第3話 鏡もちさんからのご相談〜ひっつき虫症候群 後半その2
「ところで華ちゃん、気になることがあるんだけど。
この作戦、たまちゃんにどうやって納得してもらうの?」
「、、、。うむ、そこまでは考えておらんかった。
普通のファスティングは自分がやろうと思えばできるが、こればかりは相手がおるしのう。」
「そうよね。
たまちゃんからしたら、鏡もちくん、私と距離を置こうとしてるとかって思うだろうし。」
「結局、後は鏡もちさんに託すしかあるまい。
恋愛とは2人で一緒に築くもの。
2人でじっくり、ゆっくり話し合って、互いに心地よい距離感を保てるルールを作っていくしかないのだろう。
大事なことは、問題を放置したり逃げたりしても良い方向に向かうことはないということ。
たまちゃんを大切に思うなら、しっかり向き合って、誠心誠意、お互い気持ちをさらけ出して話し合うしかないのだ。」
「そうだよね。
鏡もちさん、ズバリの回答にはならなかったけど、参考にしてくれたら嬉しいです。
華ちゃんも私も、鏡もちさんを全力応援してますよ。
それじゃ、お便りありがとう。
華子と夏子のお悩み相談室でした。
今年が鏡もちさんとたまちゃんにとって、とっても素敵な年になりますように!」
「ふう、恋愛相談って難しいね。」
「そうだな。2人の関係性は多種多様、ひとつとして同じものは無いからな。
まあ、少しでも参考になればいいが。」
「ところで春二郎、やけに静かだが、、、悪いものでも食ったか。」
「そうだね。春にいちゃん、元気ないよ。」
「、、、ひっつき虫、どうして、俺の所に来ないんだろう、、。」
「春にいちゃん、遠い目して。
全く、そんなこと考えてたの。
いつか来るわよ、ただそれが今じゃないだけ。」
「そうだな。いつか凄いのがひっついてくる気がするぞ。
それこそ、ひっついて離れない奴がな。」
「春にいちゃんにはポテンシャルあるよ。
中学卒業の時のあのモテ期を思い出して!」
「へへっ、そうかなあ。
なんかそろそろ、何か強烈なのがひっついてくる気がしてきた、、。」
「えいっ、春にいちゃん、私がひっついてあげるわよ。
春にいちゃん、おんぶっ。」
「よし、今日は親方のところでちゃんこでも食べるか!」
「初ちゃんこ、華ちゃん、それ凄くいいね!
春にいちゃん、ちゃんこまで私をおんぶしてって!
ひっついて、絶対、離れないわよ〜。」




