建国宣言
ギ・ゴーの一撃を受け崩れ落ちるゴーウェンは首を刎ねられ、その生涯を終えた。
「ゴーウェン様っ!!」
向かって来ようとするユアンに向かってギ・ザー・ザークエンドの風が迫る。シャーマン級のゴブリンの魔法の一撃に、ユアンは成す術もなく壁際まで吹き飛ばされる。
「ガッ!?」
受身も取れぬまま衝突し、苦悶するユアンに冷徹な死刑宣告が下される。
「止めだ」
再びギ・ザーから風が放たれる。
体勢を崩し、頭に血が昇って冷静な判断を下せないユアンに防ぐ術はない。だが、ユアンに向かう風をギ・ゴーの曲刀が叩き切った。
「……何のつもりだ」
ギ・ザーの低い詰問の声は、不機嫌さを隠そうともしない。
視線だけをギ・ザーに向けると、ギ・ゴーは一度曲刀を振るって血を落とす。
「この者と話がしたい」
氷点下に冷え切ったギ・ザーの視線と、未だゴーウェンを斬った熱を持ったままのギ・ゴーの視線がぶつかり合う。息が詰まりそうな重い空気に、ギ・ズーとラーシュカは顔を見合わせた。
「お前ら、仲が悪いのか?」
「俺に聞くな。どちらも俺より上位の方だ。俺なんかの考えも及ばぬ理由で話しているのだろう」
腕を組んで成り行きを見守るギ・ズー。ラーシュカは溜息をつくと、踵を返す。
「馬鹿らしい! 俺は次の手柄首を捜しに行くぞ!」
ギ・ザーは横目で去って行くラーシュカを確認すると、足を進める。
「好きにすれば良い。だが、その男の首を掲げるのは決定事項だ」
杖の先には、目を見開いて無念の表情をしたゴーウェンの生首がある。
無造作にゴーウェンの首を掴むと、ギ・ゴーとユアンに背を向けて歩き出す。
「っ! ま、待て!」
気付いたユアンが追おうとするが、その前に立ち塞がったのはギ・ゴーだった。
「今追っても無駄に死ぬだけだ」
ギ・ゴーに向かって剣を突き出すユアンだったが、その言葉と共に剣を弾かれ、再び壁際まで吹き飛ばされる。
「貴様が、殺したのだろうっ!」
「そうだ。強き者だった」
微塵も動揺を見せないギ・ゴーの声。
「お前は、あの男の何だ? 死に行く前、何を言われたのか思い出せ」
涙を流し怒りに支配されたユアンは、ギ・ゴーの言葉に吼える。
「お前は何を言っている! どういうつもりだっ!?」
「敵同士ではあったが、俺はあの男を認めている。その男が後を託した者が無駄に死に急ぐのを見ているのも気分が悪い」
怒りに染まったユアンの思考でも、ギ・ゴーの言葉は理解できる。
「……畜生、ちくしょうっ!」
ユアンは自分の不甲斐無さに床を叩く。今、自分はゴブリンに情けを掛けられている。憎き怨敵に守られ、それが故に生きているという現実が彼を打ちのめす。
「……お前は、俺が殺す! ゴーウェン様の仇は必ず、この手で!」
憎悪に濁った瞳でギ・ゴーを睨むと、ゴーウェンの為に用意していた脱出路に向かう。
「いつでも来るが良い。俺はギ・ゴー・アマツキ。逃げも隠れもせん」
逃げる直前までギ・ゴーを睨んでいたユアンは、踵を返すと全速力で階段を走り抜ける。
「良いのですか? 敵を逃がして」
おずおずとギ・ズーが質問してくるが、ギ・ゴーは首を振る。
「あれは、今は未だ敵ですらない。それに……」
首の無いゴーウェンの亡骸の前に立つと、曲刀を納め膝を突く。
「尊敬に値する敵には、敬意を払うべきだ。況して、その最期の望みぐらいは」
またギ・ザーと対立しないかと内心で戦々恐々とするギ・ズーを他所に、ギ・ゴーは暫く亡き強敵の傍らに佇んでいた。
陥落する直前、最後まで抵抗を続けた人間達を率いてユアンは西都を脱出する。ギ・ズー配下のゴブリン達の猛追を躱し、ユアンが先頭に立って脱出する。
鬼気迫るその様子は武闘派揃いのギ・ズー配下をして、敵ながらに賞賛に値するものとして彼らの記憶に刻まれた。
◇◆◆
西都陥落! 西方領主戦死!
