表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ゴブリンの王国  作者: 春野隠者
楽園は遠く
108/371

反転攻勢

【種族】ゴブリン

【レベル】3

【階級】キング・統べる者

【保有スキル】《混沌の子鬼の支配者》《叛逆の魂》《天地を喰らう咆哮》《剣技A-》《覇道の主》《王者の魂》《王者の心得Ⅲ》《神々の眷属》《王は死線で踊る》《一つ目蛇の魔眼》《魔力操作》《猛る覇者の魂》《三度の詠唱》《直感》《冥府の女神の祝福》

【加護】冥府の女神(アルテーシア)

【属性】闇、死

【従属魔】ハイ・コボルト《ハス》(Lv1)灰色狼ガストラ(Lv20)灰色狼シンシア(Lv20)オークキング《ブイ》(Lv40)

【状態】《一つ目蛇の祝福》《双頭の蛇の守護》




「グルゥルウガアァぁ゛ァあ゛あぁぁ゛アァアア!!」

 【スキル】《猛る覇者の魂》が発動する。同時に、《一つ目蛇の祝福》《双頭の蛇の守護》が怒りに呼応して発動される。脈打つ右腕の真の黒(ヴェリド)、左手に備わった宝珠がその内面に黒き炎を宿らせて黒く光る。

 ──殺してやる。目の前の、敵を敵を敵を敵敵敵を!、切り裂き撃ち砕き引き裂き叩き潰し噛み砕き握り潰し貫き断ち切り──敵だ、敵だ、敵を殺せ。

 吹き上がる憎悪が、抑えきれない。

 《叛逆の魂》によって引き出されていた神々の力を奪い取る効果が、眷属たちの憎悪までも引き摺り出し俺の中に流れ込む。

 ──殺せ、殺せ! 戦え、戦え!! 人を、あのアティブの作りし人形どもを、この世界から追い落とせ!──許せぬ、許せぬ!

 スキルが俺の意思を無視してバラバラに発動しだす。

 無明の地獄のような、深淵が目の前に口を開けていた。

 軽い衝撃と共に引き抜かれる、体を貫いていた刃。

 目の前に、殺しても良い敵がいる。いや、殺さねばならない怨敵の姿だ。口の端が釣り上がる。がちがち、と噛み合わない歯が音を立てて鳴る。耳に聞こえるのは冥府の風を連想させる耳鳴り。

 ──ああ、敵がいるぞ。敵だ、敵だ敵だ敵敵敵敵!!!!!!

「オオォォォオオオオオァァアァアアァ!!」

 肺腑の底からの歓喜が体を貫いた。


◆◇◇


 ジェネ・マーロンは目の前の魔物を貫いた刃を手元に戻す。随分頑丈だったが、胸を刺し貫いたのだから始末はつけた。

 走るこの魔物の後ろから攻撃を繰り返して体力を削り、両足に至るまで全身にわたって雷よりも迅きもの(フィフィーレ)の刺突を繰り返したのだ。並みのゴブリンであるなら七度は死んでいる筈の攻撃を受け、尚この魔物は聖女の名を呼んだ。

