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「梅雨明け」

「こんなに晴れて、もう梅雨明けも間近ですね」


のんびりと居間でお茶をすすりながら言うと、彼女は自慢げに胸をそらして。


「なんぞ端女知らぬのか? 梅雨は明けておるぞ! てれびの者が申しておったわ」


多分、私が知らないことを自分が知っている、私に教えられるという優越感じみた感情なのだろう。それがまるで小さい子のようで愛しくて、つい頭をなでると。


「童扱いするでないわ!」


と手を叩かれたので頬にキスすると押し黙った。


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