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強くなりたい

諸々の事情で更新できずに申し訳ありません。

なんとか体の調子と体力が戻ってきましたので、ほそぼそと更新していきます。

一話ごとの更新量は減っても更新頻度は前のペースに戻したいと思います。


里を歩いていると一番初めにザックが目についた。

里一番の背の高さなので遠くからでもすぐにわかる。

僕らは小走りにザックに近寄って声をかけた。


「ザック。ムガン先生どこにいるか知ってる?」

「リオ! 身体の方はもう何ともないのか。」

「お陰様で今はなんともないよ。」

「そっか! そいつは良かった。」

ザックは僕の肩をパンパンと叩きながら自分のことのように嬉しそうに笑った。


「ああ、ムガンさんだったな。なら里外れの広場に行ってるぜ。魔獣が現れた日から毎日警備してくれてんだ。」

そっか。今まで現れたことのない魔獣が現れたなら警戒するのは当たり前か。


「わかった。ありがとう。」

「リオ!あの後から魔獣や魔物は見当たらねーが里外れに行くときはムガン先生なり、

 俺を連れて行けよ。倒せないまでもお前を逃がすことはできる。」

いつも飄々としているザックが今まで見たことのない真剣な眼差しで僕を見ている。


「わかった。気を付けるよ!」

僕らはザックに手を振って広場に向かった。


この里の人は僕のために命を張って守ってくれる。リディアももちろんそうだ。

だけど僕は僕のために誰かが犠牲になるのは嫌だ。

今回はグレーターヘルハウンド一匹のみだから良かったものの、複数現れた場合や

僕が寝ていた期間に新しい魔獣や魔物が来ていたらと思うとゾッとする…

だからもっと強くならなくちゃ。

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