 或いは人間にしてみれば、愛する者を奪われる苦痛に似た悲鳴に違いない。その悲鳴の何と心地良いことか。知性のある者の命を刈り取るときの醍醐味と言って良い。

 苦痛を与えれば与えるほど、その魂を刈り取るときの声はジェネの気分を高揚させてくれる。彼の身を満たす幸福感は、膨れ上がるのだ。

 だからジェネは思うのだ。これだから殺しは止められない。

 だが、それも終わり。この余韻を楽しみながら王都に帰るとしよう。後は苦労の多い鉄腕の騎士様が何とかするんだろう。

「ん、あぁ……証拠として首を取るか」

 目の前にいるのは今まで確認されていなかったゴブリン・キング。ロード級とは明らかに体力も頑丈さも違っていた。ならばこれを倒しただけでも、王から褒章を貰えるだろう。

「聖騎士というのは、僕の天職だね」

 そう呟きながら細剣を振りかぶる。くすくすと笑うその口元が直後に驚愕に変わる。

 振り下ろしたはずの細剣の切っ先は寸分違わず敵の喉を貫くはずだった。その切っ先が、宝珠のついた左手で握られていた。

「何……?」

 呆けたのは一瞬、確かに死んでいた筈。だが彼も聖騎士にまでなった実力の持ち主。直ぐ様距離をとるべく剣を引き抜こうとして、その細剣が小揺るぎもしないことに初めて気が付いた。

「まさかっ!?」

 背中に空けた穴は臓腑にまで達する筈のもの。足に空けた穴は骨まで達する程の傷の筈だ。どれも致命傷になって然るべき一撃。

 それだけの傷を与えて尚、この化け物は生きているというのか。驚愕がジェネの動きを一瞬だけ縛る。それが雷迅の騎士の不覚となった。

 万力で締め付けられるような力で細剣を固定。引き寄せられると思った瞬間、ジェネは後ろに飛ぶが、直後にモンスターの右腕が振るわれる。黒き炎を纏ったそれがジェネの胸を掠る。

「くっ……フィフィーレを手放さなければ危なかった……っ!?」

 無事だと思ったのも束の間、掠っただけの胸は深く切り裂かれ、血が吹き出る。驚愕に次いで襲ってきた感情は怒りだった。

「お、お、おのれえええ!!」

 化け物風情が自身に傷を負わせた。下等な生き物が、強者である自身に傷を付けた。ジェネの自尊心に大きく傷を付けたその一撃。対する魔物は赤い蛇の瞳にジェネの姿を認めると、憎悪の限りに咆哮をあげた。

「オオォォォオオオオオァァアァアアァ!!」

 ゆっくりと立ち上がるその姿は、怒れる獣の如き有様だった。理性の感じられない赤い瞳。握った細剣を投げ捨てると、素手でジェネを縊り殺そうと走る。

「ケダモノ風情が!」

 筋力の任せるままに襲い掛かるのをジェネはフェイントを混ぜた跳躍で回避。同時に生木すらへし折る腕を掻い潜り、愛剣雷よりも迅きもの(フィフィーレ)を再び手にする。

 背後に聞こえる獣の咆哮に、勘に任せて反転。目の前に迫る巨躯に向かって、細剣を突き出す。ガランドの青雷の大剣のように、フィフィーレには特殊な能力が備わっているわけではない。ただその剣は、何よりも速い。

 例えるなら雷の如く。

 ジェネの手元から繰り出される突きは三段を数える。左右の胸と鳩尾を正確無比に貫くその手腕。飛燕の如き剣捌きが相手の攻撃をいなし、そして更に反撃気味に首に向かって一閃。人間でいえば頚動脈を狙った鮮烈なる一撃。

 瞬く間もなく敵を葬ることから、ついた二つ名が“雷迅の騎士”。人間、亜人、魔物まで恐ろしい速度で屍に変える細剣使い。

 だが。

 そう、だが時と相手が悪かった。

「なぜ死なない!?」

 ジェネの攻撃が幾ら巨躯のゴブリンに当たろうとも、瞬時に傷が回復してしまうのだ。顕現する神の眷属の力が流れ込む意志と力の奔流となって傷口から吹き上がる。

 具体的にいえば、ジェネの攻撃で付いた傷跡から血が吹き出し、その直ぐ後に黒き炎が傷口を覆い、飛び散る血にまで燃え移って傷口を消し去るのだ。まるで炎を斬っているような底の無さに、流石のジェネも一瞬だけ怯む。

 巨躯のゴブリンが一歩足を踏み出すたび、ジェネは距離をとる。既に殺しに酔っていた面影はない。知恵の女神の祝福篤きその瞳には、隙を伺う強者の視線があるだけだ。

 ゆっくりと一歩踏み出したゴブリンが突然膝を突く。

 ──好機!

