濁流
「つーまんなーいー」
頬を膨らませた愛らしい少女が眉を顰める。辺りに散らばるのは夥しい数の屍。魑魅魍魎さえ跋扈しそうな戦場跡である。霧原野の砦と名付けられた砦から少し南へ下った場所。ゴブリンの王とブランディカの激突が繰り広げられた場所で、少女は不満気に口先を尖らせた。
「何よ、お姉さまったら! 自分だけ好き勝手に遊んじゃって!」
一目見れば忘れられないような美貌の少女である。謎めいた妖艶さは身を潜め、今は年若い少女の持つ歳相応の無邪気な不満を口にするだけ。そこだけを見れば、どこにでもいる少女である。触れれば折れてしまいそうな細い体付きでありながら、その気配は巨大な森や山脈を連想させる。
彼女の気配に驚き、次いで危機を察知した動物達は餌が多くある筈のこの場所から我先に逃げ去ってしまっていた。どんなに飢えていようとも、目の前にある確実な死から逃げるのが野生の本能というものだ。
彼女は遊んでいたのだ。
過去もそうだったし、これからもそうだろう。当然、今も遊んでいた。
人形遊びである。彼女の操る傀儡が砂の城を作るのだ。しかし、人形が一つではそれも難しい。だから仲間を加えなくてはいけない。
「おうさまと、ぐんしさんと、しょうぐんさんと……」
彼女の手は多い。
凡そ世界を覆えるだけの糸と手を持っている。もうすぐ砂の城が完成しそうだった所で、最後の仕上げとばかりに悪い魔物を倒しに行かせたのだ。
「悪い魔物を倒した王様は囚われていた可哀想なお姫さま達を助け出し、立派な砂のお城を……完成させる筈だったのに!」
一瞬にして、可憐な少女の容貌が変わる。
その顔は正しく鬼面であり、先程の可憐な少女の面影など欠片もない。
「大切に、大切に作った砂のお城だったのに! 私が踏み潰すお城だったのにっ!!」
それを姉が踏み潰したのだ。それはもう、容赦も跡形もなく一息に。
「……分かってる。分かってるわ! お姉様は、お父様に相手にされなくて八つ当たりしてるのよ!」
最も彼女が腹を立てているのは、姉の意識が自身に向いていないことだ。
彼女が作った砂の城を踏み潰す時ですら、此方を見ても居ない。鬼の顔をした少女は叫ぶ。昔は仲の良い姉妹だった筈なのに。
「ふふん。でもいいわ。お姉様が此方を向いてくださらないなら、私にも考えがあるもの」
少女はメルギオンの砦に視線を向ける。
彼女の顔から鬼の形相は既に消え失せ、極上の娯楽を見つけたかのような可憐な少女のものへと戻っていた。妖艶さすら漂わせ、彼女は口元に微笑みを浮かべる。見る者全てを魅了する魔性の笑み。
「お姉様のお気に入りの玩具。私の糸を絡める隙なんて幾らでもあるのよ……。ふふふ」
少女は笑う。
数えきれぬ手を持つとされる運命の女神は、幾多の屍が倒れる戦場跡で、この上なく楽しそうに哄笑した。
◆◆◆
運命の女神の糸は、徐々にだが確実にゴブリンの王の体に絡み付いていた。赤の王を撃破・追撃し、敵の戦力を激減するところまで保ったのは王の強靭な精神力と肉体のお陰だった。
シラークを瞬く間に攻略し、ラズエルも風の前の塵のように一挙に攻略し終えた所で、ゴブリンの王は軍議の席で倒れることになる。
動揺したのは、追撃に夢中になっていたゴブリン達である。特にギ・ガー・ラークスやギ・ザー・ザークエンドは今すぐ追撃を打ち切って暗黒の森に戻るべきだと主張した。二匹は王の側近中の側近であり、その影響力は測り知れない。
そのまま軍議の流れが決まりそうに成った所に、反対意見を出したのはプエルだった。
このまま帰ったのでは、何の為に夥しい犠牲を出して赤の王を撃破したのか分からない。王の体調の回復を待って、改めて進軍すべきであるとした。この意見は人間と妖精族、更には亜人にも支持されることとなる。国土の拡張は彼らの安全領域の拡大でもある。
