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ゴブリンの王国  作者: 春野隠者
楽園は遠く
113/371

破杖のベラン

【種族】ゴブリン

【レベル】21

【階級】キング・統べる者

【保有スキル】《混沌の子鬼の支配者》《叛逆の魂》《天地を喰らう咆哮》《剣技A−》《覇道の主》《王者の魂》《王者の心得Ⅲ》《神々の眷属》《王は死線で踊る》《一つ目蛇の魔眼》《魔力操作》《猛る覇者の魂》《三度の詠唱》《直感》《冥府の女神の祝福》

【加護】冥府の女神(アルテーシア)

【属性】闇、死

【従属魔】ハイ・コボルト《ハス》(Lv1)灰色狼ガストラ(Lv20)灰色狼シンシア(Lv20)オークキング《ブイ》(Lv40)

【状態】《一つ目蛇の祝福》《双頭の蛇の守護》




 鋼のぶつかり合う音が夜の森に響く。

「ギ・デーの仇だ!」

 炎を纏おうが杖は杖。一気に叩き切ろうとした古獣士ギ・ギーは予想外の硬さに手の痺れを覚え、斧を握り直す。

 ギ・ギーの斧が破杖のべランの杖と激しくぶつかり火花を散らす。鉄の仕込まれた杖がギ・ギーの一撃を跳ね返し、轟音とともにギ・ギーの頭上を通過する。

「良き敵だ。神に感謝しよう」

 破杖のべランは口元に笑みすら浮かべて、強敵の出現を喜ぶ。

「グゥルゥルウガアァァ!」

 怒りの咆哮をあげて襲い掛かるギ・ギーの攻撃を冷静に凌ぐ破杖のベランは、冒険者として一流の部類に入る。だが、周囲の状況は彼らの戦いを避けるように推移していく。ギ・ザー率いるドルイド級の投入は、戦場に決定的な流れを生み出していた。

 人間の中でも対魔法の素養を備えた者は決して多くはない。長い修練の果て、或いは精霊の宿る装飾品や防具、神々の恩寵などによって高まる対魔法の力を一般の兵士達に求めるのは無理がある。

 況してゴーウェンが率いた兵士たちはどれも10代の後半から20代という若い兵士達だ。農民の次男三男などを集めて鍛えたゴーウェンの兵士達には、対魔の力など望むべくもないものだった。

 今は夜の神(ヤ・ジャンス)の支配する時間帯。ギ・ザー率いるドルイド達の力が最も発揮される時間帯だ。一撃必殺の刃となったギ・ザーの放つ風が荒れ狂い、他のゴブリン達を援護するようにギ・ドーの風が人間たちの行く手を阻む。

 周囲の人間を駆逐しつつあるドルイド達に、先に突撃していたゴブリン達も勇猛を競い合う。

「どうした。動きが鈍っているぞ!」

 足元から迫るゴブリンの刃をユギルが盾で防ぐ。だがその直後、恐ろしい力で盾が蹴り飛ばされる。ギ・グー・ベルベナの率いる3匹のゴブリンは階級こそノーマルだが、ギ・グーの手足のように働いた。ユギルを追い詰める一方、剣のヴィッツを牽制するのも忘れない。2匹が左右同時にヴィッツを挟撃する。

 いくら冒険者として熟練の腕を持っているヴィッツでも、2匹の挟撃を掻い潜ってギ・グーを相手にはできなかった。ユギルを圧倒したと思った次の瞬間には、ヴィッツに狙い済ました一撃を加えてくる始末だ。うかうかと間合いに入ろうものなら、命を落とすのは目に見えていた。

「くそっ! ユギル、生きてるか!?」

 だが、このままでは遅かれ早かれギ・グーの餌食となるのは目に見えている。

「くっ……」

 ユギルが立ち上がるのを横目で確認する間もなく、今度は二人分の圧力がヴィッツ一人に襲い掛かる。左右から迫る刃、転がって避けた先に頭上から断首台の斧が首を狙いに来る。剣を合わせて弾いた傍から腹を狙って突き出される一撃。

 脇腹を切られながら躱すとそのまま地面を転がる。止まろうとするたびに振り下ろされる刃に斧。硬質な音とともに刃を弾くユギルが間に入らなければ、ヴィッツの命はなかったはずだった。

「上だ」

 ギ・グーの一言に飛び掛る一匹。それに対応しようと視線を上げたユギルの足元から、ギ・グーの斧がユギルの足を狙う。間一髪ヴィッツの剣がその斧を払うが、綱渡りのような戦いをそういつまでも続けられる筈もなかった。

