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狼浪奇譚  作者: ただ
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旅立ち2/ 知るか!!

荒ぶるヒメを宥める様に、草麻はヒメに今まであった事を説明した。

最初は疑わしく聞いていたヒメも、今までの草麻の言動に思うモノはあったのだろう。次第に納得していった。事実、草麻が嵌めている時計はこの世界では有り得ない程精巧な物だ。一切魔力を使用せず、螺子を回す必要も無い上に時刻のずれは殆ど無いのだ。魔力充電式の時計が世の大半を占めるこの世界に於いて、ここまで精密な機械式の時計は無いと言ってもいいだろう。他にも草麻が履き潰した靴や、鎧通しもまた異世界出身という事に説得力を持たせていた。


「それでは、草麻はその地球の日本で生まれ、突然この世界に飛ばされた訳じゃな」


「そうだな。だから、魔術なんてヒメの知識がなきゃさっぱり判らんし、この世界の常識も判らん。いやあ、本当ヒメが知識を分けてくれて助かったわ」


あっはっはっと草麻は笑う。

彼のその余りにも楽観的な態度にヒメは呆れた。今までの常識が全て奪われ、見ず知らずの土地で生活する。言葉にすれば簡単だが、それを成すにはどれだけの胆力が必要か。しかも、飛ばされた場所はグレートグリーンと呼ばれる人の手の入っていない未開の森なのだ。そこで着の身着のままだけで生存する等生半の事ではない。


「しかし、草麻が異世界人とはのう。もはやお主が何者であっても驚けんわ」


「まあなあ。ていうか、この世界に異世界人が来たという事はあるのか」


「あるにはある。じゃが、歴史に名を残す程の偉人はおらんじゃろうな。ただ、文献の中におそらく異世界人だろうという眉唾の記録が残るだけじゃ」


「そうか」


寂しさを宿した横顔は、望郷の念を感じさせた。

しかし、それも当然だろう。草麻にとって此処は異郷の土地なのだ。家族も友人も誰も居ない辺境の世界。家族の温もりも友人との交遊も突然全て奪われた彼にとって、故郷はもはや憧れの土地である。そんな彼が故郷を想うのは至極当たり前の感情だった。ヒメは複雑な視線を草麻に送ると、ゆっくりと口を開いた。


「草麻は、帰りたいか」


その言葉は、ひび割れた大地の様だった。

そこに瑞々しさは無く、あるのは乾いた感情だけ。まるで、伽藍の箱に石を落した様な空虚な響きさえあった。本人は気付いていないが、その表情は触れるだけで壊れそうな儚い印象がある。草麻はゆっくりとあくまでも気軽に口を開いた。


「そうだなあ。帰れるんなら帰りたいな」


それは、意図せずとも罪人への判決の言葉となった。

風船の様に軽い言葉でさえ、ヒメの心には重くのしかかる。彼女の表情には確かな悔恨が浮かんでいた。


ヒメは草麻に【主従契約】を行った。

それは言い方を変えれば草麻の人生を縛る事と同義。何せ、従者は自分の命を主人に握られているのだ。そこに従者の意志の入る余地があろう筈が無い。それを承知でヒメは契約を結んだ。


けれど、草麻の実情を聞き、彼に帰りたい故郷があると知った今は、焦りすぎたと心底思う。まさか、草麻に帰りたい故郷があるとは思わなかった。故郷は勿論あるだろうが、そこに固執しない人種だと勝手に考えていたのだ。


仮に帰りたい場所があるのなら、会いたい人がいるのなら、無謀にシルフィーアと戦う事などしないだろう。ヒメは草麻の決意を甘く見ていた。


ヒメは草麻に掛ける言葉を持っていない。

けれど、何か言わなければいけない。だが、一体何を話せば言いのだろう。不安と焦燥と後悔が入り交じり、ヒメは口を閉ざす事しか出来ない。草麻はヒメを見ながら、出来る限り自然であればいいなと思った。


「けど、今の俺はヒメの従者だからな。ヒメが目的を達成させるまでは付き合うさ」


「………お主はそれでよいのか」


「ああ。そもそも帰り方も判らんし、それ以前に帰る方法があるのかも判らん。だから、もう俺はある程度覚悟はしてるよ」


咎めるでも、責めるでもない言葉は、ヒメの心にさざ波を生じさせた。

彼女には草麻の言葉が、もし旅の途中で帰る方法があれば、帰りたいという風に聞こえていた。それは、彼女が悲観的になっているせいもあるだろう。


問いたかった。

もし途中で帰る方法が見つかったなら、草麻はどうするのかと。だか、聞ける筈もない。初めて信頼出来る相手を見つけたのにそれが壊れる言葉を直接聞ける訳がなかった。


だから、彼女はこう言うしかなかった。


「そうか」


それは、寂しげな答えだった。

そんなヒメの言葉を聞いて、む、と草麻は大げさに顔を顰めた。予想外だし、止めてくれと言った風である。


そもそも、ヒメが現在考えている様な事を、草麻は全く思ってはいない。

先程にしてもつい故郷を懐かしんだだけで、何らアピールしたつもりは無かった。それなのに、勝手に自分の境遇の事でヒメが思い詰めているのを見ると、むしろやるせない気持ちになる。