今までの王の苦労を思えば、ここで退くのは王の意志に反するとして継戦を主張した。
紛糾する会議は、あわや同盟の分裂にまで発展するかと思われたが、意識を取り戻した王が軍議の場に現れたことにより、寸での所で回避された。
「王……本当に大丈夫なのだろうな?」
ギ・ザーは日に何度も確認する程に神経質になり、ゴブリンの王を辟易させた。
「問題無いと言っているだろう。手足にも異常は無い。疲労が溜まっていただけだ」
「それならば、良いのですが」
ギ・ガー・ラークスが頭を垂れ、安堵の溜息を漏らす。
「御身の健康こそ大事。我らも一層奮闘します故、どうぞご無理をなさらないで下さい」
深く頭を垂れるギ・ガーの隣で、ギ・ヂー・ユーブも続けて進言する。
「お前達の忠誠は嬉しく思う。だが、心配するな。老いも病も負傷も、何者も我が身を滅ぼすに値せぬ」
笑みを浮かべるゴブリンの王に、ゴブリン達は納得して引き下がる。
「……」
だが、そんな彼らの様子をプエルだけが目を細めて見ていた。ゴブリンの王はその視線に気付いていたが、今は会議を纏めることが先決であると視線で釘を刺す。プエルが黙礼して引き下がると、軍議を再開した。
議題は今後の方針である。
状況を整理すべく、プエルが説明する。
「今、我が軍を取り巻く状況は10日前と比べて激変しています」
一つ、盟主ブランディカを討ち取ったことによる赤の王勢力の急激な衰退。
一つ、それにより解放された南方攻略への道。
一つ、クシャイン教徒やゲルミオン王国、交易国家プエナの動き。
「赤の王は主だった勢力をエルレーン王国まで下げていますが、最終的にはファティナまで後退するでしょう」
ブランディカとカーリオン亡き後の赤の王勢力は、求心力を失い四分五裂している状態だった。サーディンが率いる赤の王生え抜きの派閥、旧エルレーン派の派閥、ゲルミオン王国へ投降しようとする派閥、更には迷宮都市を中心とした冒険者達の派閥。
今は纏まってエルレーン王国へ撤退しているが、その内心は様々だろう。
「主導権は此方にあります」
プエルの強い言葉に亜人達は背筋を伸ばし、ゴブリン達は首を傾げた。
「調略、内応、殲滅。何れの策も取れますが……」
「敵対した者達を一々殲滅していては、時間が掛かって仕方ないな」
ゴブリンの王の一言に、ザウローシュが一応という形で口を出す。
「許せば後々反乱の芽となることも有り得ますが」
「……可能な限り味方に取り込むのが最善でしょう」
プエルの発言に、ゴブリンの王は目を細めた。
「ただし、それなりの代償は払ってもらいますが」
「聞こう」
「我が軍の盾と成ってもらうのを条件に、命を贖わせます」
人間を使って人間を倒すというプエルの策を、ゴブリンの王は是とした。
「しかし、数が多過ぎれば反乱を起こすのではないか?」
胡乱げに話を聞いていた魔術師級ゴブリンのギ・ザー・ザークエンドが口を挟む。
「確かに可能性はあります。ですので、今後我が軍は別働隊を多用する戦略に切り替えたいと考えています」
プエルの語る戦略。それはゴブリンの王の下で力を結集する従来の戦い方を抜本的に見直し、将軍に任命されたゴブリンらが独立した軍を率いて戦うという軍団制の導入についてだった。
「勿論ですが、任せるに足ると判断なされるのは王になるでしょう」
今まで疑問に首を傾げていたゴブリン達だったが、一軍を任せるという言葉に目の色を変える。それは即ち、ゴブリンの王から軍団を率いるに値する力量を持っていると認められることに他ならない。
「面白い意見だ。一先ず保留にして、明日にでも結論を出そう」
「御意」
次の議題は、攻略を進めるに当たってのこれからの指針だった。
赤の王が弱体化した今、南方の脅威は取り除かれたと言って良い。充分に開拓された豊かな土地と巨大な貿易の利益が上がる南方地域。これを獲得しない手は無い。逆にこれを獲らなければ、ゲルミオン王国に攻め入る際に後背を突かれることにもなりかねない。