その報告は日を置かず、王都にて政務を執るアシュタール王の下へと届いた。
「……ゴーウェンが? 馬鹿な……」
その報せを受けたアシュタール王は第一報を信じようとせず、それが真実だと分かった時、呆然と呟くことしか出来なかった。
西方支配の要であると同時に、ゲルミオン王国の最高戦力。また、軍を率いる上でもアシュタール王の右腕として活躍してきた最古参の聖騎士の死はアシュタール個人に深い悲しみと後悔を齎し、同時に王としての彼に、その損失の重大さを自覚させることになる。
近隣にその名を轟かせた鉄腕の騎士の死は、軍事国家ゲルミオンの権威失墜を意味していた。その影響力の低下は、現実問題として四方の勢力の蠢動を警戒せねばならないというところにまで来ていた。
南の自由都市群、或いはクシャイン教徒の攻撃を一度は跳ね返したが、再度の侵攻を想定せねばならないだろう。
北方の蛮族も間違いなく活動を活性化させる筈だ。ゴーウェンの援軍に向かったガランドも敗走したとの報告があったので、北側の戦力も減少してしまっている。
東のシュシュヌ教国とは同盟を結んではいるが、それもゲルミオン王国の背後に圧倒的な武力があればこそ。警戒の為に、今まで以上に東に兵力を割かねばならないのは必定だった。
そして西側。
暗黒の森に巣食うゴブリン共が、力をつけて西都を陥落せしめたのだ。その余勢を駆って、いつ奴らが王都へ向かってくるとも分からない。
三方向に警戒と戦力の増強をせねばならない状況で、王国側から攻めるのは無謀としか言いようがない。再び負けるようなことがあれば今度こそ取り返しのつかないことになる。
「おのれ……ゴブリン共!」
アシュタール王は歯軋りしながら、西都との間の城砦の強化を急がせざるを得なかった。西方の安定は十年余りも続いていた為、西都と王都の間にある城砦の中には殆ど崩れかかっているものすらある。それを補修し、敵に備えるだけでもかなりの労力を要する。
だが、攻め入るよりは遥かにマシであると考え、最優先事項として防御を固める。
西都から逃れてきた難民の収容。東方シュシュヌ教国への使節の派遣。南北戦線への増派。その為の費用をどこから捻出するのか?
アシュタール王は、山積みされた難問に忙殺されることになる。
◆◇◆
自由都市群北部。クシャイン教徒が席捲する地域においても、西都陥落と鉄腕の騎士の敗死という情報は日を置かずに齎されていた。
そして、それを破ったのが暗黒の森から進出してきたゴブリンだということも同時に伝わり、クシャイン教の首脳部にはゲルミオン王国恐るるに足りずという雰囲気が流れていた。
「鉄腕の騎士などといっても昔日の栄光! 老いさらばえた無能者よ! ゴブリンなどに負けるようではな!」
「そうだ! そのような者が聖騎士となっている国など敵ではないわ!」
こうした意見は、偏に人間のゴブリンという種族に対する認識がそうさせる。彼らにとってゴブリンとは、平原と森の間に居住する最下級の魔物に過ぎないのだ。
それがまさか王の下に軍勢として纏まり、亜人や妖精族と同盟を結び人間を圧倒するなど、想像せよと言う方が無茶であった。
ゲルミオン王国に再び侵攻の刃を向けるべきではないかという意見は、熱い空気となってクシャイン教徒の上層部に蔓延っていた。
今すぐにでもゲルミオン王国を攻めるべしとの意見が纏まりりかけた時、それに待ったを掛けた者がいた。
「待たれよ! 彼らを侮ってはいけない。神の栄光は謙虚、勤勉、誠心の上にこそ降り注ぐものなのだ! 今は雌伏の時である! 力を増す為に耐えねばならん!」
