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ゴブリンの王国  作者: 春野隠者
群雄時代
270/371

登場人物紹介Ⅱ(南方争覇編)

【人間】


レシア・フェル・ジール(18歳)

聖女と呼ばれる修道女。癒しの女神の信徒であり、物語を広めることで教訓を得てもらうことを生業としている。癒しの(ヒール)を使える。癒しの女神の加護を持つ。象牙の塔に連れ戻される。


リィリィ・オルレーア(22歳)

王都にある有名剣術ツヴァイル流を学ぶ。ゲルミオン王国北方を守護する冒険者上がりの剣士。魔剣ヴァシナンテを手に入れて《緋色の乙女》の名声を獲得する。


アシュータル・ド・ゲルミオン(60)

大陸の西方、暗黒の森と南の境を接する王国の主たるべき人物。7人の聖騎士を抱える強大な国家の主。聖女捜索を3人の聖騎士に命じた。ゴブリンの王の脅威に策謀を張り巡らせる。魔法使いたちを多く手元に集め戦力化をしようとしている。


ゴーウェン・ラニード(46)

暗黒の森近郊の領主。国の最高戦力、聖騎士であり通称鉄腕の騎士。領地の兵を率いて暗黒の森への討伐に向かう。ゴブリンの脅威を取り除くために奮闘中だったがギ・ゴー・アマツキにより故人に。


ジェネ・マーロン(24)

国の最高戦力、聖騎士であり通称雷迅の騎士。以前は南方の任務地に居たが、王の勅命により聖女捜索のため暗黒の森へ。人殺しも、亜人殺しも、モンスター討伐も、大大大好きな性格破綻者。奴隷に足元を掬われ故人に。


ガランド・リフェニン(32)

元冒険者にして、国の最高戦力聖騎士通称嵐の騎士。以前は北方の山脈付近で任務に就いていたが、王の勅命により聖女探索のため暗黒の森へ。聖女を救いだし、英雄となる。南方での戦いには援軍として参加するも、冥府の力を宿したゴブリンの王の前に敗退。


シーヴァラ・バンディエ(29)

国の最高戦力聖騎士にして通称両断の騎士。武人系貴族出身の自由人であり、若い兵士には人気がある。妻と娘を持つ夫、恋人を持つ男の敵。夫婦仲を裂く両断の騎士という不名誉な綽名がある。騎馬隊を率いる戦術では王国屈指。南方攻略を伺うが、クルディティアンを落とせず撤退。


ジゼ・ユウェンティ(40)

国の最高戦力聖騎士にして通称隻眼の騎士。南方から迫ってきたクシャイン教徒を撃退する。東方からの流れ者でありアシュタールに高禄で召抱えられる。


ユアン(26)

ゴーウェン指揮下で引き立てられた若手の指揮官。運命の女神の加護を受ける。西方にてゴブリンらを抑える役目を与えられている。


金剛力のワイアード(41)

大陸に名だたる飛燕の血盟の一員。赤の王と交流を深めるため、客将として戦に参加。ゴブリンの王に一蹴されるも無事帰還を果たし、飛燕の血盟へと戻る。


ヨーシュ(27)

姉の気まぐれにより、ゴブリン側に加わることに。現在西都を管轄する市長に就任。奴隷達とゴブリンらの仲をとり持ちつつ、政情の安定にも寄与するという八面六臂の活躍を見せる。ゴブリンの王の治世下では、人間で一番の出世頭。


シュメア(29)

元奴隷の剣闘士であり、人間の世界よりも、ゴブリンの王に世話になった方がマシと考える肝の座った人物。辺境領域を守護する守備隊長へ就任。種族問わず人気があり、特に子どもたちからは母親代わりとして慕われている。


【南方争覇編】


ブランディカ・ルァル・アティベル(32)

一介の冒険者から国王にまで上り詰めた英傑。血盟、赤の王を率いて南方地域を席捲。ゴブリンの王と覇道を競うも、王佐の才カーリオンの不在により、命を落とす。神代級武器、バルディッシュを扱った。