 雷迅の騎士の最大加速を持ってジェネは前に出た。


◇◇◆


 流れ入ってくる意志と力の奔流に、俺は翻弄されていた。

 だが。

 ──あまり、調子に乗るなよ!

 意志に呑まれた俺の見た光景は、細剣使いにいい様にあしらわれる俺の姿だった。こんなところでもたついている場合ではない。

 まだ……まだレシアを取り戻せる可能性が僅かでも残っているなら、前に進まねばならない。こんなところで、こんな無様な姿で、こんな奴を相手にしている暇など一秒たりともあるはずがないッ!!

 《叛逆の魂》を発動。流れ込む意志が大きくなるのを感じながら、その意志に立ち向かう。圧倒的で鬱屈された憎悪の塊。牙を剥き、俺の精神を食い破ろうと牙を突き立ててくるソレに、俺は噛み付いた。

 ──喰らってやる。

 神々の眷属の意志など、俺が全て喰らい尽くしてやる。

 憎悪も、嫉妬も、憤怒も、殺意も、恐怖も、怨念も──何もかも!!

 全て俺が喰らい尽くして前に進む。そうでなければ、俺の手はレシアに届かない。俺の意志は、貴様らに侵食されるほどに柔にできているわけではない!

 理性の手綱を再び手に取る。

 暗い視界を、目を見開いて断ち切る。

「オォォオアァオオ!!」

 目の前に迫る細剣。真っ直ぐ突いてくるソレに右手を合わせる。速さ故に単調なその細剣の軌道。首筋を狙った一撃の前に俺の手の平。

 痛みを感じるまもなく貫くソレを、奥へ奥へと誘い込む。そうして──。

「捕まえたぞ」

 細剣使いが持っている剣の鍔を、柄を握っている手ごと掴み取った。

 握り潰すつもりで力を込めると、剣が貫いた俺の手から血が吹き出る。そうして握られた細剣使いからは悲鳴が漏れる。だが許してなどやるものか。

 握った手をそのままに、反動をつけて細剣使いの体を生木に叩き付ける。地面、木、地面、木。並の人間なら即死を免れない筈の力技に、だがその細剣使いは生きていた。

 それどころか敵意を維持したまま俺を睨み返しているではないか。やはりこの敵は人間側ではかなりの有力な戦士らしい。ならば、ただ殺したのでは飽き足らない。

 もう動く力もないそいつを、握った腕を持ち上げて吊り下げる。

 そうして持ち上げたその腕を、俺は力任せに引きちぎった。

 今までにない絶叫があがる。それこそ魂を捥ぎ取られる様な悲鳴だ。だが、そうでなくては意味がないのだ。死にたくなるほどの苦痛を味わいながら、流石というべきか、その細剣使いは未だ生きていた。

 息も僅か。だがその身に宿る力なのかもう出血は止まりかけ、引きちぎった腕から流れる血潮は重症ではあっても命は助かりそうなところまで回復している。

 それでも生き残るかどうかは半々だが……。

「人間。森の外で待つ者達に伝えろ」

 こいつを使者にして、俺は宣戦布告を突きつける。

「武力を持って我らを討伐しようと考えるなら、相応の報いをくれてやる」

 倒れ伏した細剣使いを踏みつける。苦痛の声をあげるが、無視だ。

「そしてもう一つ。レシア・フェル・ジールに手を出したなら、死よりも恐ろしき報いをくれてやる」

 無事なほうの腕を掴み上げると、細剣使いを目の前の高さに持ち上げる。

「覚えたなら、行け!」

 そして力任せに投げ捨てた。

「覚えておけ、人間! 覚えておけよ! 貴様らは俺から大事なものを奪った! 報いを受けさせてやる! 必ず、必ずだ!!」

 木々を薙ぎ倒し、細剣使いの細い体が森の中を飛ぶ。ソレを見届けると、俺は踵を返した。

 戦だ。

 これで俺と人間達との戦争は必然となった。

 戦だ!