人間を統治する上でも、豊かな南方地域の利権は有用である。今後、ゴブリンの王の率いる軍勢は勝利を重ねる度に人間の割合が増えていくだろう。その人間達に与える褒章として、南方地域は魅力的である。
ゴブリン達のように王に従うことが全てではない。妖精族や亜人達のように草原と糧となる魔獣さえあれば満足という訳でもない。人間には他種族にはない欲望があり、貨幣経済に基づいた巨大な歯車を欲望という推進力で回しているのだ。
「戦うべき相手の居ない土地を侵略しても面白味がないな」
「いいや、決してそんなことはない」
プエルの言葉に納得がいかないギ・グーが意見を述べると、ザウローシュが首を振る。人間側の思考を伝えるべく言葉を重ねるザウローシュだったが、どうにも実感を得られないゴブリン達は、首を傾げつつも「ザウローシュが言うのなら」と一応の納得を示した。
王の下で人間に接する機会の多いゴブリン程、思い当たる節があると納得した為だ。況してザウローシュは、人間ながら共に戦った戦友でもある。
「人間が命を懸ける理由には様々ある。金の為というのも立派に理由として成り立つのだ」
「こんな石ころにか!?」
手にした銀貨を眺めていたギ・グーは驚愕に目を見開く。ゴブリン達が命を懸けるのは偏に名誉の為である。王の元で戦士となったからには、王に自身の力を認めてもらうことこそが最大の褒章である。その手段が王の率いる軍勢で名誉ある戦に身を投じることであり、決して石ころなどの為ではない。
理解できぬと呟くギ・グーに、ザウローシュは苦笑する。
「まぁ、価値観というものは多種多様なのだと考えておいてくれ」
「分かった。南方を獲り、その後にゲルミオン王国へ進軍する」
ゴブリンの王の裁決に、全員が頭を下げる。
最後の議題は、外交である。
「これに関してはクシャイン教徒を救うのが大前提だ。皆、それを踏まえて意見を出してもらいたい」
ゴブリンの王の言葉に、ザウローシュは眉を顰めた。
「王よ。お言葉ですが、今更彼らを必要とする事態にはならないのでは?」
目の前には南方の巨大な権益がある。今回の戦に多少なりとも貢献した自負があるザウローシュにとっては、態々クシャイン教徒の為に利権を疎かにするというのは、あまり乗り気になれなかった。
「一度盟を約したのなら、裏切っては信義に悖る」
「同盟など、役に立たねば切り捨てるものです」
プエルもザウローシュの意見に賛成なのか、王の言葉に異論を挟む。
「人間同士ならばそうだろう。だが、これから我らが進出する地域には多数の人間が暮らしている。それを支配する我らが、信義を重んじずにどうして統治が上手くいくだろうか? これは決定である」
王の意志が硬いと知ったザウローシュとプエルは、引き下がらざるを得なかった。それを踏まえた上で今後の方針が決まった。
先ず、ゴブリンの王率いる軍勢は全力でクシャイン教徒を救援する。その後に後背を固めて南方を攻略し、ゲルミオン王国へと侵攻するという流れだ。
軍議が終わり、席を立つ参加者達の中でプエルはザウローシュに声を掛けられた。
「軍師殿。どうにかして、王に南方攻略を優先してもらえるよう頼めないだろうか?」
「……難しいでしょう。王はそう簡単に決定を変えられることはないかと」
僅かに項垂れるザウローシュの様子に、プエルは目を細めた。
「そのように取り繕わなくとも、王は功績に相応しい褒章を下さいます。貴方が大切に思っている方を退けたりもなさいません」
「っ!? お見通しですか……」
ザウローシュは血盟を守る副盟主という立場である。本来、彼の上に立つ筈の盟主は未だ幼い。ザウローシュ自身の盟主への敬意が変わることはないが、あまりにも優秀な副盟主という存在は、時に盟主排斥への動きに繋がりかねない。