熱狂と理知によってゲルミオン王国を攻めようとするクシャイン教徒の上層部を説得したのは、教皇ベネム・ネムシュだった。
この時、ベネムの脳裏に浮かんでいたのは森で会ったあの巨大なゴブリンだ。それまでの彼は、魔物など駆逐されるだけの悪徳としか考えていなかったのだが、あの出会いを経て、ゴブリンというものが決して侮って良いだけの魔物ではないと身をもって知ったのだ。
それにベネムは、南を守っているシーヴァラとジゼの聖騎士二人が健在な内は、容易にゲルミオン王国を抜くことは難しいことも分かっている。
前回、血気に逸った司教が軍を率いて戦を仕掛け、散々に打ち破られてしまったのだ。
あのゴブリンを南に誘導し、漁夫の利を得たいというのが彼の願望だった。
「我らには神のご加護がある! 必ずやゲルミオン王国の肥沃な土地は、我らに齎されるであろう!」
説得する際、必ずこの一句を言い添えることにより熱狂的な信徒を引き付け、理知的な信徒には含みを持たせる。
あのゴブリンが相手なら聖戦の大儀を強調して、易々と土地を奪える筈だという打算もある。いや、妖精族の持つ貴金属を取引と称して支給させるのも悪くないかもしれない。
未だ為らぬ未来に心を躍らせ、ネムシュは積極的に動いた。
彼の言葉により具体的な軍事行動は実現しなかったものの、その気配は当然ゲルミオン王国を守る南方軍に伝わり、一触即発の緊張状態が続くことになる。
シーヴァラが帰還するまでの間、南方戦線を守っているのは隻眼の騎士ジゼ。東方より流れてきた戦士であり、アシュタール王に高禄で召し抱えられた男である。
その戦いは勇猛にして果敢。だが、兵を率いて戦うよりも個人での武勇を買われた東方の戦士は、戦の常道を外すほど自信過剰でもなかった。
当然の帰結として、王都に向けて南の不穏な動きと兵の増派の要請を送る。
奇しくもアシュタール王が予想した通り、南方戦線は予断を許さない状況へと陥っていた。
◇◇◆
自由都市群南部。北部に蔓延るクシャイン教徒達とは違い、熱砂の神を緩く信仰する彼らにも、西都陥落とゴーウェン戦死の報は伝わってきていた。
長年に渡りゲルミオン王国と鎬を削ってきた自由都市郡では、嘗て戦場で鉄腕の騎士を見たことがある者も多く、その死はクシャイン教徒の上層部の捉え方よりも深刻であった。
南部の都市は砂漠に位置する国もあり、彼らは砂漠を越えて交易をすることにより富を得ているのだ。その為、暗黒の森から進出したゴブリンが砂漠を越えて南へとやって来る可能性を本気で考慮せねばならなかった。
自由都市郡の南部にある都市国家ウィンズダムの酒場でも、その話題で持ちきりだった。交易を生業とする砂漠の都市には、様々な者達が集まる。
がやがやと騒がしい店内には筋骨逞しい戦士や、褐色の肌を持つ見目麗しい土の妖精族の女、怪しげな魔法使い、或いは東方から流れてきたであろう黒髪の剣士など、様々な冒険者が酒を酌み交わしていた。
「しかし、鉄腕の騎士が戦死か……。時代は変わるもんだな」
「そういう言い方は、爺臭いですよ」
豊かな赤い髪を総髪に撫で上げた巨躯の男が、テーブルを挟んだ青年と酒を片手に話している。
「まぁ、そう言うな。俺が餓鬼の時分には、もう既に一軍の指揮官だったからな。まるで自分の両腕みたいに軍を自在に動かすんだ。度肝を抜かれたもんさ」
緊張感の欠片もなく強い酒を一気に呷る様子は、ただの酔っ払いにも見えなくもない。着ている服も清潔感が保たれてはいるが、特段豪華と言うわけでもない。使い込まれた胸当てやブーツだけを見れば、熟練の冒険者として通用するかもしれない装い。
