であると考えられます」

 多数の国に支店を出せるような大手の商会は数える程しかない。その経済の基盤は様々だが、南方での交易が経済基盤の一つを成していたのは間違いない。今回、ゴブリンの王はクシャイン教徒から支援を受けるという形でシュシュヌ教国へ流れる筈だった穀物を買い取った。だが、それは大商会の交易ルートを横取りするという行為に他ならない。

 彼らが重要な交易路を侵略されて黙っているとは考え辛かった。敵か味方かで色分けするなら、敵であろう人間の商人達。未だ動きが表面化していないとは言え、プエルは潜在的な敵である商会に何か手を打っておく必要があると感じていた。

 明確な形を成していない、姿の見え難い潜在的な脅威である。ゴブリン達には荷が重い相手であるばかりではなく、敵と味方との区別すら付き難い。

 故に、である。

 国内の商工業の振興に力を入れることにより、国内の商家を大きく育てなければならない。無論、商会の規模が大きくなれば色々と使い勝手が良くなることも視野に入れてである。

「地盤は整っています。今から目星をつけておくのも必要であるかと」

「成程、な……」

 軍事の増強だけでなく王国の将来も視野に入れつつ計画を立てねばならない。今だけに気を取られていては、必ず取り返しの付かない失敗をするだろう。そうなってしまうことは断固として阻止せねばならない。

「よし。では、商工業の振興施策と軍の増強を行う。ただしゴブリンの増強は1万に留め、残りを商工業の振興に使え」

「御意」

 王の裁定が下ると、プエルはそれを実行する為の人選を考えねばならなかった。ゴブリンの増員はまだいい。暗黒の森に伝令を飛ばし、軍の交代の頻度を高めてやれば大きな問題はないだろう。プエルからしても、ゴブリンの増える速度は驚異的ですらある。

 問題は商会の方である。

 プエルの知る限りにおいて、ゴブリンの王の配下に商人の資質を持つ者は居ない。翼在る者の長であるユーシカなら可能かもしれないが、亜人と人間とでは対等な商売にはならない。

 必然、見込みのある人間の商人を探す他ないのだが、一から探すのは手間であるし、何より時間が掛かり過ぎる。

「できれば……有能な人間が望ましいですね」

「ふむ、やはり鉱石の末や妖精族では厳しいか」

 彼女が望むのはゴブリンの王に忠誠を誓わないまでも、決して敵対しない商人である。更に言えば、ある程度の商才がなければ如何に此方が介入したとしても意味がない。多少の梃入れはしても、自力で大商人となれる有能な人材が必要だった。

「……そういえば、人間の総督が居ましたね」

 西都の総督を務める男を思い出したプエルは、思考を脇に逸らした。

「ヨーシュを総督の任から降ろす訳にはいかぬぞ。得難い人材だからな」

「兼任でもよろしいのでは?」

「それは流石に無茶だ。奴の身体が保たん」

「そうですか」

 プエルは至極残念そうに俯き、思考を整理する。

「その男、確かギルドを作っていましたね」

「ああ。本人は冒険者ギルドの真似事だと言っていたが」

「そこに依頼を出してみてはいかがでしょう? 或いは未だ見ぬ優秀な人材が在野に居るやもしれません」

「ふむ」

 王は太い首を傾げながら思考する。募集しただけで、すぐさま優秀な人材が集まるというのは流石に都合が良すぎるだろう。だが、此方がそのような人材を求めていることを内外に告知すれば自信のある者が名乗り出て来る可能性もある。

 直ぐには集まらなくとも多少有能な者を優遇してやれば、大器を持った才人達が集まってくる土台と成り得るだろう。

 旧植民都市(ミドルド)や西都では外敵から脅かされる危険も減り、行商人が増えて商業地区が拡張しているという話も聞こえる。その中に野心に溢れる才能豊かな者が居るかもしれない。