何せ【主従契約】はまだしも、この世界に飛ばされたのは自分の何かのせいであり、ヒメには一切関係の無い事だ。そこを今更気にされても、草麻としては正直迷惑としか思えなかった。ましてや、ここまで思い詰められ、負い目まで感じられた日には、どうしようかと逆に悩んでしまう。


草麻は、親友とは常に対等でありたいのだ。

そこに遠慮や負い目がある様では、全く以て詰まらない。だからこそ、気にするなと出来る限り伝えたつもりだったが、どうやら自分は失敗したらしい。


正面に座り、未だ目を伏せているヒメを見て、草麻はがりがりと頭をかいた。

面倒くせえと心底思っていた。草麻は大げさな程深く溜息を付くと、ヒメのおでこを人差し指で強烈に弾いた。それは、いわゆるデコピン。


ばしんと良い音がして、ヒメは一瞬呆然として、反射的に草麻を睨む。

だが、その視線は何時もとは違う弱々しいモノだ。何だ、それは親友よ。


「な、なにをする!」


「知るか!ヒメが何を思ってるのか知らんが、ヒメは偉そうにしてれば良いんだよ!どーんと無い胸を張ってろ。そしたら俺が守るわ!!」


草麻はびしっと指を差すと、ヒメに向かって宣言した。

それは、むしろ命令に近い強迫文。ヒメは、草麻の言葉にぽかんと口を開くと、次第に唇を歪めていく。ヒメの額が赤くなる頃には、それは苦笑の形になっていた。


「………何じゃ、それ」


額に手を当て、ヒメは言う。

それに、草麻は力強く返した。すなわち、


「知るか!!」


と。

もはや、完全に勢いだけだった。

言葉で駄目なら行動でいくしかない。草麻の考えは実に短絡的だった。それはバカとも言えた。けれど、そんな草麻の在り方が何より好ましく思える。勝手に壁を作ろうしていた自分こそが、馬鹿だったのだ。


今更ながら思う。

本当に、草麻はバカ者なのだと。だからこそ、自分は【主従契約】を結んだのだと。それを忘れるなんて、自分の方が余程馬鹿者だろうに。


ヒメはきっと草麻を睨み、薄い胸を精一杯張ると、何時もの調子で言葉を発した。


「ふん。まあ、良い。良いが草麻よ。お主は自身の主相手に無礼するとは、判っておるじゃろうな」


「へ、何が」


「人の事を無い胸呼ばわりしておいて、その言い草は万死に値するのう」


みきりと拳が鳴る。

その小気味良い音とヒメの雰囲気に草麻は嬉しそうに笑う。

漸くしっくりきた。これでこそ、ヒメと草麻なのだ。肩の力が抜け、ほっと一息ついたのは油断であり気の緩みだろう。故にその代償は言霊となって草麻の口からぽろりと零れた。


「いや、実際無いじゃ……」


あっと口を塞いだが余りにも遅い。

白銀の夜叉が哂っていた。




躾という名の暴力から回復した草麻は片手逆立ち腕立て伏せをしていた。

勿論、その足の裏にはヒメが座り草麻の特訓を手伝っている。その姿はもはや曲芸といっても過言では無い。冒険者協会に登録しなくても、これだけでいけるんじゃねと草麻は思った。


「ていうかさ、ヒメは俺の事を何者だと思ってんたんだよ」


「む。てっきり辺境の土地で過ごしておる特殊な一族の出かと思っておったわ。世の人の強さを知らぬ故に、グレートグリーンで修行しておるのかと、な」


「ああ、成る程ね。確かに特殊っちゃあ、特殊だわな。ていうか、辺境の土地に住む奴がある程度の身分にあてはまるのか?」


先程、ヒメは言った筈だ。

冒険者協会に登録するには、ある程度の身分を証明しその上で試験を合格せねばならんと。辺境の土地の怪しげな一族出身が、ある程度の身分に当て嵌まるのか、草麻の疑問はもっともと言えた。