カーリオン・クイン・カークス(28)

一介の冒険者からブランディカを玉座に押し上げた赤の王軍師。通称王佐の才。スキルの影響から体が弱かったが、体を酷使し血の海の中で果てる。名前の由来は、三国志の郭嘉より頭文字をちょうだいした。


サーディン(25)

元盗賊の冒険者。カーリオンを兄のように慕うが、その思いを継げず苦悩する。ギ・バー・ハガルを討ち取るも、メルギオンの大敗のあとは落日の赤の王を率いてファティナに撤退。


グレイブ(60)

武器に魔法の効果を与えることができる老付与術師。冒険者を長くしていたため、各方面に顔が利く。その実力を活かして、外交面で活躍。メルギオンにて戦死。


セーレ(48)

人間の2倍程度を生きるノームの戦士。剣舞士と言われる凄腕の剣士。カーリオンの屍を故郷へ運び姿を消す。


シュンライ(38)

湾曲刀を操る凄腕の剣士。東部において赫月血盟の、凶刃ヴィネと死闘を繰り返す。口元をマフラーで覆っており、その下には常に獰猛な笑みが張り付いている。興奮すると目が左右へと動く異相である。


カナッシュ(58)

エルレーン王国での筆頭将軍。武功は輝かしいものであったが、王国を支えることが出来ずエルレーン王国は赤の王に乗っ取られる。その後は、若き王の安全を請うべく赤の王へ参加。ゴブリンの王率いる騎馬隊にメルギオンにて故人に。


ザウローシュ(40)

血盟、誇り高き血族の副盟主。盟主に対して絶対の忠誠を誓う。東部では戦巧者として知られ、十字槍を操り敵を倒す。


タウロパ(36)

血盟、誇り高き血族の一員。亜人であり、今は盟主を護りながら西都にいる。


フェース(52)

血盟、誇り高き血族の一員。風の妖精族と人間の混血。弓を扱う手腕は優れたもので、ザウローシュを尊敬している。


ガルウィン(31)

血盟、誇り高き血族の一員。フェースと共に辺境領域の信任を得る。村娘ソニアと近々結婚予定。


ベネム・ネムシュ

狂信者にしてクシャイン教徒の前教皇。ゴブリンの王を従えられると思ったが、その思い違いは命で贖われることに成った。クルーゼル会戦にて戦死。


ミラ・ヴィ・バーネン(17)

クシャイン教徒の新たな教皇。クシャインの血を受け継ぎ、さらに王族でもある。正真正銘のお姫様。外交と内治の才に長け、クシャイン教徒たちには絶大な人気がある。意気地のないヴィランにやきもきしているが、その原因が自分にあるとは気づいていない。


ヴィラン・ド・ズール(18)

幼少の頃よりミラに仕える若き軍師。粘り強い指揮をすることと、正確無比な計算能力を持つ。女性に苦手意識を持っており、その原因は当然ながらミラである。忠誠心は確固たるものが有り、手を汚すこともいとわないという意識の持ち主。


ラクシャ・エル・プエナ(19)

老王亡き後交易国家プエナを統治する女王。愛する婚約者が死ぬという不幸に、彼女の精神は耐え切れなく狂気をまとい始める。


アイザス(24)

前青鳥騎士団団長。政戦領略に秀でた若き俊才。聖剣の担い手でもあったが、ゴブリン側の集中攻撃の前に命を散らす。女王ラクシャの婚約者。彼が生きてさえいれば、交易国家プエナの行末ももっと明るいものだったかもしれない。


アレン(24)

現青鳥騎士団団長。砂馬を駆る戦術ばかりでなく、赤の王と共闘の中で傭兵たちの扱いすらも上達してきた若き秀才。アイザスとは親友同士であり、その後を継いで騎士団を率いるも、亡国を止めることが出来ず赤の王に飲み込まれる。