 ゴブリンの王はそこまで見越して、プエルの言葉に頷いた。

「良いだろう。ヨーシュに今の話を言い含めて募集をかけさせろ。勿論、報酬を惜しまずな」

「御意」

 プエルは商会を成長させた後の事を考える。

 ゲルミオン王国で為しつつある謀略の成否次第では、ギ・ザーに任せてみるのも一つの選択肢だった。彼女一人では政略と戦略に時間を割かれ過ぎる。王の臣下の中に謀略を担うに相応しい智謀を持つ者を期待したかったが、未だ安心して任せられる段階にはない。

 王に信望を集める為に、汚れ仕事を担うのは臣下の領分であるとプエルは心得ていた。

「化け物の王が世界の理を曲げて光となるのなら……我らは闇と共に堕ちるのか」

 王の前を辞した後、彼女は皮肉な巡り合わせに苦笑した。


◇◆◆


 1万ものゴブリンの増強。一口に増強と言っても、無からゴブリンが生み出される訳ではない。雄と雌が交わって子を成し、成長と訓練を経て始めて戦士となるのだ。暗黒の森にある深淵の砦では祭祀(ドルイド)のギ・ビー、ゴルドバ氏族の長老イェロ、老ゴブリンなどが集落の管理をしていた。

「1万とは……」

「王の御命令で在らせられるのであれば」

「しかし、雌達の数にも限りがあるだろうに」

 三者三様に意見とも愚痴とも付かない言葉を交わすが、殆ど意見は共通している。1万ものゴブリンの増産を為す為には、それなり以上の日数が掛かるということだ。最初期には20匹前後にまで減っていた雌達は、深淵の砦に居着いてからの誕生する確率の上昇や豊富な食料などで、今やその数を900にまで増やしている。

 戦う必要のない彼女らは狩りで死ぬこともない為に子を生むことに専念出来る。一度に生まれる幼生の数は1匹だが、雌ゴブリンの妊娠期間から出産までの周期はオークや人間の比ではない。

 それでも1万もの新兵を揃えるには、相応の期間が必要になってくる。

「王にはその辺り、ご承知置き下さる他あるまい」

 老ゴブリンの言葉に、年若いギ・ビーと老いたるイェロが頷く。

「だが、帰ってくる兵士達は思う存分子作りが出来るとなれば嬉しかろう」

「暫くは飢える心配は無いとのことですので」

 イェロが口元を綻ばせ、ギ・ビーが頷く。

 ゴブリンの軍勢は高位のゴブリンを除けば一定の期間を最前線で過ごした後、暗黒の森に帰還することが許されている。王は南方統一後に方針を変更し、治療と休養が必要な負傷兵が優先されるものの、最前線で戦い抜いた兵にもその権利を認めるとした。

 ギ・ギー・オルドの魔獣軍だけは雌ゴブリンを随伴することが許されているが、それは特例の処置である。各地に補給基地を作らねばならない獣士達にとって、現地こそが住処であるとの認識が強い。魔獣軍のゴブリン達は、普段から魔獣に接している為に雌達に敬遠される傾向にあるのだ。

 それを改善する為に──主に自分の境遇をだが──ギ・ギー・オルドが王に願い出て、雌を自身の集落で育てる許可を得たのが始まりだった。魔獣に囲まれて過ごす雌ゴブリン達は獣士達を嫌がらず、獣士達は順調に数を増していった。

 特例を得たギ・ギーは喜び勇んで三匹の雌を自身の所有とし、既に何匹もの幼生を産ませている。生まれたゴブリンは決して高位ではないものの、ギ・ギーの素質を受け継いだのか全員が獣士として育っていた。

 ゴブリンの王は帰還兵制度を採用しようとしていたが、一度に何匹帰らせるかは各軍団の長である四将軍に任せることとした。元からして軍の総数も違うのだから、実情に合わせて変化させるべきとの考えが根底にあったのだ。

 この帰還兵制度は、ゴブリン達に元々あった強者への服従を更に強めることとなる。子孫を残したいと願うのは生きとし生ける者全ての願いであろう。その機会を自身の直属の高位のゴブリンが握っているというのは、ゴブリン達にとって一大事であった。

 今までは王にのみ忠誠を誓っていた一般兵達だったが、王の次は自身の軍団長という風に明確な忠誠の対象が生まれることとなったのだ。忠誠の対象が明確になれば、それは指揮系統の確立に大いに役立つ。

