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「ビニールプール」

 海に彼女を誘ったところ。


「数多人目に妾の玉のような肌が蹂躙されても良いのか!?」


 涙目になられたので、蔵から引っ張り出してきたビニールプールを広げ。水着で水を張っていると。いつの間にか彼女が浸っていた。

 こちらは、ホースを持って炎天下で水入れしているというのに。いらっとして思わずホースの水をかけたら、彼女のシャツが肌に張り付き透けて水着が見えた。

 なるほど、これが萌え、と納得していると水をかけ返された。


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