近々成人を迎えるであろう盟主に花を持たせる為には、自身が泥を被る必要があると彼は感じていた。戦は一先ずの区切りを迎え、ザウローシュが泥を被っても問題がないという確信が得られたからこその行動だった。
「それにしても……信義ですか。我らからすれば、随分と遠のいてしまった言葉です」
立ち去るザウローシュの背中をプエルは一瞥すると、一人歩き出した。
◇◆◆
「目に異常があるのですね?」
掛けられた問いに、ゴブリンの王は視線を転じる。
「プエルか」
王の居住区域と定めた区域において、ゴブリンの王は見張り台から東を遠望していた。
「何故判る? いや……そうか。お前は視力を失ったことがあるのだったな」
軋む見張り台から下りたゴブリンの王が、プエルと向き合う。身長差は頭2つ分にもなるだろう。見上げる形になったプエルが、王の血の色をした瞳を覗き込む。
「視力が落ちた訳ではない。幾つかの色の見分けが付かぬ程度のこと。さして影響はない」
──その瞳は色を失い、舌は味を失う。皮膚は風を感じることを忘れ、耳は鳥の囀りすら聞き取れぬようになる。腕は震え、花の香りすらも嗅ぎ分けることは出来なくなるであろう。
「……判っていましたね?」
王は僅かに苦笑して、自身の手を見る。
──《覇王の誓約》不可避の傷と引き換えに冥府の魔素を引き出す。筋力・機敏性・魔力・防御力が増強(極大)。不可避の傷は、あらゆる治癒を受け付けない。
冥府の魔素を引き出した代償であった。
ゴブリンという種の限界を超える。それが生易しいものである筈がなかった。普通なら力を得た代償に感覚を失うなどということは有り得ない。それ程の深刻な傷ならば、死ぬか体が壊れるかのどちらかになるだろう。でなければ、この世界の生き物は自身の生命を維持出来なくなってしまう。
だが、ゴブリンの王は種族の壁を超えた。その反動として、生き物としてあるべき五感を力を使う度に失っていく。不可避の傷が王の体を蝕むのだ。そして傷が回復することはない。
「お前は蛇共に会ったことはあるか?」
「蛇? いいえ……。冥府の女神の眷属神のことですか?」
ゴブリンの王は口の端を歪めて笑う。
──不相応の力に、その身は朽ちゆく。魂は枯れ、目は腐り、耳は塞がれるだろう。肌は息をすることを忘れ、最早吸い込む空気さえ甘さを漂わすことはない。
そして、最もゴブリンの王と付き合いの長いヴェリドが不機嫌そうに言い沿えたのだ。
──弟よ。お前はよくやった。だが、限界というものは自ずとやってくるのだ。
真の黒、双頭の蛇、土喰らう大蛇……嘗て冥府の女神に従って世界を敵に回した4匹の蛇の内の3匹が、死刑宣告のように王に囁いたのだ。
ゴブリンの王の持つ力は確かに強い。
その強大な力はゴブリンという種族の力を超越したところにある。だが、その力故に肉体と魂が耐え切れないのだ。五感を失い、魂の乖離すら始まり、そうして最後には灰となって消え失せるだろう。蛇達からそう予言されたゴブリンの王は、それらを全て包み隠さずプエルに話した。
「私にどうせよと?」
冷徹な仮面の下で、プエルはゴブリンの王の真意を計りかねていた。
「大したことではない。俺の力を使うべき戦場を、お前に託したいのだ」
「……ご冗談でしょう」
それは命を預けると言われているのに等しい。そこまで信頼される謂れがない。
「王たるものは戦では常に最前線で命を賭けねばならぬ。少なくとも、俺はそう思っている。そうでなければ王と名乗る資格はない」
プエルはその言葉に反論したかったが、そのようにして今の地位にある魔物の王に、それを否定するような言葉を掛けるのは気が咎めた。
「その上で、これから我が軍は更に強大になっていくだろう。我が両腕のみでは扱えぬ程に」