ヴィネ

血盟、赫月の盟主であり、通称狂刃のヴィネと呼ばれる女盟主。見た目と内実との差異が際立っており、凶暴、粗暴、冷酷、非情と危険な性格をしている。過去に奴隷だったこともあり、粗暴な性格はその頃培われたもの。東部において、赤の王勢力と血で血を洗う抗争を繰り広げる。


ベルク・アルセン・ロイオーン

ノームの戦士。血盟、赫月の一員である。砂漠地域の出身であり、ヴィネとは昔から交流があった。粗暴なヴィネが血盟を維持していられるのは、もっぱら彼のおかげ。セーレの行方を負う復讐者であり、ロイオーンという名を背負う。


ルー

旅の途中のプエルに拾われた駆け出し冒険者。癒しの女神の加護を受ける。


シュレイ

旅の途中のプエルに拾われた駆け出し冒険者。加護を受けているのかは不明。


リュターニュ・オルガンディア

自由への飛翔特攻隊長。プエルに惚れていたが、その思いを口に出さぬまま故人に。


トゥーリ・ノキア

自由への飛翔、盟主。路地裏から東部で隆盛を誇る血盟にまで自由への飛翔を押し上げたカリスマ盟主。赤の王との先駆け争いに破れ、故人に。


【神様】



アルテーシア

冥府の女神、勇気の女神。蛇を従える女神にして主人公に加護を与える神様。性格は嫉妬深く、気性が激しい。


ゼノビア

癒しの女神、レシアに加護を与え主人公に対してレシアを守るように忠告する。アルテーシアに嫌われてはいるが、ゼノビア自身はアルテーシアを嫌っていない。


真のヴェリド

赤い一つ目蛇にして冥府の女神の眷属。


双頭のベティヴィア

ゴブリンからは腐敗の主と呼ばれる、かつて世界を敵に回した冥府の女神の眷属。


土喰らう巨蛇パーシヴァル

かつて世界を敵に回した冥府の女神の眷属。深淵の砦の地下で、未だに巨人達との戦いを繰り広げている。


リューリュナ

運命を操ると言われる千の手を持つ女神。幼い少女の容姿を持ち、怒りを露わにすると鬼の顔になる。目をかけていたブランディカを殺され、主人公に復讐を誓う。


【その他】


セレナ

ジェネに買われた妖精族の女。奴隷に堕ちた理由は一族の争いから逃れてきたところを人間につかまってしまったからだった。ジェネを殺して自由の身になったがシュメアと一緒に現在はゴブリンの王の保護下にある。


ハス

主人公の従属魔。オークの屍を漁っていた所を主人公に捕獲され、肉をくれた主人公になつく。あれよあれよという間に、コボルトのリーダーにまで成り上がった棚からぼた餅のコボルト。現在放浪の旅の最中。精霊言語をマスターし、各種魔法を使いこなすルーク・コボルトへと進化。美味しいものを求める彼女の旅は続く。


シンシア

灰色狼の幼生であり、湖水の淑女という妖精の名前をつけられた。その愛くるしい灰色の毛並みは、レシアとリィリィら女性と子供を虜にしてやまない。一足先に大人への階段を上る。眷族を率いるまでに成長し、今や父母を超える灰色狼へと成長する。王の騎馬隊へも参加するほどの戦闘能力を持つ。


ガストラ

灰色狼の幼生であり、風鳴りの君という人間の名君の名前をつけられた。その奔放な性格そのままに、レシアの購入した亜人にあやされながら、オルフェンでの生活を満喫中。移動した先々で獣たちを配下に持つ。象牙の塔でも配下を着実に増やし中。主にメスを……。


ブイ

気弱なオーク。ゴル・ゴルに気に入られていた体の小さなオーク。ゴル・ゴルが死亡すると、その群れを率いて西へ逃亡するが、主人公に捕捉されその支配下に。ギルミと共に植民都市攻略を担当する。最近の悩みは知らず知らずのうちに人間との戦いの最前線にいること。


