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ゴブリンの王国  作者: 春野隠者
群雄時代
217/371

人物紹介Ⅱ(西都争奪編)

人間+神様+その他


レシア・フェル・ジール(18歳)

聖女と呼ばれる修道女。癒しの女神の信徒であり、物語を広めることで教訓を得てもらうことを生業としている。癒しの(ヒール)を使える。癒しの女神の加護を持つ。象牙の塔に連れ戻される。


リィリィ(22歳)

王都にある有名剣術ツヴァイル流を学ぶ。レシアに対しては忠誠を誓う。主人公と対戦して一撃の下にやられるが、並みのゴブリン相手なら3匹同時でも全く問題にしない強さを見せた(剣術参照)。魔剣ヴァシナンテを手に入れて戦力アップ。北方軍の指揮をガランドから引継ぎ、雪鬼の侵攻を食い止める。


マチス(27歳)

乾物を主に作成してる近隣農家の次男坊。王国のどこかへ飛ばされてしまった。


チノス(25歳)

畑を耕す近隣農家の三男坊。マチスとは親友同士。王国のどこかへ飛ばさてしまった。



ケイフェル(28歳)

暗黒の森に入るというレシアの護衛を請け負った冒険者。鋼鉄の大剣を軽々と振り回すその技量は高かったが、主人公に隙を突かれて故人に。


ゼオン(32歳)

アティブを信仰する教会の修道士。火の魔法を得意としたが、主人公に切り伏せられる。最後に主人公を巻き添えに自爆しようしたが、言葉によって動揺させられその機会を失う。


ティンラー(23歳)

村娘。ゴブリンに苗床にされたのを主人公によって殺される。


アシュータル・ド・ゲルミオン(60)

大陸の西方、暗黒の森と南の境を接する王国の主たるべき人物。7人の聖騎士を抱える強大な国家の主。聖女捜索を3人の聖騎士に命じた。ゴブリンの王の脅威に策謀を張り巡らせる。魔法使いたちを多く手元に集め戦力化をしようとしている。


ゴーウェン・ラニード(46)

暗黒の森近郊の領主。国の最高戦力、聖騎士であり通称鉄腕の騎士。領地の兵を率いて暗黒の森への討伐に向かう。ゴブリンの脅威を取り除くために奮闘中だったがギ・ゴー・アマツキにより故人に。


ジェネ・マーロン(24)

国の最高戦力、聖騎士であり通称雷迅の騎士。以前は南方の任務地に居たが、王の勅命により聖女捜索のため暗黒の森へ。人殺しも、亜人殺しも、モンスター討伐も、大大大好きな性格破綻者。奴隷に足元を掬われ故人に。


ガランド・リフェニン(32)

元冒険者にして、国の最高戦力聖騎士通称嵐の騎士。以前は北方の山脈付近で任務に就いていたが、王の勅命により聖女探索のため暗黒の森へ。聖女を救いだし、英雄となる。北方戦線からゴーウェンの救援に駆けつけたが敗退。南方へ撤退。


シーヴァラ・バンディエ(29)

国の最高戦力聖騎士にして通称両断の騎士。武人系貴族出身の自由人であり、で若い兵士には人気がある。妻と娘を持つ夫、恋人を持つ男の敵。夫婦仲を裂く両断の騎士という不名誉な綽名がある。騎馬隊を率いる戦術では王国屈指。


ジゼ・ユウェンティ(40)

国の最高戦力聖騎士にして通称隻眼の騎士。南方から迫ってきたクシャイン教徒を撃退する。東方からの流れ者でありアシュタールに高禄で召抱えられる。


ユアン(26)

ゴーウェン指揮下で引き立てられた若手の指揮官。どこかの神の加護を受けているようだが……。


コルセオ(52)

ゴーウェンの副官を務める叩き上げの武人。騎馬隊を指揮するも、ゴブリンの王により故人に。


金剛力のワイアード(41)

大陸に名だたる飛燕の血盟の一員。大盾を得意とする。温厚な性格だが、一度怒らせると……。森から帰ったあとは、飛燕の血盟の重鎮として、シュシュヌ教国にて活動中。


魔術殺しミール(20)

大陸に名だたる飛燕の血盟の一員。鉤爪を常用する暗殺者。魔術殺しという、魔法使い系には相性最悪の相手。森から帰った後は、王都のスラムに寄付をしながら孤児を助ける。レシアに会い、孤児たちからのプレゼントを渡すことに成功する。


破杖のベラン(37)

大陸に名だたる飛燕の血盟の一員。炎の杖を常用する武装僧。元騎士であり、戦いに美学を持っている。ギ・デーと戦う。撤退する味方を庇って故人に。


鷹の眼フィック(32)