「グゥルウウゥゥゥアァァ!」

 天に向けて、地に向けて、その狭間で生きる者全てに向けて俺は吼えた。


◆◇◆


 ギ・ガー・ラークスは追い詰められていた。元々傷ついたゴブリン達を率いて王の道を守ることだけを考えて出てきていたのだ。自身傷ついた体も相まって、疲労は極限にまで達していた。騎獣ハクオウも精彩を欠く。

 だがそれでも生きているのは、王の咆哮が聞こえるたびに力が湧き出してくるからだ。

 王が傍で戦っているという認識が、ギ・ガーを始めとする傷付いたゴブリン達に生きる道を示しているようだった。だがその率いるゴブリンもあと5匹。

 満身創痍。傷のない場所を探すのが難しいほど彼らは傷付き疲れていた。一纏りとなって、ギ・ガーの長腕から繰り出される槍の範囲内にゴブリン達が集まる。

 ギ・ガーの一撃に怯んだ人間を、ゴブリン達が棍棒や粗末な木製の槍で殴り飛ばし突き殺す。そうしてなんとか生き延びているというのが現状だった。

 だがソレも最早限界に達しようとしていた。ギ・ガーの振るった鉄槍が、派手な音を立てて折れる。激し過ぎる連戦で耐久力が限界を超えたのだ。

 追い詰められるギ・ガー達に人間側の刃が届こうとした時、ソレは起こった。

 森の中から駆け抜ける黒い影。

 あっという間に周囲の人間を突き飛ばし、ギ・ガーたちを取り囲む。その中の一匹がギ・ガーに駆け寄ると親しげに声をかけた。

「待たせたな、友よ」

「アッラシッド殿!?」

 王への救援要請の使者となった筈のゴブリンが援軍を率いて戻ってきた。

 友を救いに駆け戻ってきたのだ。

 傷付き、数を打ち減らしたギ・ガー達を目を細めて見つめるとアッラシッドは周囲にいるパラドゥア氏族のゴブリン達に命じた。

「同胞よ! 今こそパラドゥアの勇姿を見せるとき。王の戦士を見よ。彼らはこれほどになってもまだ戦意を失っていない! 我らはどうだ!? 誇り高き我らの勇を示すのは、今ここだぞ!」

 振り上げられるアッラシッドの槍に呼応して周囲の騎獣が高らかに吼える。

 走り続けてきた疲労など毛ほども見せず、パラドゥア・ゴブリン達は周囲の人間に襲い掛かった。


◆◇◆


 氏族の到着を待っていたギ・グー・ベルベナの元にその凶報が入ったのは、あまりに突然だった。ギ・ゴー撃破される。

 そしてギ・ゴーを倒した敵はこちらに向かってきていると言うのだ。

 包囲を解いて兵力を温存すべきか。迎え撃つか。

 難しい判断をギ・グーは迫られていた。

「手こずっているな。あれが人間か」

 その声はギ・グーの頭上。待ち望んだ援軍のものだ。

「ガイドガの、ラーシュカ殿か」

 大きなガイドガ・ゴブリンの中にあって更に大きなラーシュカがのそりと、ギ・グーの後ろに立っていた。

「犠牲を考えられるのは良いことだが、恐れすぎは弱さを生むぞ」

「何を」

「ガイドガの猛者どもよ! 続けェ!!」

 無造作とも言える動作で近くの生木を捩じ切るとそれを武器として地面を叩く。地を震わせる大音声。包囲を敷くギの集落出身のゴブリンなど無きが如く、正面から突き破ろうと進む。

