表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
華子と夏子のお悩み相談室  作者: 浜乃海人


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

12/16

第5話 つくしんぼくんからのご相談〜三月病 前半

「華子と夏子のお悩み相談室!!

春休みスペシャル。


春にいちゃん拍手!」


〜バチバチバチバチ…〜


「就職が決まって卒業旅行に行きたかったけど、お金が無いのでアルバイト三昧の、彼女に尽くしがちな大学4年生、つくしんぼくんからのご相談です。

あら、つくしんぼくんは尽くすタイプなのね。

私はそういう人嫌いじゃないわよ。」


「わしは嫌じゃな、なんか面倒くさそうだし。」


「くっくっくっ、つくしんぼ、、あえなく撃沈!」


「はいはい!そこの沈没しそうなリスナーさん。

人様より、自分のことを心配してくださいね。」


「僕は今、クリスマス、バレンタイン、ホワイトデー、この地獄の三段攻撃でお財布が沈没寸前、卒業旅行も行けずアルバイト三昧です。」


「やっぱり沈没、くぅっ、おじさんわかるよ。

あぁー、、翼の折れたつくし〜」


「はいはい!干からびたつくしが何か言ってますよ。

夏ちゃん、完全無視でお願いします。」


「干からびたつくし、、何かわかるぅ!

つくしって翼あったかしら。

じゃ、続き行くわね。


お金が無いのは僕の責任なんで仕方ないんですが。

いろいろ値上がりしてるし、米とか何でも。

でも、最近僕が腹が立ってるのは違う話なんです。

そう、セレブとか上級の人っているじゃないですか。

いっぱい金持ってて、好き勝手してて。

さらに、なんとか島とかで悪いことしまくって。

絶対、おかしいし、ひどいじゃないですか。

それに、ちょっとしか捕まらないし。


それに、そんな悪いことしてる人って、みんな偉くて、頭良さそうな大成功した人ばかりなんです。

そんなの聞いてると、僕も春から会社員になるんですが、あくせく頑張って、会社で偉くなる必要ってあるのか疑問に思っちゃうんです。

それって、なんだかなぁって。

でも、僕の彼女いちごちゃんを幸せにするには、会社で頑張って偉くなった方がいいかもだし。

でも、あんな悪人にはなりたくないし。


いろいろ考えてたら、五月病前に三月病になりそうになってきたんです。

いっそ就職しないで、もう1年アルバイトしようかなっとか。


僕は、所詮、甘過ぎる佃煮みたいな、つくしんぼなのでしょうか。

たけのこのように、真っすぐに生きていきたいのですが、サラリーマン生活のスタート前からつまずいています。


華子さん、夏子さん、こんな悩める僕に何かいいアドバイスがあったら教えてください。

小さなつくしんぼより。」


「華ちゃん、就職前っていろいろ悩むよね。

小さなつくしんぼくん、何とか助けてあげたいわ。」

「小さなつくしんぼって、そもそも、でっかいつくしんぼってあるのか?」

「分からないわ、、そんなの生えてたらびっくりするよ。」


「小さなつくしんぼ、、、つくしんぼ大撃沈。」


「はいはい、春風と共に変なおじさん出てくるから、皆さん気を付けてくださいね!

まあ、つくしんぼくんの悩みはもっともなこと。

わしも、最近のあの偉そうなバカ連中にはほとほと呆れ果てておるわ。


あの連中は、もはや、金と欲に取り憑かれ、理性を失った亡者なのだ。

つくしんぼくんは、そんな亡者には絶対になってはならん。

亡者になってしまったら、例え偉くなってもいちごちゃんを幸せに出来る筈もない。


では、話さなければならんな。

何故、奴らは生きながら亡者になってしまったのか?

そして、そうならないために、つくしんぼくんがこの先どう生きたらいいのかをな。」





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