二つ名持ちの冒険者。感知能力はずば抜けて高く、腕の方も確か。ガランドの招きに応じて暗黒の森の捜査に赴く。森から帰った後は、再びソロの冒険者として南方自由都市群へと向かう。


白き癒し手(不明)

全身を白いローブで覆った神官。回復と補助を司る年齢・名前・出身など不明な点が多い美女。ヴィッツとユギルという信者を獲得し、意気揚々と次の信者を獲得すべく世界を回る。


ヴィッツ(28)

軽口をたたく剣役の冒険者。実力はそこそこだが、二つ名を持つまでには至っていない。白き癒し手に捕まってしまい世界をめぐる旅の途中。


ユギル(26)

無口な盾役の冒険者。老けて見られるが、実年齢は未だ若い。白き癒し手に捕まってしまい世界をめぐる旅の途中。


ヨーシュ(27)

ジェネに買われた奴隷戦士の弟。従属の首輪で体を縛られているため、ジェネに逆らうことが出来ない。回復魔法の使い手が希少なため、盾役をする。姉の気まぐれにより、ゴブリン側に加わることに、現在王の特命でギ・ゴーと共に世界を巡る旅に。


シュメア(29)

ジェネに買われた奴隷戦士の姉。従属の首輪で体を縛られているため、ジェネに逆らうことができない。盾役の弟と槍を扱う姉。人間の世界よりも、ゴブリンの王に世話になった方がマシと考える肝の座った人物。ゴブリンの王に命じられ人間との折衝に当たることに。


神様編



アルテーシア、冥府の女神、勇気の女神。蛇を従える女神にして主人公に加護を与える神様。性格は嫉妬深く、気性が激しい。


ゼノビア、癒しの女神、レシアに加護を与え主人公に対してレシアを守るように忠告する。アルテーシアに嫌われてはいるが、ゼノビア自身はアルテーシアを嫌っていない。


真の黒、赤い一つ目蛇にして冥府の女神の眷属。


双頭の蛇、ゴブリンからは腐敗の主と呼ばれる、かつて世界を敵に回した冥府の女神の眷属。



その他


セレナ

ジェネに買われた妖精族の女。奴隷に堕ちた理由は一族の争いから逃れてきたところを人間につかまってしまったからだった。ジェネを殺して自由の身になったがシュメアと一緒に現在はゴブリンの王の保護下にある。


ハス

ハイ・コボルトとなった主人公の従属魔。オークの屍を漁っていた所を主人公に捕獲され、肉をくれた主人公になつく。あれよあれよという間に、コボルトのリーダーにまで成り上がった棚からぼた餅のコボルト。現在オークに寄生中。オークの子供を狙うが、なかなか機会が来ない。オークと共に植民都市を攻めるが、人間の味はお気に召さなかった様子。


シンシア

灰色狼の幼生であり、湖水の淑女という妖精の名前をつけられた。その愛くるしい灰色の毛並みは、レシアとリィリィら女性と子供を虜にしてやまない。一足先に大人への階段を上る。眷族を率いるまでに成長し、今や父母を超える灰色狼へと成長する。


ガストラ

灰色狼の幼生であり、風鳴りの君という人間の名君の名前をつけられた。その奔放な性格は、ハイコボルトのハスとの序列争いに日々発揮されている。王都中の獣たちを配下に持つ。象牙の塔でも配下を着実に増やし中。主にメスを……。


ブイ

気弱なオーク。ゴル・ゴルに気に入られていた体の小さなオーク。ゴル・ゴルが死亡すると、その群れを率いて西へ逃亡するが、主人公に捕捉されその支配下に。ギルミと共に植民都市攻略を担当する。最近の悩みは知らず知らずのうちに人間との戦いの最前線にいること。


ゴル・ゴル

集落を襲ったオークキング。戦闘狂にして、スキルの使い手。主人公に敗れて故人。


亜人勢


ニケーア

蜘蛛脚人の族長にして、女族長。固い口調と誇り高い精神の持ち主。下半身は蜘蛛の八足であり、上半身は可憐な乙女の様相。上半身から下半身にかけては、アラーネアの糸で編んだ服を着ている。ツメから毒を滴らせ、自身の糸に絡めて戦う様子から毒羽という二つ名がある。赤き鉱石の末


ネロウ

蜘蛛脚人の有力者。ゴブリンを受け入れるかどうかの判断でニケーアと対立。故人に。蒼き鉱石の末


ファンファン

土鱗の一族の女族長。頭はいい感じにユルイが、地中を掘り進める土鱗の族の族長であり、ユーシカと同じく一族を挙げての商人である。情報伝達と蓄えられた知識は、翼有る者を上回る。もぐらのような外見だが、視力は退化しておらず、円らな瞳が特徴的。最硬爪と敬称で呼ばれる。暗き鉱石の末。