軍は勝利を重ねる毎に巨大になっていく。そう考えたプエルはゴブリンらの別働隊を提案し、ゴブリンの王もプエルと共通の認識を持っていた。
「……王に出来ないことを私にせよと? 買い被りでしょう」
「……我が軍師プエル。お前になら、いや、今やお前以外には出来ぬ。俺の命を預けるのも同じ理由だ」
王は常に軍と共に有り、その先頭を駆ける者を指す。
「それは蛮勇です。賢王たるべく、努力を惜しんではいけません」
賢王という言葉を聞いたゴブリンの王は、口の端を歪めて笑う。
「俺は賢王などではない。俺は混沌の子鬼の王だ。力は弱く、知恵も無く、獣同然と蔑まれ、生きる為に仲間同士で蹴落とし合うゴブリン達の王だ。だからこそ、俺は示さねばならん」
ゴブリンの王は、もう笑みを浮かべてはいなかった。
「力が弱いなら強くなれることを。知恵が足りないなら他の者達と協力すれば良いと。信義を貫き、誇りと共に生きることが出来ると、俺は配下に示し続けねばならん。故に、俺は戦場で他の者の後ろに隠れることはない!」
ゴブリンの王が天を仰ぐ。
遥かな蒼穹に、プエルも自然と視線を吸い寄せられた。
「プエル。俺にはお前が必要だ。一緒に来い」
天上から視線を戻したゴブリンの王は、改めてプエルを誘う。
「……青いですね」
プエルは天上を見上げたまま、くすりと微笑んだ。
「ですが、嫌いではありません」
ほんの少しだけ、プエルはギ・ガー・ラークスらが王を慕う気持ちが分かったような気がした。それは彼女が人間の世界で見た眩しいものに、どこか似ていたからだ。
◆◆◇
ゴブリンの王率いる軍勢はラズエルを占領し、その進路を北東に取った。
プエルの標榜する将軍制度により新たに別働隊を任せられることに成ったのは、ナイト級ゴブリンのギ・ガー・ラークス。南方を支配するギ・グー・ベルベナ。ガンラ氏族の英雄ラ・ギルミ・フィシガ。魔獣軍を率いるギ・ギー・オルド。大軍を指揮するに足る実力と、多種多様な軍を纏めることの出来る統率力。支配地域を安定させる事の出来るバランス感覚を備えた者を、ゴブリンの王は選んだ。
彼ら4匹に軍の指揮を任せつつ、ゴブリンの軍勢はクシャイン教徒の立て篭もる聖都クルディティアンへと、その矛先を向ける。
赤の王を討ち破り、意気上がるゴブリン達の軍勢。
新たに任命された将軍という名誉に、4匹は競うように先を争う。プエルは王の傍にあって良く彼らの手綱を握った。彼らの進軍速度は正に怒涛の勢いと言って間違いなく、赤の王とガランドの敗北を聞き知っていたゲルミオン王国の聖騎士シーヴァラは撤退を決意。
自身の領地に戻り、聖騎士ジゼと共に南方への備えを固めることとなった。
一方、ブランディカ亡き後の赤の王はプエルの予想通りにエルレーン王国から撤退。大戦を生き残ったサーディンらが率いる勢力は、本拠地ファティナに戻る頃には5000にまで落ちていた。
赤の王によって纏まっていた諸勢力は分裂。
南方は再び混沌の勢力図へと戻ろうとしていた。
◇◆◆◆◇◆◆◆
レベルが上昇
主人公
1→23
ギ・ガー・ラークス
45→72
ギ・ギー・オルド
1→15
ギ・グー・ベルベナ
87→95
ギ・ゴー・アマツキ
64→74
ギ・ザー・ザークエンド
5→15
ギ・ジー・アルシル
2→18
ギ・ズー・ルオ
6→20
ギ・ヂー・ユーブ
62→75
ギ・ドー・ブルガ
64→72
ギ・ビー
46→55
ギ・ブー・ラクタ
1→5
ギ・ベー・スレイ
1→18
ラーシュカ
17→26
ラ・ギルミ・フィシガ
52→76
ハールー
65→78
クザン
50→51
プエル・シンフォルア
97→11《クラスが変化》
フェルビー
94→4《クラスが変化》
シンシア
52→67
シュメア
96→5《クラスが変化》
ヨーシュ
76→80
◇◆◆◆◇◆◆◆