「大体、人はいつか死ぬんです。油断してたのかもしれないですし、不意を突かれたのかもしれない。そういうところは、貴方も気をつけて下さいよ?」
対する青年は、熱砂の砂漠で暑い日差しを遮るのに適した白色のガウンを着込んでおり、一見すると砂漠の民のようだった。だが、その肌は学者を想起させる青白い色をしている。
「がははは! こいつは参ったなぁ。まさか説教されちまうとは。しかし──」
盛り上がった腕の筋肉を強調するかのようにエールを持つと、一気に飲み干す。
「まさか先を越されちまうとはな。参った参った! しかもゴブリンだけじゃなく、妖精族や亜人まで混じってたそうだ」
実に愉しそうに大声を上げて笑う巨躯の男を見て、学者のような青年は溜息をついた。クシャイン教徒にさえ、ゴブリンの他に亜人や妖精族が居たという情報は未だ伝わっていない。
それをこんな大声で言ってしまうとは。
だが、それもこの男の思い切りの良さなのだろうと思い直し、青年はこの先の展望を考える。
「まぁ、こっちは未だ踏み出してもいないですし、上手くすれば追い風にもなり得ますね」
「おう、分かってるじゃねぇか。奴らが上げた声は人間に対する反乱や反抗なんてチンケなもんじゃねぇ。敢えて言うなら──」
酒臭い息を吐くと、巨躯の男はにやりと口元を歪めた。まるで獅子が笑ったような獰猛で威厳に満ちた笑み。
「──乱世の開幕を告げる咆哮だ!」
上機嫌に笑う巨躯の男に、青年は気難しそうに考え込む。
西方に跋扈する魔物。北部に軍事国家。そして団結し対抗すべき自由都市群は聖戦の名の下に分裂したままだ。権威の失墜した軍事国家は躍起になって四方に力を示そうとし、聖戦の名を借りた暴徒は弱い獲物に食い付こうと躍起になる死肉漁りのようなものだ。
「お前も飲め、ほれほれ」
ちびちびと飲んでいたジョッキに並々とエールを注がれるのにも構わず、青年は思考する。
周りは全て、容易ならざる敵同士。
だからこそ、機会がある。
「──僕らの野望の為には、望ましい状況です」
酒場の扉が開き、傭兵が駆け込んでくる。
「盟主! お姫さんから出陣要請ですぜ!」
「おう! それじゃァ、そろそろ行くとするかい」
立て掛けてあった巨大な長柄の戦斧を担ぐと、巨躯の男が立ち上がる。それに続いて酒場で騒いでいた全員が立ち上がり、各々武器を取って赤髪の男に従う。
「行くぜ、野郎ども! 赤の王、国盗りに出陣だァ!」
その日、都市国家ウィンズダムで行われた内戦によりクシャイン教徒派は放逐。連合血盟赤の王は、近隣にその実力と名声を鳴り響かせた。
◇◆◇
ゴブリンの王が西都を完全に占拠するにあたって、ゴーウェン・ラニードを下してから更に1日を要した。ゴブリンの王は西から来る別働隊の到着を待ち、主要な者達に命じて、西都に残っていた人間達を集めさせた。
ゴーウェン・ラニードの首級を城門に掲げる。逃げ遅れた者や置いて行かれた者。または行く当てもなく西都に残らざるを得なかった者達。彼らを広場に集めると、ゴブリンの王はその人の群れを見下ろした。
その巨躯に悲鳴を上げる者や敵意の視線を向ける者達を、一重二重にゴブリン達が取り囲む。
「同胞達よ! 同盟者達よ! 敵の領主は死に、我らは生き残った!」
初めてゴブリンの王の声を聞いた人間達は、そのあまりの声量と迫力に腰を抜かす。歓声を上げるゴブリン達は武器を打ち鳴らし、王の偉業を称える。
「戦の途上に散った者達に、我らの声を以って葬送とする!」
武器を打ち鳴らしていたゴブリン達は静かに頭を垂れ、王の声を待つ。
「死したる勇敢なる者達に!」
『死したる勇敢なる者達に!!』
王の声に続いてゴブリン達が、亜人達が、妖精族が、戦に倒れた同胞を想って叫ぶ。