 特に報奨金など欲しないゴブリン達が戦に参加するのは、ただ強者に従うという魔物の本能によるものだった。絶対的な支配者である王の命令に従い、彼らは自らの命を懸けて戦っていたのだ。だが、帰還兵制度はそんな彼らの意識に微妙な変革を起こした。

 戦い抜き、名誉を勝ち取った者のみが子孫を残せる。

 未だ経済に取り込まれていないゴブリン達にとっても、この理屈は大いに受け入れ易かった。それ故に、この思想はゴブリンの兵士達に速やかに浸透していった。

 価値ある名誉には報奨を与える。

 王の無言の内の薫陶は、ゴブリン達の意識を獣同然から少しずつ引き上げていった。


◆◇◆


 戦端が開かれたのは刈入れが終わった直後のことであった。王都と西域の間を隔てる西方八砦からゲルミオン王国軍4500が出陣して来たのだ。元々現地でゴブリンと対峙していた貴族の軍勢800も麾下に加わり、総勢5300もの大軍が西域へと雪崩れ込んで来た。

 対する西域の防衛を担うラ・ギルミ・フィシガ率いる弓と矢の軍(ファンズエル)とシュメア率いる辺境守備隊は、国境の陣営地で彼らと対峙することとなる。来るべきその日に備えて堀を深くし、逆茂木を立て、落とし穴を併設し、柵で陣営地を囲んで防備を固めていた。

 準備万端とはいかないまでも、時間を無駄にせず出来る限りのことをして待ち構えていた。

「敵の接近の情報は問題なく届けられているが、予想よりも数が多いな」

 ラ・ギルミ・フィシガは、幾重にも柵を立てた向こう側に敵の陣営地を見て唸った。

「まぁ、誤差の範囲内でしょ。全部が計画通りってのも気味が悪いしね」

 辺境守備隊とファンズエルの両方を束ねる司令官であるシュメアは、気楽な調子で肩を竦める。

「でも、やっぱり不安ですね。幾ら西都にゴブリンの王が居るといっても、南部に導かないといけない訳ですから」

 森から帰ってきたブイは、眉を顰めて心配そうだった。

「その辺りは上手くやるしか無い。鉱石の末達も、宜しく頼むぞ」

「応よ! 平原を荒らす奴らを、このまま生かしちゃおかねえぜ!」

 牙の一族の族長ミドが、鋭い牙を剥き出しにして怒りを露わにする。

「その通りだ。我らの活躍に期待してもらいたい」

 猛々しく笑う人馬の一族の族長ティアノス。

 ファンズエルの主だった者達の認識を確認して、ラ・ギルミ・フィシガは会戦を決意する。

 一方、ゲルミオン王国側は王太子イシュタールを頂点として5つの組織を麾下に収めていた。聖騎士ヴァルドーの東方軍凡そ1300、聖騎士ジゼの南方軍凡そ800、王国魔法兵団700、近衛兵団1200。当初の計画ではこれだけだったが、軍務卿ベードルからの“支援”という形で、貴族の子弟を参加させた貴族軍1300。

 貴族軍を除く他の兵種は歩兵であり、偏りを心配した軍務卿ベードルの配慮で貴族軍は騎兵のみが参加している。貴族達に突き上げを食らった背景はあるものの、軍容の偏りを埋める為に逆にそれを利用した所に彼の非凡さがある。

 王都の祝宴で貴族の子弟軍の参加を聞かされて心配していたヴァルドーだったが、ベードルからの意外な贈り物に、その心配は杞憂に終わった。

 途中、防衛を任務として送り出された貴族の軍勢をも傘下に加えたのはベードルからの要請によるものだった。ゴブリンに敗れての帰国では立つ瀬がない。敗戦を喫して戻り辛い貴族達の逃げ道として、西域侵攻に参加させることにより帰還し易くさせる。