「そうじゃな。実際のところ、過去に相当の犯罪歴が証明術に記載されてなければ問題は無い。それに、冒険者協会は一人の人間にどうこう出来る程小さい組織では無いしの」


「そんなもんか」


「伊達に世界最高峰と呼ばれてはおらんよ」


「世界最高峰ねえ」


最高峰と聞いて、草麻が思い浮かべるのはシルフィーアの事だ。

正直、手も足も出なかった相手で桁どころか次元の違う存在である。未だに夢の中で殺される位には衝撃的な強さだった。そんな草麻が彼女がどの程度のレベルに居るのか、気にならない訳が無かった。


「なあヒメ。ちょっと聞きたいんだけどさ。シルフィーアさんてどの位強いんだ?」


遠慮がちの言葉は、ヒメがシルフィーアの事を嫌っているからに他ならない。

理由は知らないが過去になにかあったのだろう。事実、ヒメはシルフィーアの話題が出た途端に不機嫌そうに鼻を鳴らすと、渋々と言った風に口を開いた。


「あ奴はその性根は最悪じゃが、戦闘力という一点だけに於いては世界最高クラスじゃ。正直、今草麻が生きておるのが不思議な位じゃよ」


「マジかあ」


うんざりとした様子のヒメとは対照的に、草麻はほっと安堵の息を漏らした。草麻の意外な返答にヒメは怪訝な表情を作る。驚くか、少なくとも不安になると思っていた。


「でも、まあ。ヒメには悪いけど、この世界の最高クラスといきなり戦えてラッキーだったよ。もし、シルフィーアさんが三下レベルって言われたら、どうしようかと思ってたからな」


あっさりとした草麻の言葉には、見栄も誇張も無く、それが本気と語っていた。

歩く天災と呼ばれる彼女と戦っておきながら、幸運と言う草麻は豪胆と言えるだろう。もしくは、ただの馬鹿か。ヒメは嘆息すると呆れた様に言った。


「お主はホントに楽観的じゃな」


「失礼な。ポジティブと言ってくれポジティブと」


「はいはい、そうじゃな。ま、性悪女と戦って多少は強くなったが、お主はまだまだ弱い。試験は合格するじゃろうが、精進を怠ってはならんぞ」


「判ってますよー」


若干不貞腐れた言葉にヒメは笑った。

草麻にはああ言ったが、彼は言うほど弱くは無い。以前、絵で会話していた頃にヒメが言った草麻は弱いという言葉は、半分嘘で半分本当だ。実際は旅する位には強いが、最高峰レベルと比べると弱いというのが正しい評価だろう。ただ、それを言うと草麻が彼女を置いて旅に出そうな気がして、誤魔化したのだった。


草麻はヒメの様子に気付いた風も無く、片手逆立ち腕立てを右手から左手に移すと、筋肉に負荷を掛けていく。ヒメは若干ずれたバランスを整えると、上下に動く視界を楽しんだ。出会った頃から全く変わらない草麻の勤勉さは、目を見張るものがある。師匠の教えが良かったのか、彼の元々持つ本質だったのかは判らないが、草麻の師は恵まれているだろう。これほど忠実に教え守る弟子は得難いものだ。


「しかし、お主の流派は冨田六合流と言ったが、珍しい教えじゃな」


「そうか?」


「そうじゃよ。お主が持っとる短剣といい、修めておる技術といい、やはりこの世界では稀じゃよ。魔術専門の魔術師以外なら、主に武器は長柄を使い魔術を絡めるのが基本じゃよ。そもそも徒手がメインというのは少ないわ」


「魔術はともかく、徒手メインってそんなに少ないんか?」


「少ないの。魔物や魔術が跋扈する中で装備を充実させるのは当たり前。それに、収納の術や魔具を用いれば携帯も容易い。なれば、徒手よりも強力な武具を用いるのは当然じゃろう」


「あー。確かに」


「そもそも、お主の流派は何故短剣を守りに使い、攻めが徒手なのじゃ。それならまだ短刀を二振り持ったほうが良いじゃろう?」


「言ったろ、俺の世界は基本的に平和なんだ。だから、無闇に殺すのはご法度。むしろ、相手を傷つけずに収める方を良しとする風潮がある。だからこそ、うちの流派は剣法に拳法を取り入れたらしい。まあ、流派の元は総合戦闘術だし、基本的に殺法てのは変わらんけどな」