「くそっ、神様ってのは何してやがるんだ。ここから生き残れるんなら、邪教の教団だって入ってもいいぜ!」

 毒づきながら、背中をユギルに預けるヴィッツ。

神よ、慈悲を垂れ給え(ゴッド・ブレス)

 厳かに響いたのは神の声か……あるいは悪魔の宣言か。

「お行きなさい」

 現れた白き癒し手が指差すと、彼女の後ろに控えた兵士達が槍を構えてゴブリン達に突き掛かる。

「雑兵がッ!」

 ギ・グーが腕を振るうと、率いたゴブリンが3匹一体(スリーマンセル)で向かってくる槍兵を血祭りに挙げる。だが、致命傷を受けたにも関わらず、その兵士は尚も槍を振るってゴブリン達を振り払い、ギ・グーにまで槍を突きつけた。

 驚愕と共にその槍を受け流すと、兵士の首を撥ねるギ・グー。

「……貴様何をした?」

 動かなくなった槍兵を見下ろし、白き癒し手を睨む。

「彼らは、あなた方とは同じ天を仰ぐのを良しとしないそうですよ。例え死んでもね」

 にっこりと微笑む口元だけが、闇の中彼女の表情を伺わせる。白き癒し手が神のように悪魔のように笑う。

「お、おい!」

 明らかに異常な兵士の様子に、ヴィッツが引き攣った声を上げるが、白き癒し手は常と変わらぬ微笑で呼びかける。

「今のうちに退却をお勧めします。神もそれをお望みです」

「こいつらは、一体……」

「彼らは自身で望み、神の尖兵となりました」

 足の骨を折られ立ち上がることも困難だった筈の兵士が平然と立ち上がり、雄叫びを上げてゴブリン達に立ち向かう。その兵士は昨晩、ヴィッツが肩を貸してやった兵士だった。

「おい!」

 ヴィッツが声をかけるが兵士はそれすら分からないのか、ゴブリン達との戦いに没頭する。

「お前、何をしたんだ!?」

 声を荒げるヴィッツに、彼女は地獄のような戦場を見て微笑んだ。

「神がそれを望み賜う。故にそれはとても美しい……そうは思いませんか?」


◆◇◇


 先頭を進む斥候長ユアンは、遠く響くゴブリンキングの声に足を速めた。

「……ユアン斥候長。この速度では怪我人達が付いて来れません」

 その声が耳に入ってもユアンは速度を緩めることはしなかった。それどころか逆に足を速めようとする。ゴーウェンの意志を体現し、森の外へ逃れようとしているユアンだったが、配下の兵士からは臆病風に吹かれて逃げているようにしか見えなかった。

「ユアン斥候長!」

 肩を捕まれてユアンはやっと振り向いた。

「仲間を見捨てて逃げるのか!?」

「違うっ! このままでは……」

 言い争う二人の声を遮る咆哮が、彼らの争いを止める。

「この声はっ!」

「近い!」

「進むぞ! 少しでも距離を開ける!」

 ユアンの声に人間の群れが動き出す。怪我人も誰も彼も、咆哮から逃れるように足を進める。

「あと少しで、外と連絡が取れる。それを確保してからゴブリンどもに反撃を加える!」

 兵士達を励まして進むユアンの視界の中で森が揺れる。木々が騒めき、朝焼け前の深い闇は彼らの切り開いた道の先行きさえ心細くしていた。

「グルゥゥゥアアァァ!!」

 悲鳴と共に聞こえる咆哮にユアンが振り向いたときには既に遅かった。黒き炎を携えたゴブリンキングが、隊列に喰らい付いていてる。

「くっ……負傷者を前に、戦えるものは壁を作れ! たかが一匹だ! 死力を尽くせば防ぎ止められる!」

 隊列の真ん中に踊り込んだゴブリンキング。縦横無尽に振るわれる冥府の炎を纏った長剣が軽々と鉄の鎧を切り裂き、殴りつける拳は岩石の硬さをもって兵士を吹き飛ばす。向かってくる兵士の槍を跳ね除けると、槍兵を片手一本で持ち上げ、槍列(そうれつ)を組む兵士に向かって投げ捨てる。人一人を易々と投げ捨てる膂力もさることながら、今まさに突き出そうとしていた槍列を崩すなどの状況判断がゴブリンキングの恐ろしい所だった。

「グルゥゥゥウアァァアアァ!」

 ゴブリンキングの咆哮が響く度に増す威圧感。空気が鉛にでもなったかのように、体に纏わり付く。水の中にいるような不自由な体を引き摺り、死角を狙って後ろから剣を振り上げる兵士。その兵士に強靭な尾の一撃が襲い掛かる。鉄の鎧を容易に変形させるその一撃をもらった兵士の意識は既にない。