「顔を上げよ、同胞達! 悲しみは過ぎ去った。我らが勝ち取った栄光を称えよ! 我らは人間に勝利した! これは我らの手に入れた最初の栄光だ! 勝ち鬨を上げよ!」
『我らの勝利に!』
指揮官級のゴブリン達が武器を掲げると、その他のゴブリン達も歓声を上げる。
『勝利にッ!』
天を突き刺すように掲げた武器は、陽光に煌いていた。
「人間達よ。我らは侵略者であり支配者だ。貴様らは敗北し、我らは勝利した。だが、我らはお前達に平穏を約束しよう。お前達が我らに逆らわぬ限りにおいて、我らはお前達を殺しはせぬ」
王の宣言に、勝利を喜び合っていたゴブリンや亜人達は顔を見合わせる。残った人間達を集めたのは見せしめに処刑する為だと思っていたからだ。
宣言された人間側も戸惑うばかりだ。まさかゴブリンがそんなことを言い出すとは思っていなかった。困惑と恐怖が綯い交ぜになった視線が集まる中、黒い巨躯のゴブリンが胸を張る。
「王の名を以って、ここに建国を宣言する!」
静寂の中でゴブリンの王は建国を宣言した。人間以外が治める国は、小さな自治体を除いて平原に存在しない。
それは人間への挑戦と、世界への宣戦布告だった。
静寂の中声を上げたのは、ギ・ザー・ザークエンドだった。
「王よ! 偉大なる我らが王よ! 我らが導き手たる王よ!」
ギ・ザーの声に続いて、まるで堰を切ったかのようにゴブリン達が声を張り上げる。
『王よ! 偉大なる我らが王よ! 我らが導き手たる王よ!』
ゴブリンの王は、右腕の一つ目蛇が蠢くのを感じる。まるで上機嫌に笑うように大きく脈打つと、静かになる。右腕に巻き付く蛇から感じられる熱は、春の日差しのように暖かだった。
熱狂と共に咆哮するゴブリン達。王の宣言に納得した者も納得出来なかった者も、皆が一つになって咆哮を上げた。胸の奥底から込み上げてくる何かを、必死に形にしようとゴブリン達は喉を枯らす。
王が宣言したのが人間への挑戦であろうとも、彼らにとっては、まさに望むところであった。
王が指し示すのが彼らの道である。神無き彼らに、王の言葉は神の導きに匹敵する。
熱狂するゴブリン達の中で最初に声を上げた筈のギ・ザーは、いつしか声を上げることをやめ、冷えた視線で周囲を見渡していた。
人間達の中にも、跪いている者もいる。
王の信奉者は、戸惑いを見せる者や人間達、亜人達、妖精族を、その冷徹な瞳でじっと見渡していた。
◇◇◆◆◇◇◆◆
レベルが上がります。
92⇒96
人間の支配地域を奪い、人間を支配下に置いたことにより、【称号】に《帝王》が追加。
【称号】《帝王》により、新たな【スキル】《混沌を呼ぶ王》《封印された戦神の恩寵》が追加。
《混沌を呼ぶ王》
──異種族への魅了効果。(中)
──《冥府の女神の祝福》の効果を増幅。
《封印された戦神の恩寵》
──軍の先頭を駆けることにより、防御力、腕力、魔素上昇(中)。
──戦場を見渡す勘が精度を増す。
【種族】ゴブリン
【レベル】96
【階級】キング・統べる者・帝王
【保有スキル】《混沌の子鬼の支配者》《叛逆の魂》《天地を喰らう咆哮》《剣技A−》《覇道の主》《王者の魂》《王者の心得Ⅲ》《神々の眷属》《王は死線で踊る》《一つ目蛇の魔眼》《魔流操作》《猛る覇者の魂》《三度の詠唱》《戦人の直感》《冥府の女神の祝福》《導かれし者》《混沌を呼ぶ王》《封印された戦神の恩寵》
【加護】冥府の女神
【属性】闇、死
【従属魔】ハイ・コボルト《ハス》(Lv77)灰色狼(Lv20)灰色狼(Lv68)オークキング《ブイ》(Lv82)
【状態】《一つ目蛇の祝福》《双頭の蛇の守護》
◇◇◆◆◇◇◆◆