【亜人勢】


ニケーア

蜘蛛脚人の族長にして、女族長。固い口調と誇り高い精神の持ち主。下半身は蜘蛛の八足であり、上半身は可憐な乙女の様相。上半身から下半身にかけては、アラーネアの糸で編んだ服を着ている。ツメから毒を滴らせ、自身の糸に絡めて戦う様子から毒羽という二つ名がある。赤き鉱石の末


ファンファン

土鱗の一族の女族長。頭はいい感じにユルイが、地中を掘り進める土鱗の族の族長であり、ユーシカと同じく一族を挙げての商人である。情報伝達と蓄えられた知識は、翼有る者を上回る。もぐらのような外見だが、視力は退化しておらず、円らな瞳が特徴的。最硬爪と敬称で呼ばれる。暗き鉱石の末。時代の最先端を走る。もう誰も彼女には追いつけない。


ユーシカ

翼有る者の一族の女族長。首から下げた大きな袋に物を入れて運ぶ空をかける商人。王様相手にも全く怯んだ様子を見せない悪戯好きな商人。背に生えた白き羽と、鳥の足。腕は袋を抱えている。一番翼という敬称で呼ばれる。白き鉱石の末


ルージャー

甲羅の一族の老族長。苔むした甲羅を背負う小柄な亜人。何事にも慎重であり、垂れた瞼はいつも眠た気に見える。だが瞼の奥から注がれる視線は非常に鋭い。木を加工することと、魔獣を使役するのが得意な一族。固き鉱石の末


タニタ

長尾の一族の族長。双頭二尾のリザードマンの亜種。半身は甲殻で覆われているが、もう半身は両生類のように肌が露出している。柔らかな鉱石の末


ケロドトス

牛人の一族の族長。無双の剛力を誇るが、喋り方はのんびりとしたもの。ゴブリンをみると反射的に潰そうとしてみたり、会話という場面ではほとんど良い所がない。ただし視線は鋭く、間延びした声とは裏腹に、決して無能ではない。重き鉱石の末


ミド

牙の一族の族長。狼を友として草原で暮らす亜人。力任せに敵を引き裂くことから、暴虐という二つ名がある。力の信奉者であり、当初ゴブリンに対しては嫌悪感を抱く。狼に対しては非常に友好的。直情的な性格・言動であるが、決してそれだけではない男。猛き鉱石の末


ティアノス

人馬族の新たな族長。プエルと共に対赤の王戦で活躍。騎射を得意とする人馬族の面目躍如で、雑軍を圧倒した。


【妖精族】


シューレ・フォルニ

風の妖精族シルフの将来を憂い改革を志すフォルニの集落の族長。ファルオンとは勉学の師弟関係にあたり、シュナリアの父親。英明のシューレとして、近隣に声望を得ていた。ゴブリンの王と盟約を結び対人間戦で全面的な支援を約束する。


フェイ

シューレの秘書を務めた後はゴブリンの王の秘書となり、西域運営に手腕を発揮する。


ファルオン・ガスティア

西のガスティアの森の族長。シューレの朋友にして、師匠にもあたる。謀略のえげつなさは、弟子であるシューレにも、酷いと酷評されることも。学び舎制度を復活させ、ガスティアの集落でその知識を広く教育中。


シュナリア・フォルニ

シューレの娘。明敏な娘であるが、空回りすることも多々ある。ゴブリンの王に新たな武器を届ける。現在は文官として人間の集落を治める仕事を担当中。


プエル・シンフォルア

人間の世界で経験を積んだシルフの若き戦士。指揮から個人での戦闘に至るまで率無くこなす万能型の戦士。復讐の女神の加護を得てゴブリン達の軍師として、赤の王を討ち破る。


フェルビー

シンフォルアの戦士長。戦士として妖精族の中で抜きん出た力を有する。ランクアップを経て筆頭戦士となる。今のところゴブリンの剣士、ギ・ゴー・アマツキと剣術勝負ができる唯一の存在。



次回更新は未定なので活動報告でしたいと思います。ちょっと仕事が立て込むので、分かり次第報告します。

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