「隊形を整えろ、負傷した者は森の切れ目目指して走れ!」

 なんとかしなければとの思いでユアンの発した命令が、前衛を務めていた部隊の崩壊に繋がった。逃げる兵士に遮られ、満足に隊形を組むことも叶わないまま、勇敢な兵士は一撃の下に葬られていく。部隊長たるユアンは崩されていく自身の部隊を見守るしかない。

「くそ、くそっ、くそっ!!」

 悔しさに歯を噛み締めながら、ユアンはゴブリンキングを止めるために剣を引き抜く。

「貴様さえっ!」

 横薙ぎに振るわれる黒き炎の長剣が、隣の二人の命を奪う。その下を掻い潜り、ユアンはゴブリンキングの懐に迫った。腰だめに構えた長剣を真っ直ぐに突き出す。脇腹を掠った一撃は確かにゴブリンキングに傷を負わせ、だが次の瞬間強烈な尾の一撃をもらい森の木に叩き付けられる。

「ユアン斥候長!」

 部下の悲鳴を最後にユアンの意識は闇に沈んだ。


◆◇◇


「ガ、ガ、ガァルグァァガアァ!」

 振り回す槍が人間の首をへし折る。鹵獲品である鉄製の槍は既に殴りつけた後も痛々しく、ぐにゃりと歪んでしまっている。だがそれでも《狂犬》を発動したギ・ズーは止まらなかった。己の狂気の赴くままに、目の前にいる敵を槍で殴り、突き、蹴散らしていく。

 仲間すら見境なく倒していきそうなその勢いは留まることを知らず、無軌道に目に付いた人間を襲う様はまさに狂った犬のようだった。

 戦えない怪我人、剣を振りかぶる兵士、槍を突き出す兵士。どれも構わず打ち殺すギ・ズーの姿に、部隊を率いる小隊長の一人が我慢出来ずに立ち塞がる。

「両側から挟み撃ちにしろ! 正面は俺が持つ!」

 小隊全ての指揮を後回しにしても、今はギ・ズーを止めるという決断の元に、壮健な剣兵が左右を固めた。

 ただ真っ直ぐ向かってくるギ・ズーの槍を叩き落す。穂先を地面にめり込ませ、それを踏むことによって封じると同時に左右に控えた兵士がギ・ズーに向かって剣を振りかぶった。

「ぬっ!?」

 だが、狂神の加護で凄まじいまでに強化されたギ・ズーの膂力は鉄の鎧を纏った人一人を易々と撥ね退ける。左右から迫る二人に歪んだ槍を叩き付けると、再び小隊長を狙おうと振り返り──。

「舐めるなっ!」

 大振りを戒めて小さく振り切った一撃がギ・ズーの腕を切り裂く。

「グゥゥァァアァァ!?」

 噴き出す血飛沫に、小隊長は追撃の手を緩めない。肩から腿を切り裂き、腕から脛を斬る。並のゴブリン程度であったら動けなくなる程の攻撃を受けても、体中から湯気を立てつつもギ・ズーは倒れなかった。

 怒りのままに振るわれた槍が、絶妙な角度で跳ね上げられギ・ズーの手から槍が捥ぎ取られる。

「死ね!」

 頭上から振り下ろされる小隊長の一撃が、ギ・ズーを袈裟懸けに切り裂こうとし──。

「グルルルゥゥアァガガアァ!」

「──っ!?」

 懐に突っ込んできたギ・ズーの肩口に当たって剣は止まった。

「小癪な!」

 根元では切れない。距離を取ろうとした小隊長の鎧をギ・ズーが握力に任せて掴む。小隊長の視界がぶれ、気が付いたときには鋭い牙の並んだ大きな口が目の前に開かれていた。

 ばきり、と鎧の外れる音とともに胸当ての形が歪み、小隊長の首筋にギ・ズーが喰らい付くと、そのまま力任せに喉を噛み千切った。

 悲鳴すらも上げられず絶命した小隊長の躯を踏み越え、ギ・ズーが見つけたのは炎を持った人間。

「グルゥゥガガガァァ!」

 憎悪とともにギ・ズーは次なる獲物に襲い掛かった。


◇◇◆


 炎が傷口を焼く。じゅっという肌の焦げる音ともに、緩急自在の棒術で破杖のベランの鉄を仕込んだ杖がギ・ギーの斧を弾く。

 直後足元から迫る獣士の使役する獣がベランの足を狙って牙を剥くが。

「ふん」

 頭上から振り下ろされた炎の杖の一撃に、脳髄を叩き割られて絶命する。

行け(トート)!」

 ギ・ギーの命令の元に、大角駝鳥(トリプルヘッド)が三つ首を擡げ走る。背にギ・ギーを乗せた姿は魔獣を使役する騎士のようにも見えた。

「笑止! 馬上の敵の倒し方など、嫌と言うほど知っているぞ」

 身を縮めると正面からトリプルヘッドに向かっていく。地面を一度触ったかと思うと、拾い上げた小石をギ・ギーに向かって投げつける。

「くっ!?」

 一瞬だけ怯んだギ・ギー。ベランにはそれで十分だった。

「グェー!」

 トリプルヘッドと正面からぶつかる寸前、僅かに避けてその足元をベランの炎の杖が薙ぎ払った。ギ・ギーが斧を振るおうとした時には既にベランは背後に逃れ、体勢を崩したトリプルヘッドの転ぶ中、余裕すら持ってベランがギ・ギーに近づいてきた。

