烈刃流
皆さんおつかれ様です!
皆さんはお休みですか?
自分は仕事です.......というわけで続きです。
烈刃流とは攻めとは最大の防御という言わば脳筋的考えの流派である。
だがこのベータル王国での門下生は多く瞬刃流などよりも多くの門下生がいた。
東の小国で刀が生まれし流派がいくつもできていく中で、出てきた烈刃流。ではなぜ烈刃流がこの国に多くの門下生を抱えているかと言えば単純に簡単だからである。
だがここで一つ訂正を行わなければならないのは実際にはベータル王国での烈刃流はアレンジされたものである事だ、刀は幼少から慣れが必要であり、王国での主流の剣では独特のクセがつき刀を使った戦い方を覚えるのは至難の技だ、そこで剣を使っていた者でもなんとか刀を使えるようにと考えたのが烈刃流をアレンジした烈火流だ、即ちベータル王国で主流なのは烈刃流ではなく烈火流なのだ。烈刃流と烈火流の大きな違いは誰でもできるかどうかである烈火流は剣を嗜んだ者なら誰でも入門でき教えを乞うことができる。だが烈刃流は教えを受けるには認められなければならない。それが烈刃流と烈火流の大きな違いの一つだ。
「僕を烈刃流にですか?」
「ああ、烈刃流には知り合いがいるし、何よりお前に向いてると思う」
「そしたら僕は強くなれますか?」
「月並みなことを言えばお前次第だ。まず烈刃流には入門試験もあるしな、だがお前ならやれると思ったから俺は提案している」
ジンは真剣に言う。
努力とは必ず実を結ぶとジンも思っていない、徒労に終わる努力だってあるだろう、だが努力して何かを掴んだ時、そこには確かな価値が生まれるのだ。
もしリュウキが努力により少しでも壁を越えることができればそれは確実に価値ある努力だ。
それができるのはリュウキ次第だとジンは自分の経験則で思っていた。
「行くか行かないかはお前次第だ。どうする?」
ジンは選択肢を出しただけだそれが正解かなどジンにもわからないだから選択はリュウキ次第だ。
ジンはここでリュウキが断ってもいいと思っていたそれならば自分が瞬刃流を叩き込めばいいと思っていたからだ。
リュウキは数秒逡巡して顔を上げた、そこには覚悟と不安が半々と言った顔だったがしっかりとリュウキは選択した。
「僕いきます。いつか父さんや兄さんと並べるようになるために」
「そうか」
ジンは静かに答え微笑んでリュウキの頭をぐしぐしと撫でる。
「ならすぐに連絡を取らないとな」
ジンがリュウキの頭を撫でおえ、そう言うと後ろから声がした。
「それはわしの方でやっておこう」
振り返るとジゲンが腕を組んで立っていた。
リュウキが「父さん」と呟くと何も言わずにジゲンは近寄ってきてジンと同じようにリュウキの頭を手荒に撫でた。
「リュウキ、お前の覚悟は無駄ではない例えこれから先何があろうとこの時の覚悟を誇れ、わしはお前の覚悟を父として誇りに思う。お前は自慢の息子だ」
ジゲンは誇らしそうにリュウキに言った、リュウキはこれまで感じたことない高揚感に包まれ頷く。
ジゲンがリュウキに伝えるべきことを伝え終えるとジンに顔を向ける。
「ジンにはルイの説得があるがな、手強いぞルイは」
「大丈夫だよ、母上ならわかってくれるさ」
ジンが笑いながら言うが、この時の判断が甘かったと自分に言ってやりたくなるのは数時間後の話である。
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