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「服選び」

「端女、貴様服ごときにどれだけの時間を割いておるか」

「えー、だってせっかくのデートですよ? 可愛い服も欲しいですし」


彼女とデートの日。今日も一応めかし込んできたが、彼女好みの服を探すため。

あれでもない、これでもないとしていて結局2着にまで絞った。黒と薄い紫色。


「どっちがいいと思いますか?」


と告げると、彼女は私の方を見ることなく。


「真ん中だ」


と答えた。

両手に服を持っていて、真ん中は私で。思わず悶えた。

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