 ラーシュカの後ろからは、強猛をもって鳴るガイドガのゴブリン達が続く。

 目の前には金剛力のワイアード。楯を構えるその人間にガイドガの族長は狂ったように突撃を仕掛ける。パラドゥアゴブリン達の様に、高らかに味方を鼓舞するようなことは口にしない。

 だがその行動で、ラーシュカは己の主張を掲げた。

 殲滅せよ、と。

「──機だ」

 ギ・グーの脳裏に閃くものがある。

「ガイドガの攻勢に遅れを取るな! ラーシュカ殿に続け!」

 最も硬い筈の正面。だが、それ故に油断がある。正面を守るワイアードはラーシュカの猛攻に掛かり切りだった。

 ならば、それこそが隙。

 殲滅の機!

「ギ・ズー、ギ・ドー、続け! ともがらの敵を討つのだ!!」

 自ら前線に立つと、立ち塞がる人間の首を叩き落した。


◆◇◆


 人間との争いの中で、当初からその戦いに身を投じたハールー以下鉄脚の20騎と古獣士ギ・ギー。森の中へ逃げ込み、また飛び出して戦うという一撃離脱の戦い方を駆使して人間たちの攻勢を躱し、何とか戦い抜いていた。 

 だがそれでもやはり徐々に戦える数は減っていく。

 パラドゥアの精鋭を選りすぐった20騎といえど、人間の数はやはり相当の重圧だった。幾度目か分からない突撃の後、森の中へ逃げ込む彼らのところに、一匹のガンラゴブリンが駆け寄ってくる。

 ──氏族到着。

 その声に、疲労も忘れて彼らは吼えた。

 全正面で人間との戦いに攻勢に転じたと告げる。彼らには引き続き、集落付近で一撃離脱の攻勢をとり、人間の動きを封じよ、と。

「……誰がそんなことを?」

「それは……」

 同時刻。

 森の中を進む聖騎士ゴーウェンは各所から上がる報告に、眉を顰めた。

「……ゴブリンがやけに統一的な動きをする。指揮者が現れたか?」

 領地に最も近い場所で戦うゴブリンの元に、足の速い獣乗りどもを。

 集落で固まり撤退の準備を進める大兵力には足止めを。

 そして最も森の深淵に近い場所には、足は遅いが巨躯で固めたゴブリンどもを的確に送り込んでくる。

 ならば自身に対しても何らかの手を打って来る筈。

 その考えを見通したように。

 行く手にローブを纏ったゴブリンが立ち塞がった。

「この先に貴様らの行く道はない」

 口元には皮肉気に釣り上がった笑み、手にした杖と人間に近い容姿。

「何者だ!?」

 ゴーウェンの護衛が誰何の声を上げる。

「王には祭祀長ギ・ザーと呼ばれている。だが、貴様らには──」

 杖を地面に突き立てる。渦巻く風が刃となってその場の全員を襲う。

「ぎゃ!?」

 ゴーウェンの護衛を勤める幾人かが、倒れる。

「──死神だ」



◇◇◆◆◇◇◆◆


レベルが上がります。


主人公

3⇒20


ギ・ガー・ラークス

89⇒99


◇◇◆◆◇◇◆◆

ジェネさん撃破。

ゴブリン攻勢に転じます。

諸君私は戦争が好きだ。包囲戦が好きだ。殲滅戦が好きだ。打撃戦が好きだ。追撃戦が好きだ。防衛戦が(ry

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 毎回毎回戦闘のたびに王が死にかけなのに、何でそんなに信じられるのか……何ならオークキング戦でクソみたいな醜態見せつけてたし、やっぱゴブリンはゴブリンなんやなって。 ご都合主義とも言う
[一言] 遅まきながら楽しく読ませていただいてます。 完結作品故、伝えるか悩みましたが誤字報告です。 「ケダモノ風情が!」  筋力の任せるままに遅いかかるのをジェネはフェイントを混ぜた跳躍で回避。…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