 転倒したトリプルヘッドの下から何とか這い出して、べランの一撃を凌ぐ。

「……中々楽しかったがこれで幕引きだな!」

 鍔迫り合いに持ち込まれて、より一層べランの炎が猛る。炎は徐々にギ・ギーに近づき、肌を焦がしていく。

「グゥルガガアァガァ!」

 獰猛な咆哮と共に、ギ・ギーの命を救ったのはギ・ズーだった。無防備と思われたべランの背に向かってギ・ズーが飛び掛る。だが、べランも一流の冒険者である。後ろから迫ってくる強烈な殺気に気が付かない筈がない。

 振り返ると舌打ちを一つ残して、後方に飛び退く。2匹と距離を取りつつ、杖を構え直す。べランの手が杖を擦ると、炎は小さくなり杖の先の赤い宝玉の周りだけに収束していった。

「2匹目は狂獣……全く飽きさせぬ奴等だ」

 元騎士にしては凶悪に過ぎる笑みをべランは浮かべる。恐れを知らぬギ・ズーがべランに向かって走り出す。同時にギ・ギーも走った。

「ガガガァァアァ!」

 力任せに振るわれた腕の一撃は、一切の枷を外された強猛なもの。だがそれを余裕を持って見切ると、杖を振るおうとし、直後に襲ってくるギ・ギーの斧に合わせる。

「即席の連携にしては、やる」

 荒過ぎるギ・ズーの攻撃を上手い具合にギ・ギーが補填する。普段から獣と接する機会の多いギ・ギーにはギ・ズーの荒い攻撃に合わせるなど造作もないことだった。

 鍔迫り合いに持ち込んで有利なのは、今度はゴブリン側だった。2匹の連携により、一方を受け止めればもう一方が追撃を加える。

 流石のべランも防御に回らざるを得ない──筈だった。

 一旦距離を取ると、2匹の攻撃を後ろに下がりながら受け流す。ギ・ズーの強化は元々制御が利きにくいのが欠点だ。それを見抜いたわけではないだろうが、突っ込んでくるギ・ズーをいなすと冷静にギ・ギーの斧を切り返す。

行け(トート)、ギ・ズー!」

「貴様らの連携など児戯に等しいわ!」

 猛り狂う感情のままに、突き進むギ・ズーを杖の一撃で撥ね退けると、次いで迫るギ・ギーの斧を受け止めて鍔迫り合いにもっていく。

「どうしたゴブリン、その程度で仇が取れるのか!」

「見縊るな、人間!」

 力任せにべランを押し退け間合いを離すギ・ギーに、下がり際にべランが一撃を加える。腕を強打する一撃がギ・ギーの斧を取り落とさせ──驚愕に歪んだのはべランの方だった。

 ギ・ギーに力任せに押し退けられた場所には大角駝鳥がいたのだ。三つ首がそれぞれべランの両足と利き腕に噛み付き、彼の動きを止める。

「計算ずくか……」

 ギ・ギーが行け(トート)と命じたのは、ギ・ズーではなく、大角駝鳥の方だった。取り落とした斧を拾い上げたギ・ギーが横薙ぎの一撃を振るう。べランの腹部を深く切り裂いた一撃は完全なる致命傷。だが、べランは一撃を加えられる反動を利用し大角駝鳥の拘束を抜け出す。

「……見事。だがな」

 致命傷を受け、腹部からは夥しい出血と共に臓腑がはみ出ている。だが尚も杖を構えると、道の真ん中で仁王立ちする。

「行け。若人ども! ここは飛燕の血盟、“破杖”べランが引き受けたッ!!」

 それは戦場に残っていたゴーウェン配下の若い兵士達に向けたもの。

「森を侵した罪は、全員にある。逃がすと思うかッ!」

 ギ・ギーが命令を下すと配下の獣士が野犬を嗾ける。べランの横を通り抜けて兵士を追おうとした野犬は、瞬時にべランの杖で頭を潰される。

 致命傷を受けて尚、その男の闘志は燃えていた。



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