0 プロローグ
はじめましてよろしくお願いいたします
プロローグです。
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目を覚ますと真っ白な空間に寝かされていた。
目が覚めるまでの記憶を少し整理させる。
「ふぁ~…ぁ、眠い…」
俺、緋村一騎は高校へ登校中だった。
イヤホンで音楽を聴きながらコンビニで買った焼き鳥を頬張りながら道を歩いていた。
そんな時に道の向こうに悪友二人を見つけた。
「おーいカズキ~」
同時に俺を捉えていたらしい。
「お~!」
手を上げて答えながら横断歩道を渡る。もちろん左右を確認し、よくある飛び込み車両がないのも確認してから一歩踏み出して…
唐突に車が出現した。
「はっ?…」
ドリフトをかましてきた車両にブッ飛ばされ電柱が迫り、目をギュッと閉じてグチャっという音を最後に意識が消えた。
そしてここにいる
ガバッっと起きる。
「よっしゃぁぁぁぁぁ!もしかして異世界転生か!?」
右を見た瞬間に目が合う
目の前で男性が口を開けて唖然としていた。
「女神じゃないだと!?」
この言葉で正気を取り戻したようで答えてくれる
「失礼…僕は女神様の部下でございます。起きたら伝えるようにお目付け役としておりましたので…伝えに参ります。」
そういうと男は消えた。
「女神がいて良かった…」
イヤ!そういってる場合じゃねぇよな?
少しボーッとしていると
「あら?起きられたようですわね?私は女神のアウラです。よろしくね」
扉が開いて現れた金髪美人な女神!
「あら嬉しいわ~」
頬に手を当てて喜んでる…絵になるわ~…じゃなくて
「もしかして異世界転生ですか?」
頬に手を当てたまま固まる女神様。
「えっと…もっと普通取り乱すのだけれど貴方大丈夫?」
かなり心配されているようだが答えは決まってる。
「全く問題ないです!剣と魔法のファンタジーな世界でお願いします!」
女神を苦笑させて俺の物語は始まった。
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楽しめるようにがんばるのでよろしくお願いいたします。