ユーシカ

翼有る者の一族の女族長。首から下げた大きな袋に物を入れて運ぶ空をかける商人。王様相手にも全く怯んだ様子を見せない悪戯好きな商人。背に生えた白き羽と、鳥の足。腕は袋を抱えている。一番翼という敬称で呼ばれる。白き鉱石の末


ルージャー

甲羅の一族の老族長。苔むした甲羅を背負う小柄な亜人。何事にも慎重であり、垂れた瞼はいつも眠た気に見える。だが瞼の奥から注がれる視線は非常に鋭い。木を加工することと、魔獣を使役するのが得意な一族。固き鉱石の末


タニタ

長尾の一族の族長。双頭二尾のリザードマンの亜種。半身は甲殻で覆われているが、もう半身は両生類のように肌が露出している。柔らかな鉱石の末


ケロドトス

牛人の一族の族長。無双の剛力を誇るが、喋り方はのんびりとしたもの。ゴブリンをみると反射的に潰そうとしてみたり、会話という場面ではほとんど良い所がない。ただし視線は鋭く、間延びした声とは裏腹に、決して無能ではない。重き鉱石の末


ミド

牙の一族の族長。狼を友として草原で暮らす亜人。力任せに敵を引き裂くことから、暴虐という二つ名がある。力の信奉者であり、当初ゴブリンに対しては嫌悪感を抱く。狼に対しては非常に友好的。直情的な性格・言動であるが、決してそれだけではない男。猛き鉱石の末


ダイゾス

人馬の一族の族長。グルフィアを輩出した有力な一族だったが、グルフィアが亡霊となってからは苦しい立場に追い込まれる。精鋭をもってグルフィアを討とうとしたが失敗。ゴブリンに対しては嫌悪感を抱く。気高き鉱石の末


ルケノン

ニケーアのつけた案内人。


カラッド

ジラドの森で使役されていた奴隷の牙の亜人。


妖精族勢力


シューレ・フォルニ

風の妖精族シルフの将来を憂い改革を志すフォルニの集落の族長。ファルオンとは勉学の師弟関係にあたり、シュナリアの父親。英明のシューレとして、近隣に声望を得ていた。ゴブリンの王と盟約を結び対人間戦で全面的な支援を約束する。


ファルオン・ガスティア

西のガスティアの森の族長。シューレの朋友にして、師匠にもあたる。謀略のえげつなさは、弟子であるシューレにも、酷いと酷評されることも。学び舎制度を復活させ、ガスティアの集落でその知識を広く教育中。


シュナリア・フォルニ

シューレの娘。明敏な娘であるが、空回りすることも多々ある。ゴブリンの王に新たな武器を届ける。現在は文官として人間の集落を治める仕事を担当中。


プエル・シンフォルア

人間の世界で経験を積んだシルフの若き戦士。指揮から個人での戦闘に至るまで率無くこなす万能型の戦士。数に勝るゴブリン勢を幾度となく退ける。自由への飛翔クランの危機に、ゴブリンの王の下を去り救援に向かう。


フェルビー

シンフォルアの戦士長。プエルと共にゴブリンと戦うが、戦士としての能力に偏っているため、部隊の指揮などはプエルに丸投げ状態。プエルが旅立った後、嫌々ながらも部隊指揮を兼務。今でも一戦士として戦うのを希望している。


フェニト・シンフォルア

シンフォルアの集落の族長。プエルとは従姉の関係になる。独善的な性格で、傲慢である。終戦後の裁判では、ただ一人だけ死刑をもって処罰される。


プリエナ・シンフォル

シンフォルの集落の族長。女の族長ではあるが冷酷な感じのする顔立ち。シルフ統一戦争では序盤にシンフォルを奪われてから一度も取り戻すことが出来ずに、終戦を迎える。尚、終戦後は裁判ののち、追放刑となった。


ナッシュ・ジラド

ジラドの集落の族長。人間の脅威を認識していたと言う点ではシューレやゴブリンと同じだったが、亜人を奴隷身分に落とすなど、やり方を非難される。終戦後は、裁判ののちジラドの姓を剥奪され、一市民としての生活に戻る。


シルバ・シェーング

シェーングの集落の族長。戦争を通じて終始プエルに同情的であったが、フェニトの威圧に逆らえず流されるままに彼女をゴブリンに引き渡す。終戦後は、裁判ののち、シェーングの姓を剥奪され、ジラドの隠し森で農耕に従事する。



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