第6話 いちごちゃんからのご相談〜いちごの不安な気持ち 後半その1
「まずは、答えやすい問題から話そう。
ガソリン価格が急騰する中での、つくしんぼくんのマイカー問題だな。」
「そうね、その話から解決しないと。
私は、彼氏がクルマ持ってなくても全然いいけど。
そこのワンコなんて、免許も持ってないし。」
「チャリンコですわん!」
「わしも、クルマには全く興味ないぞ。
そもそも、芋焼酎飲んだら運転出来ないしな。
それと、日本におけるマイカーを持つハードルは、年々どんどん高くなってきておる。
それこそ、あの富士山のようにな。」
「マジっすか、、あの日本最高峰の如く!
登ったことないけど、、ワンコだし。」
「そう、そこのワンコくん。
いずれは、世界最高峰のチョモランマの如くなるやも知れん。
何故なら、理由は明解。
日本の平均給与が、ここ30年以上ずっと450万前後に停滞し続けているからだ。
その上、非正規雇用はどんどん増えておる。」
「確かに、1991年頃と全然変わってないのよね!
でも物価はどんどん上がってるし。
その上、当初3%から始まった消費税、今や10%も加わってるよね。」
「そう、給与に関わらず物価は順調に上がっている。
1990年代には、基本グレードで140万円位で買えたあの国民車も、今や230万円位だ。
いろいろ付けたらあっと言う間に300万円。
いろんな技術革新があったにせよ、もはや高級車。
街中、軽自動車で溢れる訳じゃ。
ガソリン価格も1990年代は100円前後。
他にも、車検、メンテ、駐車場、税金、保険、高速料金、全てが上がっている。
さらに、消費税10%がもれなく加算されてな。」
「だから、わしはサラリーマン初心者のつくしんぼくんに、経済負担の大きいマイカーは正直お勧めできないのだ。
日本の主要産業の発展の為には、若い人こそ車に親しんで欲しいのだが、、。
まあ、車に住む位の愛情があるなら、あえて止めはせんがな。」
「そうね!
マイカー問題については、残念ながらそういう事になるわね。」
「まあ、車が無ければいっぱい歩くしな。
健康にとっても、悪いことばかりではない。
二人で歩けば、それも楽しいもの。
それに、日本の鉄道網は世界一じゃ。」
「はい!いちごちゃん。
そういうことで、マイカー問題は、つくしんぼくんとよく話し合って決めてね。
無理は禁物だよ。」
「そして、もう一つの問題。
何故、世界から戦争が無くならないのか?
華ちゃん、これはとても難しい問題だね。」
「本当に根が深い問題だ。
何故なら、人類の歴史は戦争の歴史、容易に解決出来るような問題ではないのだ。
しかし今や、避けては通れない、重大な岐路に辿り着いた気がしておる。
たとえすぐに解決出来なくても、皆で真剣に考えなければならない。
そう、全てが間に合わなくなる前にな。」




