前へ目次 次へ PR 98/118 「服選び」 「端女、貴様服ごときにどれだけの時間を割いておるか」 「えー、だってせっかくのデートですよ? 可愛い服も欲しいですし」 彼女とデートの日。今日も一応めかし込んできたが、彼女好みの服を探すため。 あれでもない、これでもないとしていて結局2着にまで絞った。黒と薄い紫色。 「どっちがいいと思いますか?」 と告げると、彼女は私の方を見ることなく。 「真ん中だ」 と答えた。 両手に服を持っていて、真ん中は私で。思わず悶えた。