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想い  作者: ルル
8/9

小さいぼく。

大きいあなた


小さいあなた


大きいあなたは少し灰色


小さいあなたは虹色なの


すこしずつ色が薄まって、すこしずつ何かがはいって。


きっと灰色になってしまったのね


灰色のあなたは

あなたのために


虹色のあなたは

きっと考えてはいなかったの


だって、きっと灰色のあなたは

きっと覚えててくれるんだねって


信じてるんだから


だってそうでしょう。


思い出せばきっと

虹色のあなたは笑ってくれるから


少しは小さな虹色

とっても、とっても小さな虹色。


もうどこかに行ってしまったのかな。


思い出してあげれるといいな。


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