「何とも難儀な話じゃな」


「まあね。だから、既にうちの流派は俺と師匠、あとは師匠の師匠である大師匠しか使い手は居ないよ」


「大丈夫なのか、お主が居なくなったら冨田六合流は断絶するじゃろう」


「問題なし。もとより、師匠も大師匠も冨田六合流は俺達の代で終わらせる予定だったと言ってたからな。平和な世に殺法は要らないってな」


「そういうもんか」


「そういうもんだよ」


言って、草麻は腕立ての手を左手から再度右手に移した。

ヒメは草麻の足の裏に座ったまま、足をぷらぷらさせている。


「しかし、マジでどうしようか」


「そうじゃなあ。お主にはああ言ったが、儂も証明術を受けてはおらん。儂の予定ではお主が冒険者となり、儂はそのパートナーという事で登録をする筈だったんじゃが」


「パートナー登録って、相手の冒険者に全て責任が行くって奴だよな」


「そうじゃ。全責任が相手にいくから余程の信頼関係が無いとパートナー登録はせんのが普通じゃ。それが新人となれば尚更の。しかし儂と草麻は【主従契約】をしておるから協会に変な目で見られる事はないしの」


幼女が主人の従者か。

執事や侍女の様な職業でなければ、地球では完全に変態決定である。この世界では果たしてどうなのか。草麻は、【主従契約】の恩恵で知識と常識はある程度判るが、そういう細かい所までは理解出来ていない。うーむと草麻は唸るしか無かった。


「証明術って今から発行出来ないのか」


「出来ない事はないが金がかかるし、結局登録者の過去が証明出来ない以上、意味はないの。それなら、いっそ架空の証明術を買った方がマシじゃ」


「偽の証明術って。それ、バレたら拙くないか?」


「そりゃ、拙いに決まっとる。その間に余程の功績を立ておらねば、即刻犯罪者の仲間入りじゃ。じゃから、この方法は最悪の場合のみじゃな」


「了解。それじゃあ、冒険者育成学園ってのはどうなん。勝手に知識が出て来たんだけど」


「ああ、冒学じゃな。それなら、証明術が無くても冒険者になれる。戦争孤児や証明術を受けれなかった者への救済措置の一つじゃしな」


「だったら」


「うむ。草麻の言うとおり冒学なら正規で冒険者になれる。じゃが、一つ問題があっての。冒学には必ず最低でも二年間在籍せねばならんのじゃ。正直、二年の月日は長いわ」


「あー、長いね」


草麻は片手から両手にすると最後のセットに入った。

ヒメは相変らず、草麻に乗って月を見ている。ぼんやりと見上げる月は今日も暖かな光を放っていた。一体、あの日からどれ位の時が流れたのか。彼女自身も正確には覚えていないが、長い時が過ぎ去ったことは判る。諸行無常、その間にいろいろなモノが変わったのだ。それでも、月の光だけは今も変わらず世界を照らしている。このまま、穏やかに過ごせれば良いが。難しいか。それは、諦観にも似ていた。ぽつりとヒメが独り言の様に言葉を零す。


「どうしたものかのう」


一瞬、草麻の手が止まった。

それは、ずっと彼が考えていた事だった。いきなり異世界に飛ばされ、誰とも会えず、生活の基盤を作る事だけで精一杯だった頃。ヒメに出会い、共に生活し、あの人に殺されかけた事。ずっと、悩んでいた。常にこれからどうすればいいかを問い掛けていた。結局、その中で草麻が得たのは、悩んでも悩んでも今は変わらないという普遍的な答えだけだった。だからこそ、草麻は思う。


「どうしたもこうしたも。………よっと」


草麻は両腕の腕力のみで、突然跳ね上がった。

足の裏に乗っていたヒメは当然、そのまま空中に投げ出され、腕力のみで跳躍した草麻はそのまま反転すると見事に着地した。上空には華麗に回転したヒメが見える。そのまま、落下するヒメを草麻は空中で捕まえると緩やかに言った。


「なんとかなるだろ」


草麻らしい、楽観的な言葉だった。

けれど、その一言には先の為に今を懸命に生きようとする生き様と、理不尽を相手に足掻いてきた男の説得力があった。余りにも簡潔で答えにもなっていないその言葉にヒメは苦笑すると、朗らかに言った。


「ま、そうじゃな」


そこには、確かな信頼が見えた。

まだ知り合って半年だが、伊達や酔狂で【主従契約】を結んだ訳ではない。ヒメは草麻から離れると狼形態になり身体を丸める。彼に習い、楽観的になる事に決めた。明日の事は明日考えよう。起きたら、いいアイデアが浮かぶかもしれない。


しかし、なんとかなる、か。

実に草麻らしい言葉だ。反芻して思わず笑ってしまう。抽象的すぎる言葉なのに、すとんと納得してしまった自分さえも可笑しかった。だが、一つ言っておかねばなるまい。ヒメはぐると喉を鳴らすと「雲流」を行っている草麻に一声かけた。


「甲斐性無しにならんようにな」


ぎくりと、草麻の「雲流」が滞ったのを見て、ヒメは笑った。

明日も楽しみだ

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