第6話 いちごちゃんからのご相談〜いちごの不安な気持ち 前半
「華子と夏子のお悩み相談室!!
桜まで待てないぞスペシャル。
春にいちゃん、拍手。」
〜パチパチパチパチ…〜
「尽くされがちな大学三年生、いちごちゃんからの相談です。
んん、尽くされがちないちごって?
ひょとして、、このいちごって?」
「くん、くん....。
小さな小さなつくしんぼの匂いがするぞ。」
「夏ちゃん、春の陽気で変なワンコが迷い込んでるようだな。
おとなしくしてないと、追い出しますよ!」
「わんっ....しょぼん.。」
「華子さん、夏子さん、先日は私の彼、つくしんぼくんの相談に答えて頂きありがとうございました。
やっぱり、つくしんぼくんの彼女さんね!
続けるわよ。
そこの、ワンコはお静かにね!」
「わん!」
「お陰様で、つくしんぼくん、三月病を何とか乗り越え、4月からサラリーマンを頑張って、車とか買って、私をドライブに連れてってくれるとか言って張り切ってるんです。
でも、私、正直つくしんぼくんには、クルマとか乗って欲しくないんです。
彼って、おっちょこちょいでクルマの運転とか向いてないと思うんです。
それに、最近、むちゃくちゃガソリン上がってるじゃないですか。
リッター200円とか、そのうち300円になるぞ、なんて話もあってびっくりです。
そんなお金があったら、美味しいもの食べたり、いろんなとこ電車で行けばいいじゃないですか。
ところで、ガソリン上がってるのは、あの怖そうな人達が、また、戦争始めちゃったからなんですよね。
戦争の理由はいろいろあって、よく分かりませんが、私、戦争は絶対良くないと思うんです。
罪もない子供が犠牲になるなんて、おかしいじゃないですか。
世界の99.9%の人は、戦争なんてしたくないと思うんです。
女の人、特にお母さんは絶対反対だと思うんです。
なのに、何故戦争が無くならないのでしょうか?
私、不思議でならないんです。
どうして、あの恐い人達、誰もやりたくないことを始めるんでしょうか?
政治家とか、戦争より先に、やらなきゃならない事がいっぱいあるのに。
華子さん、夏子さん、このまま世界から戦争が無くなることは無いんでしょうか。
私、つくしんぼくんと一緒の、小さな小さな幸せを守りたいんです。
最近、心がそわそわして、どうしようもなく不安な気持ちが消えません。
私、どうしたらいいんでしょうか。
春のとれたて、フレッシュいちごより。」
「華ちゃん、フレッシュいちごちゃんの不安な気持ちわかるよ。
全く、何でこうなるのかなぁ。」
「そう、イカれた連中が、まともな人間が誰も求めていないことをする。
やって欲しいことは、そこらに放りっぱなしでな。
残念だが、それが、今の世界。
普通じゃない、残りの0.1%にも満たない権力者と戦争で得をする連中が、勝手な論理で誰も望まぬ戦争をおっぱじめている。」
「でも、選挙で選ばれた政治家だったら、国民の声を活かして政治をするんじゃない。
なら、国民が望まない戦争なんて、起こらないはずだよね。」
「だが、起こってしまうのが悲しい現実なのだ。
前回、つくしんぼくんの相談の時に話した亡者ども。
何とか島に行った連中以外にも、そこらかしこ世界中に溢れておる。
この日本にもな。
さあ、どうしたらいいか。
正直、わしにもズバリの正解は分からん。
だがな、このままでいい訳が無い。
では、皆で考えてみようぞ。
名もなき人々が、亡者達の企みに抗う方法をな。」