 貴族達に恩を売るのと同時に、西域の攻略への支援も怠らないという政治的駆け引きに長けた所は、流石に軍務卿を任されるだけの有能な大貴族であった。

 当然、つい先程までゴブリンと戦っていた貴族達からゴブリンの戦術についての聞き取り調査を行い、イシュタール以下各指揮官達は対策を協議した。

「夜に紛れての奇襲」

「夜間の、しかも騎射とはな」

 双剣のヴァルドーと隻眼のジゼは、ゴブリンの戦術の特徴についてイシュタールの前で協議を進める。最大の問題はゴブリンが闇夜に対応しているということだった。こちらの視界が確保出来ない状態で、敵からは一方的に攻撃が出来る。これがどれだけ心理的に苦しいかは、歴戦の彼らには言葉にする必要もない程であった。

「守りを固める他あるまい」

「で、あるな。拙者も同意する」

 眉間に皺を寄せたヴァルドーの意見に、ジゼも頷く。

「二人の歴戦の騎士の言葉だ。私はそれで良いと思う。だが、当然守ってばかりでは勝てない。勝算はあるのだろうね?」

 王太子たるイシュタールは、2人の意見を聞き入れると共に勝算の目処について問い糺す。あまり王太子と接する機会のなかったジゼは、意外な面持ちでそれを聞くことになった。

 彼は心中で王太子の評価を上方修正した。王太子にとっては今回の戦が初陣である。若気の至りという病に掛かって悪戯に血気に流行ったり、自身の才覚に自惚れた者は兎角自分の意見を押し通そうとするものだ。

 だが、王太子にはそういった若者特有の傲慢さと無謀さがまるで無い。自然と配下の意見を聞き入れ、更に自身の望む方向をそれとなく伝える。余程教育係が優秀だったのだろうと、ジゼはヴァルドーを見た。

 意見を求められたヴァルドーは、一度ジゼに目配せする。

「聖騎士ジゼより申し上げる。奴らが夜を住処とするように、我らは昼間をこそ活動の中心とするべきだと考え申す」

「夜は矢の届かぬ所で休み、昼に会戦を挑むということかな?」

「然り。夜に奴らが動くのであれば、昼は自ずとその疲労が出ることでしょう」

「我慢比べか。兵数は我らの方が多い。会戦では両名の働きに期待する」

「御意」

「イシュタール殿下。耐え凌ぐのは三日が妥当であると具申します。それ以上は兵達が弛れてしまう可能性がありますので」

 ヴァルドーの意見に、イシュタールは頷く。

「慣れは禁物か。夜間の警戒には近衛から兵を出そう。両名の兵は会戦に備えよ。貴族軍も同様とする」

 イシュタールの言葉に、その場に居並ぶ全員が頭を垂れる。

「それでは解散。各自しっかり休め」

 イシュタールの幕舎から離れたヴァルドーとジゼは、己の幕舎に戻る途中で言葉を交わしていた。国を守る聖騎士は、互いの任地の遠さから殆ど顔を合わせる機会がない。その為、機会があれば自身と同格の者の考えを聞いておきたいのが本音だった。

 轡を並べて戦う間柄なのだから、互いの考えを知っていた方が何かと便利である。少なくとも、生き残る為に努力を惜しまないのは2人の共通する部分であった。

「イシュタール王太子殿下には驚かされたのである。噂には聞いていたが、実際に接してみるとそれが誇張でないのが良く分かる」

「王者の器というものだろうな。教育係を命じられたが、あまり手のかかる子供ではなかった」

「功績を部下に譲るなど、若者にしては中々出来ぬことである。あれはお主の采配であるか?」

 夜間の警戒を近衛が担うという発言は、功績を貴族と聖騎士に渡すことと同義である。疲れ果てた近衛の軍は、昼間の会戦ではあまり戦力として期待出来ない。それよりも実力ある聖騎士と何が何でも功績が欲しい貴族達に機会を譲ると宣言したに等しいのだ。

 政治的判断の確かさは眼を見張るものがある。王国軍のみならず、貴族達からの支持も厚くなるだろう。

「王は良き後継者を得た」

「真にそうであるな。拙者が王太子の年の頃など、剣を片手に暴れ回るばかりであった……」

 三日後に控えた会戦に向けて、聖騎士達と貴族達はそれぞれに士気を高めていった。



次回更新は8月9日予定

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